斎藤佑樹とは?
先日メジャーリーグの名門のニューヨークヤンキースと7年間で161億円の契約を結び、今や世界の田中となった田中マー君(田中将大)だが、
高校時代に田中マー君よりも注目を浴び、連日連夜スポーツ誌の一面を飾っていた人物がいる。
現在、北海道日本ハムファイターズに所属している斎藤佑樹投手だ。
当時は甲子園高校球児らしく真直ぐ謙虚に野球に取り組む姿勢がとても爽やかで、惜しくも準決勝で敗れたものの素晴らしいピッチングが評価され、そんな彼を世間が見逃さず汗をハンカチで拭う姿から『ハンカチ王子』なんて呼ばれていた。
ちなみに『ハニカミ王子』と呼ばれたプロゴルファー石川遼選手のニックネームよりも前につけられており○○王子の第一人者となっている。
当時は、ジャニーズに引けを取らないくらい中高生からおばちゃんまでが虜となり、彼を応援した。
定価400円の同種類のハンカチがヤフーオークションで1万円の値段で競り落とされたり、百貨店でハンカチが飛ぶように売れ、ジャスダック上場のハンカチメーカーの川辺という会社の株が値上がりしたりと、社会をも大きく動かした。
高校でライバルとして投げ合った2人だが、高校卒業後、田中マー君は野村監督率いる東北楽天ゴールデンイーグルスへ、斎藤佑樹は早稲田大学教育学部へと進み、それぞれ違うピッチで野球を続けた。
田中マー君は野村監督の元でメキメキと頭角を現し、去年前人未到の開幕24連勝を飾り、冒頭でも述べたニュヨークヤンキースへと駒を進め、私生活でも元アイドルの里田まいと結婚しており、まさに順風満帆な日々を送っている。
一方、斎藤佑樹投手は大学時代は1年生からエースとして好投を続け、4年連続ベストナインに選ばれ世界大学野球選手権、日米大学野球選手権それぞれに4年連続選出され、偉業を成し遂げた。
その後、10月28日に開催されたプロ野球ドラフト会議にて、東京ヤクルトスワローズ、北海道日本ハムファイターズ、千葉ロッテマリーンズ、福岡ソフトバンクホークスの4球団が1位指名し、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得。そのまま日本ハムファイターズへと入団を決めた。
プロ入り後もオールスターに選出され、数々の賞を受賞し、2年目には開幕投手として完封勝利を飾るなど、高校・大学時代と変わらぬ活躍ぶりで世間の注目を浴びた。
しかし、2012年6月6日のバースデー勝利を飾った後から事態は急変する。
6戦連続で勝ち星から遠ざかり、1軍登録抹消後、2軍で調整を続けるも1勝5敗。2013年も2軍で1勝3敗、防御率8.61のクズのような成績でシーズンを終了した。
これだけなら、ただの長く先の見えないスランプに陥った投手として、サエサラで取り上げる事もなかったであろう。
彼はこんなスランプに陥っていながら、根拠のない自信を持ち、マスコミやテレビ番組の取材に対して高校球児時代の謙虚さを一切感じさせない、名言(迷言)やビッグマウス発言を吐き続けているのだ。
その姿はとても滑稽で2ch(2ちゃんねる)などでネタになり、当時とは違った意味で世間を騒がしている。
前置きが長くなったが、今回はそんな斎藤佑樹に着目した記事だ。
まずは数々の名言(迷言)集をご覧いただこう。
斎藤佑樹の名言(迷言)集
【大学時代編】
「大勢の観客の中で投げるのに慣れた。今じゃあれがないと物足りない」
「甲子園の決勝再試合はいい加減に放っていた」
「今日は観衆が思ったより少なかった。自分ならもっと集められると思う。自分なら神宮を満員にできる」
「アナウンサーやスポーツキャスターにも興味がある」
「他にもデザイナーとか設計士もいい。留学して英語も話せるようになりたい」
「秋頃のフォームに戻れば自分は今でも普通にプロで通用するレベルにいる」
「政治や経済も勉強している。いつかは自分が指導者となって日本を潤したい。でも今は僕の投球や話題で全国を明るくしたい」
「大学野球くらい今の自分なら普通に抑えられる」
「六大学にはライバルと思える人はいない」
「自分が調子が悪くても抑えられる大学野球のレベルに萎えたのは事実」
「大学野球の投手は大した事ない」
「いつか27奪三振完全試合を達成して、斎藤の名を世界に轟かせたい」
「イメージを崩せないのでまじめに話します」
「俺がいる四年間は再び早稲田の黄金時代を築きたい」
「わが早稲田は一生勝ち続けます」
「やっぱり、まだ何かを持っているなと思います。六大学(の春季リーグ戦)が終わって、運を使い果たしたころかなと思っていましたが、使い切らないものですね。一生何か持っている、こういう人生なのかなと思います」
「10年後は、イチローさんや松井さんのように注目されても構わない。対戦したら抑える自信がある」
「不敗神話と最近そう言われてその気になっていた。もう少し謙虚にならないといけないと思った」
「経験を積んで、MLBの舞台で松坂さんと投げ合いたい」
