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2chで語り継がれる怖い話。【くねくね】

怖い話

2chで語り継がれる怖い話

体をくねらせるように動く正体不明の物体とされる。生命体であるのか、或いは幽霊や妖怪の類であるのかについては積極的に議論されていないようである。
一般にくねくねは次のような内容で語られている。

色は白い。稀に黒いくねくね(らしきもの)を見たという話もある。

人間とはかけ離れた動きで体をくねらせる。

真夏の水田や川原など水辺で目撃されることが多い。

くねくねを遠くから眺める程度では問題は無いが、詳細が判る程に見つめて、それが何であるかを理解すると精神に異常を来たす。

既にくねくねの存在を知っている者(地元在住の老人などのパターンが多い)から「もしそういう物を見たなら近づいてはいけない」「見てもその事は早く忘れなさい」と警告を受ける。

実際に2chに書き込まれたくねくねの話①

くねくねの話①

秋田の帰省時

103 名前:餅持ちプラチナ : 04/08/08 22:39 ID:7Z6K7XkI

これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。
都会とは違い、空気が断然うまい。
僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と田んぼの周りを駆け回った。
そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。
と思ったら、気持ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。
僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい風が吹いてくるんだよ!』と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。

すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。
その方向には案山子(かかし)がある。『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、

兄は『いや、その向こうだ』と 言って、ますます目を凝らして見ている。
僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと見た。
すると、確かに見える。
何だ…あれは。
遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
しかも周りには田んぼがあるだけ。近くに人がいるわけでもない。僕は一瞬奇妙に感じたが、ひとまずこう解釈した。
『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かったから、農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』

兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた
風がピタリと止んだのだ。
しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。

兄は『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』
と驚いた口調で言い、気になってしょうがなかったので、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。

兄は、少々ワクワクした様子で、
『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、はりきって双眼鏡を覗いた。

すると、急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、ついには持ってる双眼鏡を落とした。
僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。
『何だったの?』
兄はゆっくり答えた。
『わカらナいホうガいイ……』
すでに兄の声では無かった。

兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。

104 名前:餅持ちプラチナ : 04/08/08 22:46 ID:7Z6K7XkI

僕は、すぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと、落ちていた双眼鏡を取ろうとしたが、兄の言葉を聞いたせいか、見る勇気が無い。しかし気になる。
遠くから見たら、ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。
少し奇妙だが、それ以上の恐怖感は起こらない。
しかし、兄は…。

よし、見るしかない。どんな物が兄に恐怖を与えたのか、自分の目で確かめてやる!

僕は、落ちてる双眼鏡を取って覗こうとした。
その時、祖父がすごいあせった様子でこっちに走ってきた。
僕が『どうしたの?』と尋ねる前に、すごい勢いで祖父が、
『あの白い物体を見てはならん!見たのか!お前、その双眼鏡で見たのか!』

と迫ってきた。

僕は『いや…まだ…』と少しキョドった感じで答えたら、祖父は『よかった…』と言い、安心した様子で、その場に泣き崩れた。
僕は、わけの分からないまま、家に戻された。
帰ると、みんな泣いている。

僕の事で?いや、違う。
よく見ると、兄だけ狂ったように笑いながら、まるであの白い物体のようにくねくね、くねくねと乱舞している。
僕は、その兄の姿に、あの白い物体よりもすごい恐怖感を覚えた。
そして家に帰る日、祖母がこう言った。
『兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。

あっちだと、狭いし、世間の事を考えたら数日も持たん…うちに置いといて、何年か経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ…。』
僕はその言葉を聞き、大声で泣き叫んだ。
以前の兄の姿は、もう、無い。また来年実家に行った時に会ったとしても、それはもう兄ではない。
何でこんな事に…ついこの前まで仲良く遊んでたのに、何で…。
僕は、必死に涙を拭い、車に乗って、実家を離れた。
祖父たちが手を振ってる中で、変わり果てた兄が、一瞬、僕に手を振ったように見えた。
僕は、遠ざかってゆく中、兄の表情を見ようと、双眼鏡で覗いたら、兄は、確かに泣いていた。
表情は笑っていたが、今まで兄が一度も見せなかったような、最初で最後の悲しい笑顔だった。
そして、すぐ曲がり角を曲がったときにもう兄の姿は見えなくなったが、僕は涙を流しながらずっと双眼鏡を覗き続けた

『いつか…元に戻るよね…』そう思って、兄の元の姿を懐かしみながら、緑が一面に広がる田んぼを見晴らしていた。

105 名前:餅持ちプラチナ : 04/08/08 22:46 ID:7Z6K7XkI
そして、すぐ曲がり角を曲がったときにもう兄の姿は見えなくなったが、僕は涙を流しながらずっと双眼鏡を覗き続けた。
『いつか…元に戻るよね…』そう思って、兄の元の姿を懐かしみながら、緑が一面に広がる田んぼを見晴らしていた。
そして、兄との思い出を回想しながら、ただ双眼鏡を覗いていた …その時だった。
見てはいけないと分かっている物を、間近で見てしまったのだ。

中途半端ですが、書き込んだ人間はこれ以上の書き込みをせずに消えました。

実際に2chに書き込まれたくねくねの話②

くねくねの話②

山での釣り編

6 :本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 14:47:35 ID:0eKwJX+fO
昨日の事なんだけど。
仕事が休みで、山に一人で釣りに行って変な物見た。

去年一昨年に、何回か友人や嫁と遊びにその川へ行ったんだけど、
昨日はヒマを持て余してる友人もいなく、たまたま一人で行くことに。
10時に家を出て、昼頃から釣り開始。
夕方からかなり釣れだして、嫁には5時には帰るって言ってたんだけど、
夢中になりすぎて気付いたら6時過ぎだった。

