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ショットガンについて質問です。 バイオハザードなどのゲームでは、散弾一粒あたりの威力が9mmハ…

ゲーム バイオハザード

ショットガンについて質問です。
バイオハザードなどのゲームでは、散弾一粒あたりの威力が9mmハンドガンの銃弾1発分の威力があったりしますが、実際の散弾が一粒だけ当たった場合、どれくらいの殺傷力があるのでしょうか?
また、散弾の威力をジュールで表すとどれくらいのものなのでしょうか?

  1. 匿名 より:

    ショットガンのスラッグ弾と言っても
    何百種類とあるので
    そのどれを使うかで威力も違いますが

    12ゲージのスラッグ弾で
    あるサイトからのデータを参考にした場合

    弾頭重量はおよそ28g
    銃口初速が360m/秒
    となっている場合で
    弾頭の運動エネルギーは

    {0.028(kg)×360^2}÷2=1814.4 J(ジュール)

    となりますね。

    9×19mm弾(パラベラム)が

    弾頭重量が8gほどで
    銃口初速360m/秒 とすれば

    {0.008×360^2}÷2=518.4 J(ジュール)

    となるので、単純なエネルギ-量で比較すれば
    スラッグ弾は9mmの3.5倍の威力があるとなりますね。

    実際には9mm弾は貫通しやすい高速弾なので
    軍用のフルメタルジャケット弾頭なら
    人体には威力の半分も伝わらないで
    貫通してしまう場合が多いようですが

    12ゲージのスラッグ弾は
    直径で18.4mmの弾丸が飛んでくるので
    まず貫通する事がなく
    弾頭エネルギーの全部が人体に浸透する事になるでしょう。

  2. 匿名 より:

    みなさんご回答ありがとうございました!!
    みなさんとても丁寧に教えてくださり、とても詳しく知ることができました。

  3. 匿名 より:

    よく使われる 12番 00B 9粒弾の例、
    直径8.4mm、重量3.45g の鉛玉が 9個入っており 初速は346m/s、1粒のエネルギーは 約206 J
    20yd(18m)先では弾速305m/sに低下するのでエネルギーは約160 J に低下します。
    9mmパラベラム弾
    重量7.45g、初速360m/s、マズルエネルギー481 J、100m先でも弾速は300m/s以上と速度低下は少ない。

    散弾1粒のエネルギーは9mmパラベラムの 40%ほどだが、10yd(9m)の至近距離では散弾の広がりは19in(49cm)とまとまっており、胴体に4発当たれば 800 J 近いので相当大きなダメージを与えます。

  4. 匿名 より:

    12ゲージ口径の00B(ダブルオーバック)というシカ狩りや対人用に用いられる事が多い散弾の場合、直径8.38mmの鉛球(鉛規制がある場合は鉄球や銅球)が9粒入っているものが主流です。
    強めのショットシェルだと12発、マグナムショットシェルだと15発入っている物もあったり、一回り大きな000Bというペレットもありますが、今回は散弾のペレット1粒あたりの威力ということなのでここでは割愛します。

    ペレット1粒は8.38mmの球なので、32口径(7.8mm)拳銃弾よりは大きく、38口径(9mm)拳銃弾よりは小さいくらいですね。
    ↓計算した直径8.38mmの純鉛真球の質量は3.5gでした。
    https://d-engineer.com/unit_formula/weight_cal.html#w_cal_16

    ↓12ゲージ00B散弾の初速は400m/s前後なので、今回はキリ良く3.5g×400m/sの2乗でもとめた運動エネルギーは280Jでした。
    https://calculator.jp/science/kinetic-energy/

    銃口から飛び出した瞬間は.380ACPの拳銃と同程度の運動エネルギーです。
    グロックなど9×19mm拳銃弾と比べればだいぶ弱いですが、皮膚、筋肉、骨を貫通して臓器に到達するのに十分な威力があり、脳や心臓に命中すれば高い確率で死に至る威力はありますね。
    一方で、最も低クラスの防弾ベストでも貫通を防げる程度の威力でもあります。

  5. 匿名 より:

    一口に散弾と言っても粒のサイズや、詰めてある量が色々あります。

    まぁ、対人用なら9粒の00BUCK(ダブルオーバック)が主でしょうから、その前提で。

    00BUCKの一粒は、直径8.6mm、重量が54グレインです。
    9mmの一般的な弾頭が115グレインですから、約半分ですね。
    有名どころで、フェデラルのバックショットのデータを参照すると、初速が1325フィート/秒。
    ここから計算すると、1粒のエネルギーは285jになります。

    同じフェデラルの115グレインの9mmFMJのデータ(初速1180フィート/秒)から計算すると、482Jになります。

    00BUCKの方がちょっと弱いですね。

    でもまぁ、勘違いしてる人が多いのですが、散弾の弾というのはそれほど大きく散るものではありません。
    銃口を出た瞬間に大きく散らばって、狙いなんか適当でよくてどれかがあたれば効く、なんて時にはカテマスのバッジ持ってる人が得意げに言ってたりしますが、それは大きな間違いです。

    こちらの動画の3分57秒くらいから見てみて下さい。
    https://youtu.be/dFLj3DeKT-E?t=237
    隣り合った皿が同時に割れる事はないんですよ。
    散弾と言っても、それくらい狭い範囲にしか散ってません。

    00BUCKも、1発だけが相手にあたって、それが致命傷になるほど効く、ということは想定していません。
    散弾の一粒一粒では、軽い割に空気抵抗が大きいので、距離が離れると急激に弾速が落ちますから、9粒がばらけて1発しかあたらない位の距離では、もしあたっても多少怪我はしても致命傷になるほどの威力はありません。
    有効射程の範囲ではほぼ9発全部が相手に撃ち込まれるという前提の弾です。

    1発当たりでは、9mmの3/5ほどのエネルギーですが、それが9発いっぺんにあたる前提ですので、9mmのおおむね5倍の威力、と言うことになります。



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