「高校時代、このキャッチャーで夏までいけるのか?と思った 」
記念交流試合で斎藤君から安打を打った坂本に対して「差は感じなかった」
日本球界で日本人は誰も160キロ出した人いないにもかわらず 、アメリカの大学との試合後、アメリカ選手の豪速球を目の当たりにした斎藤君は
「いずれ160キロ出してみたいです」(そもそも斎藤君は150キロも出ていない)
当時超高校級の怪物といわれていた中田翔に対して、「甘いボール投げなければ打たれない自信があったし駆け引きは必要なかった」
早稲田摂陵中・高で講演を行った時「将来は政治家になりたいと思っています」(会場がどよめく)
出典:http://www.logsoku.com/r/sposaloon/1264943546/
【プロ野球編】
「早稲田にいた証を、契約金の一部で示したい」
「カイエン乗りてぇ。青山に土地買うってヤバイですか?ビッグになろう」
「チャリティー活動をやりたい。病気の人や子供の為に」
「20年で200勝したい」
「(記者に)”斎藤世代、襲来”っていう見出しはどうですかね?」
「ぶっちぎりで行っても何も面白くない」
「(朝鮮)戦争が始まったら野球が出来ない」
「なるべく打率の低い打者と対戦したい」
「北海道民の皆様、ファンの方、こんにちは。東京都の早稲田大学から来た投手です」
「早稲田という最高のブランドを背負ってやっていきたい」
「(自主トレ)イチローさんがよろしければ、一緒にやってみたい」
「小さい頃から投手なので、良くも悪くもわがままな性格。(理想の人は)それをよしとして(受け入れて)くれるキャッチャーのような人」
「結婚は活躍してからが理想」
「50歳まで現役でやりたい」
「プロ野球だけが仕事じゃない」
「実戦で調整したい」
「今の自分のレベルを把握したい。打たれて学びたい」
「(梨田)監督のキャッチングは凄くいい」
「打たせて取るタイプだが技巧派にはなりたくない。松坂さんやダルビッシュさんのようになりたい」「(中田翔に)やっぱりパワーはあるな」
「これからも10割の力で投げることは無い」
「昨日から腹痛い。下痢はしていない」
「先発と中継ぎは違いますよね。自分は先発でやりたい」
「スライダーを投げれば抑えられると思ってたが、ズルはしたくなかった」
「中国から来たパンダが騒がれる。そういう物って長続きしない」
「(地震後)野球をやっていていいのか」
「(分離開幕は)パリーグとしては、いい決断をした」
「(3回9失点)コントロールを見直す。球速や球威はシーズンを通して上げていけばいい」
「いきなり同級生対決なんて面白い」
(初勝利)「次は理想の投球で」
「野球の面白さ感じた」
「いいバックがいるな、と改めて感じた」
「1勝出来て北海道の仲間入り出来たかな」
「時差ぼけをしない為に朝まで一緒にいて欲しい」
「女の子とディズニーランドに行くのが僕の夢」
「(チンコを)触ると落ち着くんです」
「なんかむなしい。これまでずっと勝ってきていたじゃないですか」
「(4回KO)変化球に頼りすぎた。自分としては内野の間を抜ける当たりに関しては良しとしている」
「少しのエラーも含めて失点を少なくしたい」
「怪我は仕方ないが、その後の2敗は防げた」
「自分の真っすぐへの自信がついてきた」
出典:http://www.logsoku.com/r/base/1344783052/
【スランプ中編】
「セ・リーグの4番の打者に挑みたい。全球とはいかないまでも、球宴だから真っすぐというのは頭にあります。真っすぐでいける実力をつけたいですし。まずはプロで自己最速146キロです」
「(ASで3失点後)ボール自体に手応えを感じるところはあった」
「最強の24歳になりたいです」
「実力も人としてもプロのトップに立てる」
「いずれは160km」
「次のWBCでは中心に居なければならない」
「松坂さんと一緒にレッドソックスで投げたいです」
「田中との差は大きくないと思った」
「WBCの決勝のマウンドに立っている自分が想像できる」
「夏は好き。バテたこともない」
「(松田直樹訃報)こんな形でサッカー人生を終えてしまったのは残念」
(永遠のライバル田中将大と遂にプロ初対決!!4失点完投も敗戦)「これが四年間の差か」
「(田中は)基本的には四年前と変わらない印象」
「(田中との)”野球”の差を埋める為にも、努力していく価値を見出せた。差は決して大きくないし、全く追い付けないものじゃない」
「(監督には)いい形で退いてもらいたい」
「澤村は今年10勝以上して、プロでやっていける自信がついたと思う」
「日本一の18番といえば斎藤?それを目指したい」
「滅茶苦茶いい女なんスよ。ちゃんとした大学だって出てるんスから」
「(付き合う女性は)1人じゃ我慢できない」
「福井、出てこいや!」
「フハハ!!ホモじゃないです」
「バットに当てさせないようにしたい」
