「やることが多すぎて、何から手をつけて良いのかわからない!」ってことありますか? そのような混乱状態のままで仕事をしても、最高のパフォーマンスは発揮できません。適度なストレス状態に戻すためのシンプルな対処法をご紹介します。
やることが多すぎて仕事が重なって、パニックに陥っています。
やる事が多すぎてやる気がおきない時ってありますよね。
考えているうちに時間だけが過ぎていって、結局何も手をつける事ができない状態で終わってしまうなんて事を、自分は良く繰り返していました。
膨大な量の前に、やる気がなくなって来ています。みなさんは、こんなときどのように工夫していますか?
やる事が多すぎて作業が進まない時のシンプルな対処法をご紹介します。単純ですけど、効果ありますよ!
▷ やらなければいけないことをすべて『書き出す』
やらなければならないことをすべて書き出します
「コーヒーをいれる」とか「子どもを学校に送る」というような、日常的なタスクも含めます。
頭に入っている、わかっているといわずに、すべてを紙に書き出す
漠然と、だが常に「しなくちゃいけない」と思い続けることは、メンタル面での疲弊につながる。書き出すことで、気持ちがすでに楽になってくる
思いつく限りを箇条書きしていく。そのときに頭に□を書く。
その仕事をやり終えたときに□を塗りつぶす。書き出す時のコツはどんなに小さなことでもどんどん書き出すことだ。とにかく思いつくままに書く。
▷ すべて書き出したら、やるべき順番に『並べ替える』
どの順番でやるかは人それぞれ
僕はタスク自体を減らす事に快感を覚える方なので、時間が少ないものからやっていきます。なので、1って書いてるのから並べる。難敵はラストにする感じ。目に見えてタスクが減るから気持ちいいし、そこに書いてある事が終われば終わりなんだから、ゴールも認識しやすいです。
仕事の緊急度と重要度は、仕事全体のことをよく考えてから判断したほうがいい
これば何も、急ぎの仕事よりも急ぎじゃない仕事を優先した方がいい、という話ではありません。ただ、緊急だということに惑わされて、何が重要なのか忘れてしまうことがあるということです。
あえて指針のようなものを出すならば、「最もやりたくないことを最優先せよ」
仕事を効率的に処理するための優先順位の付け方をまとめました。
▷ 並び替えたら他のことは考えず、『上から順番に取りかかる』
その紙に書いてあることだけに、集中して作業を行います。
その作業が終わったら、その項目を線で消していきます。あとは、これの繰り返しです
不安を「ほどよくやる気のある状態」にもっていく
「ヤーキーズ=ドッドソンの法則」という、心理学では有名な法則を図示したものです。人は、無気力ではもちろん最高のパフォーマンスを発揮できないが、緊張しすぎていてもダメで、最適な心の緊張状態というものがある、という法則です。
△ ヤーキーズ=ドッドソンの法則とは?
ハーバード大学生理研究所のYerkes(ヤーキーズ)とDodson(ドッドソン)が、ストレスと生産性の関係について示したモデル
ストレスが多すぎると情緒的混乱が起き、少なすぎると注意が散漫になるため学習パフォーマンスは低下します。
しかし、適度なストレスを受けているときには、学習パフォーマンスが最高水準にまで高まるのだそうです。
法則34 ヤーキーズ=ドッドソンの法則 。「覚醒レベルと学習効率の間には∩字型の関係がある。」覚醒レベルが上がると学習効率も上がるが、最適水準を超えると低下する。 適度なストレスが学習パフォーマンスを最高水準に高めてくれる。ストレスが強すぎてもダメ。寝起きのボーとした状態もダメ。
最高のパフォーマンスを発揮するためにも、「やることが多すぎる!」という混乱を避け、適度なストレス状態になることが大切です。
参考リンク