「進撃の巨人」の あらすじ・ストーリーを原作漫画ペースでネタバレ解説。壁の秘密やレイス家の謎、クリスタの正体など、もっぱらアニメ2期〜3期に相当する最新ネタバレを取り上げています。
※このまとめはアニメ3期相当のネタバレを含みます※
作中冒頭〜シガンシナ区決戦までのストーリーをネタバレでまとめています。内容的には原作90話まで、おそらくアニメ3期の最終話までの内容になるかと思われます。
※以下ネタバレが続きます※
▼最低限おさえておきたい世界観概要(理解している方は次項へ)
作品の舞台である壁に囲まれた世界は”パラディ島”と呼ばれる島に存在する。
パラディ島は四方を海に囲まれた離島であり、エルディア人と呼ばれる民族が暮らしている。
エレンなど壁内世界に住む人間はエルディア人の子孫にあたる。
作中で登場する巨人は全て巨人化した人間であり、エルディア人である。
エルディア人は世界で唯一巨人化できるDNAを持つ。特殊な薬によって巨大化、知性を失い、人間だけに反応する生命体へと姿を変える。
古来、エルディア人の国、エルディア帝国は巨人の力と巨人をコントロールする技術を保持しており、巨人による大陸支配を成し遂げた。
3期アニメ放送が決定した「進撃の巨人」最新ネタバレまとめ。
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▼【時系列ネタバレ解説】進撃の巨人のストーリーまとめ
-太古(※あくまでも伝承)-
ユミルの死後、その力は「九つの巨人」に分けられ、巨人化の力へと繋がった。
エルディア人はエルディア帝国を建国。巨人の力で大陸を支配し、ついには大陸国家マーレを支配下に置いた。
エルディア王族らがパラディ島に逃走
エルディア国王は、「始祖の巨人」の力で巨人による3重の壁を建造し、大陸国家マーレへの防衛線を築いた。
「始祖の巨人」には、あらゆる巨人を操る力があり、エルディア国王は、マーレに対してパラディ島へ侵攻すれば巨人の力で反撃すると脅しをかけた。
マーレ、エルディア帝国ともに手が出せず
マーレはエルディア帝国から奪い取った巨人兵力による軍備増強を行うも、エルディア国王が持つ「始祖の巨人」を恐れ、パラディ島への侵攻を断念。
一方のパラディ島では、エルディア国王が「不戦の契り」を締結。マーレへの脅しとは裏腹に、戦争、戦闘行為の放棄を誓い、自ら「始祖の巨人」の力を封じ込めた。
これにより束の間の平和が訪れた。
-18年前-
エレン・クルーガーはマーレ当局に潜入していたエルディア人スパイで、「九つの巨人」の力を宿していた。
「九つの巨人」を持つ者は、自傷行為によって人間から巨人の姿になることができる。巨人化なお知性を保ち、巨人から人間の姿に戻ることもできる。
「九つの巨人」の力は他者に移譲することができる。ただ、力を継承した者は継承から13年で死亡する。これは一種の呪いとされ、原因は解明されずにいた。
エレン・クルーガーもまた巨人継承による余命わずかだった。そのため、エレンはグリシャに巨人の力を託し、壁内行きを命じた。
グリシャは「九つの巨人」の力を駆使して壁内世界へと来訪。町医者として素性を隠し、一方では「始祖の巨人」継承者を探し続けた。
-5年前-
グリシャがレイス家襲撃
グリシャの壁内来訪から13年。ついに壁内で「始祖の巨人」を継承していた王族・レイス家を探し当てたグリシャは、すぐさまレイス家を襲撃。
当時の「始祖の巨人」の継承者、フリーダ・レイスを殺害し、その力を奪い取った。
グリシャが巨人の力をエレンに移譲
グリシャが「九つの巨人」を継承してから13年近く経過、巨人継承による余命わずかだった。
グリシャは、息子のエレンに巨人化の薬を投与し、自身が持つ巨人の力を継承させるためエレン巨人に捕食された。
-時同じくしてマーレでは-
「始祖の巨人」奪取のため、マーレ工作員の選別、育成を進めていたマーレ政府。ついに作戦決行の時を迎えた。
この工作員にはアニ、ライナー、ベルトルトら6人が選ばれた。晴れて「戦士」「名誉マーレ人」となった彼らは、マーレ政府が管理する「九つの巨人」の力を授かり、パラディ島での任務に就いた。
(作中冒頭)
世界の危機を演出し、「始祖の巨人」継承者を炙り出すため、ベルトルトが超大型巨人の力でシガンシナ区の壁を破壊、壁内世界を混乱に陥れた。
ライナーも壁破壊に協力。アニは巨人の特性を活かして叫びによる巨人の引き連れを行った。
-現在-
(ここからアニメ3期相当)
(アニメ2期最終話にて)巨人を操り、調査兵団の壊滅危機を救ったエレン。同報告は中央政府にも伝えられ、エレンは中央政府、中央憲兵による調査対象となった。
これはエレンが「始祖の巨人」を保有していると睨んだレイス家が手を回し、エレンの近辺調査を依頼したためだった。
レイス家はグリシャに「始祖の巨人」を奪われて以降、躍起になってその行方を探していた。
エレンの処遇めぐって中央憲兵と対立深めた調査兵団は、中央憲兵とのやりとりの中でクリスタがレイス家の血を引く人間であることを知る。
調査兵団はエルヴィン主導の下でクーデターを実行。クリスタを旗頭に、偽の王を追放、中央政権の権力掌握を図った。
-2ヶ月後-
クーデターおよびレイス家の崩壊から早2ヶ月。ついに調査兵団がウォール・マリア奪還作戦を敢行、全戦力をシガンシナ区に集中させ、エレン実家の地下室目指した一大作戦を開始した。
シガンシナ区に到着した調査兵団は、エレン巨人の硬質化能力を駆使して超大型巨人によって開けられた穴を補修することに成功した。
ただ、シガンシナ区はすでにマーレ工作員らの拠点となっていた。
マーレ工作員の後発部隊として来訪したジーク戦士長は、ライナー、ベルトルト、ほか幾数もの巨人を率いて調査兵団との一大決戦に挑む。
エレン実家の地下室にたどり着いた調査兵団一行は世界の全容を目の当たりにする。
グリシャの残した日記(手紙)により、壁の外に世界があること、マーレという大陸国家のこと、かつてエルディア人が世界を支配していたことを知る。
そして何より自分たちの敵は世界そのものであり、パラディ島への軍事侵攻の機運が高まりつつあることを理解した。
-1年後-
クーデターによって偽の王を追放、新たな国作りに携わっていた調査兵団は、前政権時代に隠蔽されていた対巨人兵器を開発。1年近い時間をかけ、パラディ島の巨人を一掃することに成功した。
エレンら調査兵団は、ついにパラディ島の海岸線までたどり着き、初めて海を見る。そして新たな敵を認識するのだった。
ここから新章。4年後(シガンシナ区決戦から5年後)の話に突入。