「(田中初対戦では)失点の差は3しかない。6回までは0-1。点を取られる前に代えられていたらどうなった?勝てない相手じゃない」
「0に近い物を目指す」
「次のWBCでも日本代表のユニを着たい」
「もっているではなく今は背負ってます」
「風がいいようにボールを動かしてくれた」
「真っ直ぐでいける実力をつけたい」
出典:http://www.logsoku.com/r/base/1344783052/
大学時代やプロ入り後まもなくは第一線で活躍していたし、ビッグマウスであっても結果を残していたので全く問題はなかったが、スランプに陥ってからのビッグマウス具合がヤバすぎる。
ボクシングで世界チャンピオンになった亀田興毅や、水泳で金メダルを取った北島康介や、ACミランで活躍する本田圭佑もビッグマウスではあるが、誰も反論できない程、しっかりと努力をして結果を残し続けており、有言実行と言える。
彼らだってスランプに陥ったとしたら、謙虚に『今の自分のどこがいけないのか?』を振り返るはずだし、それなりの発言になってくると思う。
【スランプ中の特にイカレた発言集】
「一軍の打者なら抑えられる投球でも、下の選手には打たれることも あると思うんです。あと、不振の原因も一軍の打者に投げないと 感覚は得られないと思うし…。結果にこだわって抑えるしかないんですけど」
「一軍の環境が一番いい。(二軍には)いるべきではないし、いたいとも思わない」
出典:ハンカチ斎藤佑樹 「2軍にいる意味が無い。自分のいるべき場所じゃない」→2軍戦で6回5失点KO | ログ速
「二軍で抑えないと上がれない? そうなんですよねえ。ちょっと、最初に言われたことと違うなあ、って。僕も(監督の発言は)新聞で見ただけですけど、マスコミに言うことじゃないなあ、と思いましたね」
出典:ゲンダイネット
「一軍復帰の条件? それも曖昧(苦笑)。0点に抑えることだと思うけど、数字だけって難しいですよ。(投球を)直接監督が見てるわけじゃない。この前だって凄く調子良かった。六回に(課題のクイックを)試してみたら打たれただけ。何でも数字ですからね。分かりやすいからでしょ。(一軍に)報告が行くのも数字だと思うと……。抑えながら、やりたいことをやるのはハードルが高い。一軍で打たれなくても、二軍で打たれる人もいるでしょ」
出典:ゲンダイネット
――人生でこれほど大きな壁にぶち当たったのは初めてでは?
「(不満げな表情で)えっと……僕の人生の今までを知っています? 全てを知っているわけじゃないですよね? じゃあ、そんなふうに人から『人生で初めての壁ですか?』だなんて言われたくないです」
【野球】 斎藤佑樹、記者の質問にムッ 「 『人生で初めての壁ですか?』 だなんて言われたくない」 : にゅーす特報。
――ところで、大谷フィーバーを見て正直、複雑じゃないですか?
「複雑? 何で? かつては自分がその対象だったから? いや、複雑という気持ちは全くないです。可哀想とも思わないですね。プロも自分で選んだ道。それ(報道陣に追い掛けられること)を分かったうえで来ていると思いますし」
――大谷もだいぶ疲れているようです。斎藤さんも初めはいろいろ書かれて大変だったのでは?
「(苦笑しながら)そうですよ! まぁなんだろ、そういうのも含めて経験していかなくてはいけないことなんで。ドラ1の宿命? ええ。大谷は疲れてるんですか? (でも)今はまだいいですよ。まだ、実戦はオープン戦と紅白戦レベルなんで。結果でどうこう言われないですから。シーズンに入ってどうなるかですよ」
――斎藤さん自身もそれで苦しんだのですか?
「大谷だけではないですが、周りもマスコミも(凄いと)持ち上げすぎる。まあ、それでも大谷はちゃんとやっていると思いますがね、はたから見ていても」
【野球】 斎藤佑樹、記者の質問にムッ 「 『人生で初めての壁ですか?』 だなんて言われたくない」 : にゅーす特報。
調べてみると他にも色々あるのですが、ありすぎて載せきれないので抜粋して載せると、、
・あまりにもビッグマウスでKYな斎藤佑樹の姿をダルビッシュは相当嫌っているらしい。
→スランプに陥っていながら本来であれば、ダルビッシュくらいは投げられると発言
・不振の理由は監督の言う事を聞かないから
→「あんなに練習しない投手は初めて見た」と吉井コーチに言われる程、練習をせず、走り込みの指示を出しても、「スランプの原因は筋力不足にある。」とわけの分からない主張をしてきて、筋トレばかりをして、走り込みをサボるらしい。
・大人気野球ゲーム『パワプロ』でもバロメーターが酷い
→もはやゲーム会社からも見放された。
あまりにも酷い有り様から2ch(2ちゃんねる)では『カイエン青山』ともはや原形をとどめないネーミングで弄ばれている。
結果を出せない時こそ、謙虚になるべきだと思うのだが、過去の栄光を忘れらずプライドが邪魔してこのような事になっているのであろう。
もはやコイツは全盛期のような価値もない、半価値王子です。