自分の立場に依存した発言が、ポジショントークです
意味は?
ポジショントーク(position talk)
ネット上言論上における用法で、自分の立場(所属団体勤務先など)を明らかにして特定の事物に言及する行為。
逆に、ネット上で匿名特定の事物を褒めたりけなしたりする行為は「隠しポジショントーク。
分かりやすく
新聞記事、ネットの記事、
証券会社の出す株式レポートの記事は
ほとんどが
ポジショントークだな!
人々の気持ちを盛り上げる為に
何か仕組んでる。
元ネタは?
ポジションとは、主に信用取引で使う用語で、買い玉(信用で株を買っている)あるいは売り玉(信用で株を売っている、空売り)を保有している(ポジション)状態を指します。例:買いポジを保有。
で、自分が買い玉を持っていれば、騰がることを望んでいるわけで、そういう人が下がる話はしないですね。売り玉ではその逆です。
ポジショントークというのは、自分が持っているポジションにとって有利になるように話す、あるいはその話を指します。
ビルロジャースやアセットワンのファンマネなんて典型でしょう。
政治や時事ネタで例えると
時事ネタで言えば
消費税10%に関してのことを考えるとわかりやすいかもね
10%に上げたい人は今の経済を天候のせいとか
円安のせいだとかいろいろと言って実はそんなに悪くわないって言うでしょ
そして
上げたくない人は消費税8%にしたせいで今の経済はガタガタだって言うでしょ
このように自分の都合が良いようになるように事実の一部分を誇張したり嘘をついたりしたゆがんだ情報発信ってこと
株や投資で例えると
わかりやすい例えで言うと、
A社の株券を買った株主は、自分の株を値上がりさせるために
「これからはA社の時代だ」と発言する
A社のライバルであるB社の株券を買った株主は、B社の株を上げるために
「A社の時代なんかとっくに終わってる」と発言する
そういうデマの流し合いのことです
ビジネスで例えると
直接的な収入に関わらなくても
たとえば中国に大規模工場があるA社の社員なら
「日本の海外進出は重要だ。大きな市場がある国でビジネスをしなくてはいけない」と言うだろうし
インドネシアやベトナムに工場があるB社の社員なら
「中国は不安定な国だからあまり依存するのは危険だ。東南アジアに広く進出する企業には将来性がある」と言うでしょう
そういう、今の自分の立場ありきの恣意的な発言が、ポジショントークと呼ばれています