古くなったPCは簡単に捨てることができないため意外と面倒です。でも、きちんと処理しておかないと後々トラブルにつながる場合もあります。そこでPCを廃棄する前にやっておくことを調べてみました。
PCの処分は危険がいっぱい
データの紛失、流出、いろいろな危険が伴います。
処分する前に確認しておくこと
廃棄するパソコンは、法律によってメーカーによる回収が義務付けられているため、自治体のごみ収集に出すことはできません。
PCリサイクル法が適用されているか確認する
PCリサイクル法が適用されているパソコンは、無料で販売したメーカーが責任を持って回収します。適用されていない場合は有償となります。
(確認できるサイト:http://www.pc3r.jp/)
処分する前にパソコンの年数を確認する
状態にもよりますが、購入して5年以内のパソコンならリサイクルや処分業者にまわさなくても下取りに出したり、中古パソコンとして売れる可能性も十分にあります。
パソコンメーカーに連絡して廃棄を依頼する
各メーカーは自社のPCを下取りしてリユースしているところが多いのです。代金を現金やサービスポイントで支払ったり、新規に購入するパソコンの代金から差し引いたりすることもあります。
パソコン内には、知人のデータや、思い出が詰まった写真データ、お気に入りの音楽データなどたくさん残っているもの。必要なデータは新しいPCでも使えるようにしましょう。
大事なデータを外付けHDD、USBメモリーなどにバックアップしておく
普段からバックアップを習慣付けておけば廃棄の際も楽です。
古いパソコンから新しいパソコンへデータを移行する
Window7、8なら「Windows 転送ツール」が標準で付属してます。
(データ移行の手順はこちらのサイトからhttp://blogs.msdn.com/b/jpwin/archive/2009/06/08/test-windows-7-windows.aspx)
何より大事なデータの消去
リサイクルする場合でも、データ消去は自己責任というかたちになります。個人情報が漏れないようにするためにもしっかり消去しましょう。
リカバリCDでパソコンを工場出荷時の状態に戻す
プログラムが入っていた領域は購入時の状態になります。ただし、データを記録していた領域のデータ消去は行っていません。特殊なソフトで読める可能性があるので注意が必要です。
市販の完全消去ソフトを利用する
HDD本体をパソコン内から取り出すのが難しいノートパソコンや、外付けHDDの処分は、市販のファイル完全消去(抹消)ソフトを利用しましょう。