お笑い芸人ドランクドラゴンの片割れである「鈴木拓」。彼は番組の出来事がきっかけでTwitterが大炎上を起こしたことがある。その後何度も炎上を繰り返しているが、今ではそれを楽しんでいる様子。なぜ、批判されても平気でいられるのかを探りながら、批判に負けない生き方を考えます。
そもそも鈴木拓とはどういう人物?
1975年、神奈川県綾瀬市に生まれる。ツッコミ担当だが天然ボケの部分があり、いじられキャラである。何かあるとその人の名前を叫ぶ「ラジオツッコミ」が得意。眼鏡以外に骨が突き出ている顔や色白であることなどを特徴としている
動物に嫌われやすい体質で、過去にコンビで出演した『天才!志村どうぶつ園』のロケ中に、キリンに殺されかかったエピソードやペンギンに威嚇されたエピソードを、相方の塚地が『人志松本の○○な話』にて披露している。
「クズ」「カス」「ゲス」「ゴミ」……等々、日夜浴びせられる罵詈雑言や数々の炎上騒動にも涼しい顔で切り返し、生き馬の目を抜く芸能界をしたたかに生き抜いている“芸能界一の嫌われ者”ドランクドラゴン・鈴木拓
Twitter炎上のきっかけ
Twitter民にはこれぐらいの火では収まらない?
事の発端は、フジテレビ系バラエティ「逃走中」でのこと。
「ハンター」と呼ばれる追っ手から制限時間内に逃げ続け、
逃走時間が長引く毎にアップする
賞金の獲得を目指すという主旨のゲーム。
最後まで逃げ切ると満額を獲得できるが、
ゲーム途中でのリタイア(自首)も可能となっており、
エリア内にある専用電話から申告をすることで、
ゲームから離脱するとともに、
それまでの分の賞金も得ることができるというルールがある。
ドランクドラゴン鈴木拓はこの2時間逃走目前の獲得賞金130万2千円で自首を行いました。これが原因で放送後Twitterが炎上。
その後、事あるごとに炎上を繰り返す…。
しゃべらなければ…。
お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓(37歳)が、出演した6月30日放送のバラエティ番組「戦闘中」(フジテレビ系)での行動が原因で“炎上”。今回は放送前から炎上を予告
逃走中だけでなく、戦闘中でもその行動に批判的な声が集まった。
今回の炎上の発端は、2013年10月13日にフジテレビで放送されたドッキリ番組「アバケン」だ。
鈴木の口の堅さを試すドッキリだったが、あっけなくしゃべってしまった上に、ごまかそうとする態度が炎上につながった。
本人はだんだん慣れてきている。むしろ楽しんでいる!
J-CASTニュースが「ドランク鈴木、また炎上 本人は『炎上でもして暖まろう』と意に介さず」と報じたことで騒ぎが広がり、一時はポータルサイト「Yahoo!(ヤフー)」のトップページにも記事が載った。
同じく頻繁にツイッターが炎上する南海キャンディーズの山里亮太さんから心配されると「安心して火の扱いには慣れてきたから」と余裕を見せた。
「ツイッターで俺のこと超悪口言ってるやつにフォローして返事すると、気分がよくなって味方になってくれる。それどころか俺への攻撃を撃ち落としてくれるんです」と、ネット上の敵をいつの間にか味方に変えてしまうテクニックを駆使しているという。
、「自分ではクズだと思ってないですが、これもお金に換えなきゃなと思いますね」と、したたかに自分のキャラクターとして生かしているようだ。
人は批判されるとどうなるか?
普通はこんな感じ?
人は批判されると大体の人が悩み、考え、苦しみ、更には生きる気力を失ってしまう人までいます。人は強いようで、はかないものでもあります。
上司でも部下でも同僚でも、 自分が批判されると、その人を嫌いになります。
この嫌悪感は、自己否定に対して、それを心理的に取り戻すための反発心といえます。
このような嫌悪や憎悪は自分を守るために防御反応なのです。
何度も何度も繰り返し批判・否定されると、「こんなにいつも怒られてばかり、なんて自分はダメな人間なんだろう」というような心理に陥ってしまう場合があります。
「あなたは誰かに腕を引っ張られて無理やリどこかに連れて行こうとしたら、力いっぱい抵抗するだろう。なのになぜ悪口や批判を受けた時は、相手の思うままにそれを受け入れてしまうのか」
ストア哲学という分野の本に載っていた言葉だそうです。
批判に負けない思考とは?
批判を恐れない人間が成功する。成功する人間と平均的な人間との違いの一つは、批判にどれくらい耐えられるかだ。平均的な人間はあまり多くの批判に耐えられない。
他人から批判されたときは、まず冷静に、謙虚に、その批判が正しいものであるかどうかということを判断する必要があります。 正当な批判であれば、むしろ相手に感謝しなければならないのです。
イチローなんかはこのタイプです。
批判されたり、非難されるということは、認められた…ということ。
他人から批判されることへの怖れをなくす方法は、自分にとって何が正しく、何が間違っているかという考えをはっきりさせ、なおかつ他人の意見も聞き入れる柔軟さをもちあわせることでしょう。
全てを真に受けてはいけません!
批判している側が、批判されている側よりも正しい、とか立派である、とは限らない。
実際に擁護する声が多くなっていったのも事実ですし、批判している側への意見も沢山ありました。
「批判をするということは、その問題に関心があるということだから、むしろ、そういう人を積極的に巻き込んでいくべきだ」
視聴者を巻き込むその姿は、まさにこの言葉通りですね。
批判とは、人や物事の間違いや悪い部分を指摘し正すことを言います。
その後もしっかりと芸能界で生きている!
きっちり「仕事」をこなしています!
笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓(39歳)が5月28日、著書「クズころがし」(主婦と生活社刊)の発売記念サイン会(福家書店新宿サブナード店)に15人しか応募がないことをTwitterで嘆いている。
僕がこう言ったり本で書いていても「どうせ自分にはムリだ」「鈴木みたいなクズだから実行できるんだ」って言うと思う
会社や学校で人付き合いが充分に上手くいってる人、仕事が順調な人、処世術に自信のある人に読んでもらって、「あぁなるほど」「今までの私のやり方で合ってたんだな」って“答え合わせ”に使ってもらえりゃいいかなと思います。
自分の弱みをみせることがしたたかに生きていく手段だと悟ったという
一例として挙げたのが「自分のハードルを目いっぱい下げること」。出演しているドラマでは「覚えられないから」と脚本家にセリフを減らすように懇願したという。「セリフが少ないのに同じ金額がもらえる。タレントとしては駄目かもしれないですけど、ビジネスマンとしては成功だと思う」とあっけらかんと話した。
「実はかなり口が立つので意外と面白い。勢いでしゃべっているようだが、どう見られているかは計算している。『まれ』には塚地も出ているが、決してバーターではない」