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SBI「ネオモバ」の評判は?メリット・デメリットを説明

投資

ネオモバは2019年4月10日の開業から2019年8月に10万口座を達成、2019年11月末には20万口座を突破(とっぱ)し、すでに約1億8,000万ポイントのTポイントが投資に使われているなど、非常に注目されているサービスです。



SBIネオモバイル証券が始めた「ネオモバ」では、メジャーな共通ポントであるTポイントを使って株式投資ができ、1株単位からでもスマホだけで気軽に始めることができます。

この記事では、ネオモバのメリットやデメリット、実際の評判
や口コミについてご紹介(しょうかい)します。各社が提供しているポイント投資でどれを選べばいいかと悩(なや)んでいる方は、参考にしてみてください。

Tポイント投資とは?

Tポイント投資とは、共通ポイントであるTポイントを使って投
資ができるサービスのことを指します。

そのTポイント投資を採用しているネオモバは、SBI証券とCCC
マーケティングが提携(ていけい)して設立したSBIネオモバイル証券が2019
年4月10日に開始したサービスです。投資メニューには、主に国
内の株式(現物)、投資信託(とうししんたく)(ETF)、不動産投資信託(ふどうさんとうししんたく)(REIT)の3つが用意されています。

このほか、Tポイントは使えませんが、ネオモバにはロボアドバ
イザー最大手(※)のウェルスナビ(WealthNavi)による資産
運用のメニューもあります。Tポイント投資として考える場合
は、投資メニューは上記の株式投資か投資信託(とうししんたく)になります。

※ 一般社団法人日本投資顧問業協会(いっぱんしゃだんほうじんにほんとうしこもんぎょうきょうかい)「契約資産状況(けいやくしさんじょうきょう)(最新版)
(2019年3月末現在)」よりモーニングスター社調べ(2019年6
月時点)

ネオモバのメリット

ネオモバを利用する最大のメリットのひとつに、現金ではなくT
ポイントを使って投資ができる点が挙げられます。ネオモバでT
ポイント投資ができるジャンルは、

前述した①国内株式等(単元株・S株)の現物取引、

②国内ETF(国内投資信託(こくないとうししんたく))

③REIT(国内不動産投資信託(こくないふどうさんとうししんたく))の3つですが、このうちメインとなるのは株式投資です。

Tポイントを使って株式投資ができる

ネオモバでは、手持ちのTポイントを株の購入資金(こうにゅうしきん)に充(あ)てること
ができます。株の購入(こうにゅう)にあたっては、Tポイントの1ポイントが1
円として計算されます。株を購入(こうにゅう)して株主になれば、値上がり
するのを待って売却(ばいきゃく)し利益を得ることができます。また、株の
値上がり益だけでなく、次のような特典もあります。

配当金が貰(もら)える
株主優待特典を受けることができる

①については、企業(きぎょう)の業績に応じて配当金を受けることができ
ます。

②については、同一企業(どういつきぎょう)の株を毎月少しずつ購入(こうにゅう)し、

100株、1,000株などの単元株式にあたる数にすれば、株主優待特典
を受けることができます。

(注)通常、株主優待特典を受けるには単元株式(通常は100
株)の保有が必要です。ネオモバでは株を1株から購入(こうにゅう)できるた
め、保有株数が単元未満の場合は株主優待特典を受けることが
できない場合があります。

スマホで簡単に始められる!アプリも利用可能

ネオモバのTポイント投資は、いつでもどこでも簡単にできるの
が特徴(とくちょう)で、スマホ1台のみですべてが完結するよう設計されてい
ます。例えば、口座を開設する場合は次の3つの手順を踏(ふ)むだけ
で完了(かんりょう)します。

基本情報の入力
本人確認書類のアップロード
取引パスワードの受取

株を買う場合も、スマホ画面で個別銘柄(こべつめいがら)の現在価格やチャートを確認でき、また購入(こうにゅう)の操作も簡単に行えます。これにより、学生や主婦から中高年までの様々(さまざま)な方が、空き時間を利用して気軽に操作することができます。

