「豪雪地帯の人は何故引っ越さない？」←この質問に対する回答に納得

大雪が降ると交通機関が麻痺し、重みで住宅の屋根がつぶれたりするのです。

積もった雪が道幅をせばめ、交通渋滞や事故の原因にもなります。

雪が降り積もれば道路の雪かきや、屋根の雪下ろしといった除雪作業に追われ、大雪となればその負担は大きくなる。

玄関から門までをきれいにして、出勤の車を出せるように車を “発掘” して、家の周りの道路の雪をかいて…、その頃にはもう汗ビッショリ。

都会に生まれたらそこの生活が当たり前で田舎に生まれたらそこが当たり前。

雪のある暮らしが染み付いている。

雪国に住んでいたら、ここは良くないから他に行った方がいいよなんて言う人は誰一人いない。 自分で気づく者だけが、引っ越す。

豪雪地帯の最近の家はだいたい融雪の屋根なので屋根にのぼって雪かきする人は減ってきています。

札幌、仙台、新潟のような都市部では、行政による除雪が行き届いているので、そんなに苦しい越冬生活を強いられているわけでもない。

積雪時で除雪が必要な時、雪かきをすることが困難な高齢者や障害者の世帯等の、主に玄関から道路までの道付け等を行う。

先祖代々住んでいた土地を離れて、全く知らない所で暮らすのは相当なエネルギーが必要。

持ち家の人は、それを手放したり、売れるかどうかもわからないし、お金が第一ではなくても、引っ越して対応する余裕がない人もたくさんいます。

健康であればどんな仕事でも出来るといいますが、お金がないと精神的に不安定になります。

その場合は、半ば不安を抱えながら元の場所での生活を望むと言う、複雑な構図になっています。