山奥なので木が生い茂り薄暗くなってきたので、帰り支度を始めようかなーと思ってたら、
急な寒気に襲われて、やっぱ山寒いわーとか思って脱いでた上着を着ようとした瞬間、
上流の方に気配を感じ目を向けると、小学生くらいの子供?(人っぽかった)みたいな感じのが立ってた。
思わず目を擦って確認したけど、やっぱりいた。
服を着てないのか 真っ白で山林の風景に浮いて見えた。
幽霊とか信じてないし、その物体をそういう類の物と思いたくなかったし、
ましてやそれが何なのか、うやむやなまま帰るのも嫌だったんで、
恐る恐る近づいてみると、その物体は上半分だけグネグネ動いてこっちを見てた。
手を上に上げて、かなりの速度で動いてたんで、ワインの栓抜きみたいな螺旋に見えた。
何物なのかハッキリとは確認できなかったけど、
この世の物とは思えない光景に鳥肌が立ち、まじでヤバイと感じた。

7 :本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 14:49:25 ID:0eKwJX+fO
その瞬間猛烈な吐き気に襲われて、意思とは関係なく嘔吐。
その場によろめき、はいつくばって車まで行きました。
もちろん絶対に振り向きませんでした。

何とか車にたどり着き、時計を見ると7時過ぎ。
外から何やら、「オーイ」「オーイ」とたくさんの声が聞こえる。
そこから記憶が無く、嫁が心配して探しに来てくれたみたいで、記憶が無い間、寝ていたのか嫁に起こされて帰宅。
家に着いたのは10時過ぎでした。

今は脱力感が凄く、今日は会社を休みました。
あれは何だったのか、今でも鳥肌と寒気が消えません。
最悪な事に釣り具置きっぱなし。
取りに行くなら今日しかないんですが、勇気が出ません。
道具高かったのに。

117 :本当にあった怖い名無し:2009/06/05(金) 18:53:45 ID:DXRnwgV4O
>>7の釣り人です。
お祓い行ってきました。
菊地さん(霊媒師)によれば、
「○○君(自分の名前)は運が悪かった。でも無事だったのは不幸中の幸じゃね」とのこと。

あれは何だったのかと聞くと、「見てはいけないもの」とだけ言われました。
菊地さんの、恐れているのか安心しているのか分からない微妙な表情を見てると、
それ以上は怖くて聞けませんでした。

例の奴は大丈夫だけど、他の霊がとりついているとのことで、お祓いしてもらまいた。
お経みたいなのを唱えた後に、体中を先っちょにシャンシャンって音がする鉄のついた棒で叩かれまくりました。

今は安心したのか、落ち着いてきて体調もいいです。
ここのみんなに色々アドバイスいただいたおかげで、早めに対処できて良かったです。
ありがとうございました。

実際に2chに書き込まれたくねくねの話③

くねくねの話③

137 :別サイトより転載:03/12/26 18:01
最近コチラのサイトを知り、色々読んでいたのですが、
『くねくね』とか『分からないほうがいい』を読んで、本当にびっくりしました。
自分も同じ様なモノを見た事があったので。

小学校1年生の夏休みに、確かお盆で曾祖母の家に行っていました。
曾祖母の家は、近くに国道は走っているものの電車なんて一本もない田舎です。
父は3人兄弟の長男で、今回の法要は曽祖父のものでした。

一通り法要も終わり、父と田んぼの周りで遊んでいた時の事。
遠くに白い人間が立っていたのです。
正確には人間でなかったのかも知れません。
ソレはクネクネというよりも、風に全身がなびいている感じで、お話の様に踊っている様にも見えました。
そう思うと突然小さくなったり、また元に戻ったりと、奇妙な動きをしていました。
父は気付いていない様子だったので、「お父さん、あれ何?」と言って指を指しました。
父はそれを見たとたん、僕を抱えて物凄い速さで家まで走りました。
あまり足の良くない父が必死になって汗だくになって走ったので驚き、途中何も言えませんでした。

138 :別サイトより転載:03/12/26 18:03
曾祖母の家に着いてしばらくしてから、父に「あれは何だったの?」と聞くと、
「知らなくてもいい事なんだよ。絶対に友達なんかに喋っちゃ駄目だよ」と言われたのですが…。
その日から3泊程度、曾祖母の家に泊まる予定だったのですが、
急に父が「帰るぞ」と言い、帰る事になってしまいました。
いつもは帰る日になっても、「もっと泊まっていきなさい」と言ってくれる曾祖母も止めなかったので、
幼心ながらにも、何かおかしいなと思いました。

自分の家に帰って間もなく高熱が出て、
病院では「何が原因か分からりませんが、肺炎です」と診断され、しばらく昏睡状態に陥りました。
結局、病院は手の施し様が無いと言って、ひたすら栄養の点滴をしていただけだそうです。
突然意識が戻ってから2週間程度で退院できました。
しかし医者は「原因がわからない」と言って、しばらく通院させられました。

そしてそれ以来、僕は一度も曾祖母の家には連れていってもらえませんでした。
親戚の葬式にも参加できませんでしたし、一家でお盆も正月も帰省する事はなくなりました。

母から聞いた話なのですが、父には一人姉がいて、どうやら父と姉はアレを目撃してしまった様なんです。
そして姉がそれを見ようとして近づいていき、姉だけが行ったそうです。
しばらくすると姉は帰ってきたのですが、終始ぼーっとした表情のまま、まるで廃人の様になってしまったらしく、
父が小学校3年生の頃、姉はどこかに連れていかれてしまったらしです。
母も父に結婚する前、一度だけ聞かされた話らしいのですが、
皆さんが目撃されたものと同じものじゃないかと思います。



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