また、ネオモバはスマートフォン用アプリ「ネオモバアプリ」
の提供もしています。アプリでは、株式の定期買付や資産推移
グラフなどの機能も利用できます。

株式の定期買付は、指定の株式を、定期的(月に5日まで設定可能)に、定額(100円から設定可能。Tポイントも利用可)で自動的に買い付ける機能で、これによりTポイントによる積立投資も可能となります。

また、資産推移グラフは過去90日までの保有資産がグラフになっており、これまでの投資成績が一目瞭然(いちもくりょうぜん)。

入金・出金も反映されるため、保有株式だけでなく保有資金の一元管理が可能となります。

少ない金額で株式投資を始めれる

ネオモバの株式投資では、1株から購入(こうにゅう)ができます。通常の株取引では、銘柄(めいがら)ごとに1口100株、1,000株など、売買の最低単位(単元株数)が決まっています。しかし、ネオモバでは、単元
未満の株式(S株と呼ばれ、売買単位の1/100、1/1,000で購入(こうにゅう)で
きる)を取引できるため、1株から購入(こうにゅう)することができます。銘柄の中には、1株数百円で購入(こうにゅう)できるものもあります。

毎月ポイントがもらえる

ネオモバで取引をする場合、月間の約定代金合計額が50万円以下の場合は毎月のサービス利用料が200円(税抜(ぜいぬき))発生します
が、「期間固定Tポイント」が毎月200ポイント貰(もら)えます。

また、期間固定の200ポイントとは別に、毎月のサービス利用料
金の1%分がTポイントで貰(もら)える特典もあります。

本格的に投資を始める前体験ができる

まとまった現金を使った投資は不安という方でも、ネオモバで
は月額利用料は必要なものの投資の元手をポイントにすること
ができます。少額のポイントから始めれば、上手くいかなかっ
た場合でも損失を一定額のポイントに抑(おさ)えることができます。

株取引では、銘柄(めいがら)ごとに売買の最低単位(単元株数)が決まっており、単元株数を買うだけの資金を用意する必要があったた
め、「投資をやってみたい」と思っても一定の収入や資産がないと実際に始めるのは困難でした。

しかし、ネオモバでは、株式を単元未満で購入(こうにゅう)でき、1株からでも買うことも可能です。投資を行うことが難しい状況(じょうきょう)にあった方々(かたがた)でも投資を簡単に体験し、勉強できるようになりました。
毎月200円の月額利用料とTポイントがあれば投資に乗り出すことができるという特徴(とくちょう)が、ネオモバの大きな強みと言えます。

実際に20代、30代の投資家が全体の半分を占(し)め、ネオモバで初
めて株式の取引をされる方が50%以上となっており、若年層や
投資未経験者が多く利用していることがわかります。また、約
定件数に占(し)めるS株(単元未満株)の取引が約94%で、Tポイン
トを利用した取引が約40%とTポイントを使った1株・少額から
の取引も活発に行われています。

1株からIPOに投資できる「ひとかぶIPO」

ネオモバでは、2019年11月30日にIPOに1株から99株まで、1株単位での申込(もうしこ)みが可能なサービス「ひとかぶIPO」のを提供してい
ます。こちらはネオモバ株アプリ限定の機能となります。

Tポイントは利用できませんが、少ない資金でもIPOの抽選(ちゅうせん)に参
加できるという注目のサービスです。なお、売却(ばいきゃく)・買増しについては、上場日以降、初めて売買が市場で成立した日の翌営業
日から売買ができるようになります。

IPOの抽選方法(ちゅうせんほうほう)は、優遇抽選(ゆうぐうちゅうせん)と完全抽選(かんぜんちゅうせん)2種類の枠(わく)があります。
優遇抽選枠(ゆうぐうちゅうせんわく)では、20代、30代の方が当選しやすくなる「若年優遇(ぐう)」や、ネオモバでの取引状況(とりひきじょうきょう)に応じて当選確率が高まる「取引継続優遇(いんけいぞくゆうぐう)」などのユニークな抽選(ちゅうせん)が行われます。

