仕事でもプライベートでも信頼を得るのは大事ですが一朝一夕にできるものではありません。あの人に任せても大丈夫だと相手から評価を得て、頼りになるには日々の行動の積み重ねが大事となってきます。そして相手に関心を持ち、相手の身になって行動することが大事となってきます。
自分に対して興味を持ってくれている相手とそうでない相手、前者に良い印象を持つのは当然です。自分に対し関心が無い相手のことを信用したり、頼りにすることは難しいですよね。
信頼関係の基本は、お互いに思い合うこと。片方がもう片方に関心を持っていないのでは成り立ちません。良好な信頼関係を築きたい時は、その相手を気にかけることを心がけましょう。
・褒めるなどして、相手が喜ぶ言葉をかける
相手に良い気分になってもらうというのも、信頼関係の構築においては大切なことです。一緒にいるのが心地いいと思ってもらえるように、相手の良い所は積極的に褒めるようにして喜んでもらいましょう。
ポイントは、普段から相手に対し関心を持つこと。普段から関心をもって相手と接していれば、相手の良い部分が鮮明に見えてくるはずです。相手の悪い所ではなく、良い所探しをするように心がけましょう。
・相手の予想を上回る成果を出す
信頼してもらうには、相手の期待に応えることも重要です。時には相手の想定を上回る成果を出すことで、信用できるだけでなく「頼りになる」一面もアピールしましょう。
特にビジネスシーンにおいては、信頼関係と仕事の成果が密接に関係してきますので、相手がどのくらいの成果を求めているのかを、把握しておくことも重要です。期待に応える人は、信頼に応える人ともいえますね。
・常に相手の身になって話をする
自慢話や愚痴を聞くのは辛いものです。気が利く人は、会話中に相手の態度や表情から相手がどんな気持ちで話を聞いているかを考えます。相手の反応に合わせて話の方向性を変えたり、話題自体を変えていくのです。
聞き手も、話し手の気遣いに気付かないなら気づかないで気分良く会話できるし、気付いたとしても「自分に合わせてくれているんだ」と好印象を抱くでしょう。話し上手は気遣い上手なので、信頼を集めるのも得意です。
・見た目やマナーがしっかりしている
「誠実である」ということは、見た目やマナーから判断されることも少なくありません。清潔感のある身だしなみやマナーも「信頼のおける人」として見てもらえる重要なポイントです。
・責任感があり、ムラがない
責任感というと、最後まであきらめない、人のせいにしないということが一番に挙げられるかと思いますが、それ以外にも「ムラのない人である」ということも重要です。
たとえば、とても熱心に仕事に集中している時と、ダラダラしている時の差が激しい人は「責任感のある人」として見てもらうことはできません。常に一定のペースで仕事ができる人は「責任を持って仕事に取り組んでいる」という印象を周囲に与えます。