スポーツタイプの自転車は、値段や見た目だけで選ぶと後悔しがちです。通勤や休日のサイクリングに、最初の1台目に買うべき、本当にオススメできるクロスバイクをご紹介します。
スポーツサイクルはママチャリと比較するとやはり高価です。
しかし、高いには訳があります。
Amazonで安くて評価の良い物を買えばいいんじゃない?
一番やってはいけない間違いです。
Amazonでクロスバイクなどを購入した人は、間違い無くきちんとした自転車に乗ったことがない人です。良い物を乗ったことのない人の意見を真に受けると、『安物買いの銭失い』になります。
どんなにAmazonで評価が高くても、”安くて良い物を買った”のではなく、”安いものしか知らずに満足しているだけ”、です。
これは断言できます。
高い自転車は何がいいの?
最大の違いは、『軽い』ことです。
これは最大の武器です。最も普及しているGIANTエスケープR3は、大きめのサイズで、わずか「10.9kg」です。これはママチャリの半分以下!男性なら、歩道橋を片手で持ち上げて渡れる重さです。小さいサイズなら、女性がマンションの玄関までエレベーターで楽々運べる重さです。
この『軽さ』が推進力を生み、長距離の走行を簡単にするのです。
ドンキでちょっとかっこいいやつ買えばいいでしょ?
あまり否定はしたくありませんが、よく売っている自動車メーカーの名前が入っているモデルなどは、そのメーカーのファンでもない限り、選ぶ価値はありません。
OK、わかった。で、何を買えばいいの?
正しい自転車選びは、自転車の専門店に行って、スタッフに相談し、実際にまたがって決めて下さい。
相手は自転車マニアですから、少し聞けば色々と親身に相談に乗ってもらえます。
予算に余裕がある人は、いくらでも高価なものを試乗して選ぶと良いです。
先述の通り、値段と性能は比例します。
ここでは、スポーツサイクルに乗ったことのない人の為に、一番無理なく購入でき、長く付き合えるクロスバイクを紹介します。
毎年買い換えるようなものではないので、あまりケチらず、よく選びましょう。
以下のモデルは比較的手に入りやすく、かつ本格的な自転車メーカーのビギナー向けモデルです。
Giant – ジャイアント
定価:¥52,500
クロスバイクの大定番です。ほとんどの自転車店で取り扱いがあるため、修理やメンテナンスも容易。コストパフォーマンスも最高です。R3.1はR3のカスタムバージョンで、カラーもオシャレになっています。
ライフスタイルにカラフルでスピーディな風を吹き込む、 ベストセラークロスバイクESCAPE R3のカスタムバージョン。
例えば、週1回だけ自転車で通勤してみる。ある時は通勤ルートから外れて評判のレストランに寄り道してみる。…初めてのスポーツバイクにピッタリな1台。
ANCHOR – アンカー
定価:¥50,800
国産のブリヂストンから、最初の1台にピッタリのカスタムクロスバイク。一般的には別売りのライトやロック、スタンドまでを標準装備。買ってすぐ乗れる1台。グリップシフトの下位モデルではなく、トリガーシフトのS5がオススメです。
スポーツバイクの本格的な走りを、もっと手軽に
ルックスにもこだわりながら、スポーツバイクの走りをより手軽に楽しむことのできるモデル。新たにフレームサイズも充実し、選べる4つのカラフルなフレームには、こだわりのカラーパーツをアッセンブル。全車標準装備のLEDランプ、キーロックに加え、普段使いを考慮したセンタースタンドを装備している。
SCOTT – スコット
定価:59,000円
MTB(マウンテンバイク)に近い乗り心地のクロスバイク。タイヤの幅が広く、スピードを出すよりも、短距離の街乗りに向いていると言えます。カラーも豊富で女性にもオススメです。
MTB系クロスバイク、サスペンションフォークをはずして軽量に、タイヤは細すぎず、太すぎず、走る場所を選ばない。
リア 8速 Vブレーキ 人気モデルです。カラーも豊富。マチノリ、通勤、フィットネス。かっこいい普段乗りからサイクリングも。
FUJI – フジ
定価:¥78,750
FUJIからドロップハンドルが選べるカスタムモデルが登場。毎日20分以上程度の通勤や、休日のロングライドにも最適な、よりロードバイクに近い感覚の完成車です。
クロモリバイクの金字塔 ストラトスシリーズ。ノスタルジックなデザインはシチュエーションを選ばないライフスタイルバイクの決定版。気軽に乗れるフラットバータイプと、よりスポーティなドロップハンドルタイプをラインナップ。
Bianchi -ビアンキ
定価:¥76,650
イタリアのメーカーらしい爽やかなブルーで人気の、世界最古の自転車メーカーです。若干高価なROMA2がタウンユースでは一番人気で、あちこちで本当によく見かける定番モデルです。
ROMA2(ローマ2)は初めてスピードバイクを乗る方にも安心感があるように設計。700Cx28Cと細めだが安定感のあるタイヤを搭載し、 軽い走行感を比較的気軽に味わえるのが特徴です。
GIOS – ジオス
定価:¥ 65,100
鮮やかなブルーカラーと細身のフレームが特徴的なGIOS(ジオス)からは、「PURE FLAT」が通勤や街乗りにピッタリ。イタリアメーカーらしいお洒落なデザインが定番のモデルです。
通勤通学など老若男女問わず幅広い世代から支持を受けているベストセラーフラットハンドモデル。
出典http://www.job-cycles.com/gios/collection/detail/crossbike/pureflat/
TREK – トレック
定価:62,000円
アメリカの自転車ブランド、トレック(TREK)は、比較的男性的なデザインが特徴。プロロードレーサーからの評価も高いメーカーです。
高い人気を誇るFXは、最高のフィットネスバイクと呼ばれている。ローディー、コミューター、フィットネスフリーク、サンデーライダーなどあらゆるサイクリストから愛され続けている。
一緒に買うと良い物
クロスバイクは完成車での販売がほとんどですが、それでも必要最小限な装備しか付属していない場合がほとんどです。
同時購入すべきグッズを最低限ご紹介します。
ワイヤーで走行中も車体にコンパクトに収納できるものがオススメです。
専門店に行くと、おしゃれなカラーのものもたくさん出ています。
ライトは前後に必ず装備して下さい。
無灯火は本当に危険です。
サイクルライトは、前を照らす為ではなく、前後の車に自車の存在を知らせる為に点けるものです。
無灯火で車道を走ると、車に後ろから突っ込まれます。
本当に危険なので、無灯火は絶対にやめて下さい。
クロスバイクはフレンチバルブ-仏式バルブといって、ママチャリとは空気入れの先端の形状が違います。
メーター付きのもので安いものが出ていますので、購入して、定期的に空気を入れるようにしてください。空気が少ないと、あっけなくパンクしてしまいます。
どのくらい空気を入れたらよいか、購入時に自転車屋さんに確認して下さい。
これだけ揃えれば十分です。
あとは、スタンドや泥よけといったものが付属していませんので、スタイルに合わせて購入して下さい。
通勤・通学に使用する場合は、なるべくヘルメットも着用するようにして下さい。
それでは自転車生活をぜひ楽しんで下さい!