一方、完全抽選枠(ちゅうせんわく)では、公平な抽選(ちゅうせん)となるため、どなたにも当選する可能性があります。

「ひとかぶIPO」の申込(もうしこ)み方法はシンプルで、BB(ブックビルディング期間)終了後(しゅうりょうご)、公募価格(こうぼかかく)が決定してから申込(もうしこ)みが開始されるので、購入(こうにゅう)を希望する株数を入力するだけでIPOへの申込(もうしこみ)みが完了(かんりょう)します。

ひとかぶIPO、初の取扱銘柄(とりあつかいめいがら)は「BuySell Technologies」

BuySell Technologies(バイセル・テクノロジーズ)社は、店
舗(ほ)を保有せず主にインターネットやマスメディアを駆使(くし)した
マーケティング戦略により集客を実施(じっし)しています。買収査定に
おいては約250名の査定員を配置のうえ、出張訪問買収を中心と
する事業モデルにより 「インターネット」と「リアル」のそれ
ぞれの強みを生かしたネット型リユース事業を展開していま
す。
※目論見書など詳細(しょうさい)は、ネオモバのウェブサイトでご確認ください。

なお、バイセル・テクノロジーズは12月18日に上場、初値3720円と公開価格を93%上回る結果となりました。なお、「ひとかぶIPO」では、上場後の取引で最初に売買が成立した日の翌営業日からの売却(ばいきゃく)となるため、初値では売却(ばいきゃく)することができません。

翌営業日の株価が上昇(じょうしょう)するか下落するかはIPO銘柄(めいがら)ごとに異なりますが、「初値で売り抜(ぬ)ける」という投資スタイルがとれない点には留意しておきましょう。

デメリット・短所

ネオモバを利用するには、株式約定代金の金額に応じて、毎月
以下のようにサービス利用料がかかります。

毎月200円の利用料金がかかる

月間の株式約定代金が50万円以下の場合には、月額の利用料は
200円(税抜(ぜいぬき))ですが、サービス利用料は株の取引を行わなかっ
た月でも支払(しはら)う必要があります。ただし、あらかじめ一定の期
間取引を行わないことがわかっている場合には、利用の一時停
止も可能です。

iDecoは取り扱(あつか)うが、NISAには対応していない

iDeCo(イデコ)は「個人型確定拠出年金(こじんがたかくていきょしゅつねんきん)」の略称(りゃくしょう)で、60歳(とし)まで定期的に金融商品(きんゆうしょうひん)に積立投資を行いますが、そこで発生した運
用益や利息には課税されず、さらに積立金額も全額所得控除扱(ぜんがくしょとくこうじょあつかい)いになる制度です。

ネオモバは、SBI証券から委託(いたく)を受けて、2019年12月2日からiDeCoのサービスを提供します。

一方、NISAとは「少額投資非課税制度」の略称(りゃくしょう)で、毎年120万円の非課税投資枠(ひかぜいとうしわく)が最長で5年間与(ねんかんあた)えられ、その範囲内(はんいない)で株式投資
を行えば譲渡益(じょうとえき)や配当金が非課税扱(ひかぜいあつか)となる制度です。

ネオモバは、こちらのNISAには対応していないため、注意しましょう。

なお、SBI証券のほうには、NISAの取り扱(あつか)いがありますので、興味のある方はSBI証券を利用してみてください。

外国株は扱(あつか)っていない

ネオモバでは現在、外国株の取り扱(あつか)いもありません。「海外の
成長国に投資をしてみたい」「海外に分散投資をしたい」という方についてもSBI証券では取り扱(あつか)いがありますので、本格的な投資もしてみたいという方は、ネオモバとSBI証券を用途(ようと)に応じて使い分けてみるのも良いでしょう。

ちなみに、SBI証券では、下記のような国々(くにぐに)の株式や海外ETFなの取り扱(あつか)いがあります。(2019年11月調査時点)

米国株
中国株
韓国株(かんこくかぶ)
ロシア株
ベトナム株
インドネシア株
シンガポール株
タイ株
マレーシア株
海外ETF株



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