初心者向け。アダムスファミリー一家のプロフィール、名前の由来、関連作品のまとめ。登場人物、簡単なあらすじを紹介
アダムスファミリーとは・・・?
写真は劇場版アダムスファミリーより。
丘の上にある城の洋館に住むアダムス一家。だが、実は彼らは、不幸な事や邪悪な事、忌まわしい物、不気味な物が大好きなお化け一家だった。これは、そんな家族が繰り広げるホラーコメディである。
アダムス・ファミリーは、アメリカの漫画家チャールズ・アダムスの手による一こま漫画の登場人物たちです。もともと家族として一緒に登場したわけでなく、作品によって異なった描かれ方をしていたり、別々の作品に登場していたりします。
日本語版
アダムス家の家長。ラテン系で中肉中背の小柄なブ男(ドラマ、映画では長身の伊達男として描かれている)で、ストライプの入ったスーツや燕尾服を好んで着用する。葉巻を好んで愛用する。
(悪巧みをする時を除いて)頭の回りは良くないが、金の回りは良く欲しいものは何でも手に入る。
ラウル・ジュリア演じるダンディな映画版とは違い、漫画版では風采が上がらない。葉巻は吸うらしいが、映画版とは違ってダンスはしない。
ゴメスは、実在する男性名(ラテン系)で、縁起の悪い単語が由来ではないです。
Morticia Addams
モーティシャン(Mortician)が葬儀屋という意味で、そこから来た模様。
一家の母。真の家長。冷静沈着で物静か。機転がきき、時々容赦がない。庭で毒草を育て、拷問道具が好き。映画版と違い、漫画版ではフランス語を話さない。
彼女が編んでいるのは八本足のカバーオールなどです。
(※八本足=タコ。タコは悪魔の象徴とされている)
また、「次の子の名を聖書から選びたい」とも発言してはいるのですが、
その命名候補は、「最初の殺人者」こと「カイン」。
不幸に生まれついた長女。いつも悲しそうな顔をしている。母のモーティシアによく似ているが、引っ込み思案のロマンチスト。映画版では、むしろ無表情で辛らつ。
お気に入りの首なし人形の名前は”マリー・アントワネット”ですって! マリーアントワネットはフランス革命で断頭台(ギロチン)の露と消えたフランス王妃ですから、首が無いのです。
マザーグースの「水曜日の子は不幸」より。
アダムス家の長男でウェンズディの弟。縞模様のシャツにサスペンダー付きの半ズボンを常に着ている。
性格は典型的な悪ガキ小僧。致死性の罠を仕掛けたり、おもちゃで大事故を再現したり、他人が楽しく遊んでいる所に乱入して滅茶苦茶にするのが大好き。
漫画版では、ウェンズデーに毒を盛ると脅すなど彼女より優位に立っているが、映画版では、ウェンズデーが主犯格。
意味は「傾く」。一家の血脈でないためか、彼らよりは奇行が
目立たないようです(使用人ですからね)。
こどもたちに、世間からの「良い影響」が及ばないように
気遣っています。
無口でうっかり屋の大男。映画版では、飲み込んではいけないものを飲み込む姿が見られる。
ゴメズの実兄である叔父。アダムス一家の中では唯一まともな性格だが、禿頭で歯が一本も無く、目の回りに隈が有り、季節や場所を問わず大外套を着込んでいるため見た目は一番怪しい。
「Fester」は、膿む・ただれるなど、腐ること。
姓の「Frump」は、本来「おばあちゃん」の名です。
意味は「薄汚い女」。
出典Butlers life(旧 A HAUNT OF DRAGONFLY) – アダムス・ファミリー!
フランプは姓。漫画版ではゴメスの母。映画版ではモーティシアの母。根っからのうそつきで、いかにも魔女風の外見。トランプではイカサマをするのが当たり前。
ハンド(映画日本語版での呼び名)/ロミオ(オリジナルドラマの日本語吹替版での呼び名)
英語版ではシング(The Thing)
ゴメズのおさななじみ。人の右手そのもので蜘蛛のように動き回る。
チャーリー・アダムスの創作ではなく当時のプロデューサーが加えたそうです。 この毛むくじゃらのカズンイットの正式な名前はItt Addams(イット・アダムス)といいゴメスのいとこでアダムス家の人にしか分らない言葉でしゃべるのです。
原作(1937)
もともと雑誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載されていたもので、当初はタイトルそのものは存在しなかったが、テレビドラマ化されたときに作者の名前からアダムスファミリーというタイトルが付いた。
今はこれで原作が見られる
テレビドラマ版(1964~1966)
日本では「アダムスのお化け一家」というタイトルで人気を呼んだ。その際初めてそれぞれのキャラクター設定が明記されたものの、当初、作者のチャールズ・アダムスが決めていたフランプという名前に反し、アダムスと自分の苗字が付いたことで、キャラクターそれぞれの設定が大きく変わってしまった。
日本では1968年4月2日 – 1969年6月24日に、東京12チャンネル(現:テレビ東京)の海外ドラマ枠『怪奇コメディー』(火曜19:30 – 20:00)の第1作として放送された。
アニメ版(1973~1975)(1991~1992)
1973年から1975年にかけてアメリカで放送された。ハンナ・バーベラ・プロダクション制作。また、日本語版では独自のキャラクター名が割り当てられている。
現在、カートゥーン ネットワークで放送されている。
日本語版[編集]
括弧内は本来のキャラクター名。
シケモク(ゴメス/Gomez Addams)
アゲカス(モーティシア/Morticia Addams)
パンクズ(ウェンズデー/Wednesday Addams)
カンカラ(パグズリー/Pugsley Addams)
モミガラ(グラニー/Grandmama Addams)
デガラシ(フェスター/Uncle Fester Frump)
クズテツ(ラーチ/Lurch)
劇場版
アダムス・ファミリーの財産を狙う顧問弁護士は、金貸しの息子をゴメスの生き別れの兄フェスターとして屋敷に送り込むのだが……。
本編にはドラマ版で登場したゲストキャラクター達がパーティシーンで大量に登場する。
アダムス一家に新たな一員が加わった。モーティシアに赤ちゃんができたのだ。産まれた子供の乳母として、デビーという若い女性がやって来る。だが、そのデビーは連続殺人犯だった……
テレビ映画として放映された作品でありこれまでの映画シリーズとの関連はなく、旧ドラマ版のリメイクに近い内容である。
ミュージカル版
演出:白井晃
台本:マーシャル・ブリックマン&リック・エリス
作詞・作曲:アンドリュー・リッパ
原案:チャールズ・アダムス
翻訳:目黒条/白井晃
訳詞:森雪之丞
出演:橋本さとし/真琴つばさ/昆夏美/柳下大/友近/菅原永二/澤魁士/菊池銀河・玉沢威穏(Wキャスト)/鷲尾真知子/今井清隆/
中本雅俊/小暮キヨタカ/鎌田誠樹/遠山大輔岡本悠紀/柏木ナオミ/三木麻衣子/遠藤瑠美子/可知寛子/七瀬りりこ
関連リンク
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ティム・バートンによるリブート情報
アニメーションの監督としても才能を発揮するティム・バートンが、なんと映画でもおなじみの米コミック「アダムス・ファミリー」をアニメで制作するかもしれない。