スマホゲームが家庭用ゲームよりはやったのはなぜでしょうか?
スマホゲーとPC、CSゲーを比べるというまでもなく、PC、CSゲーの方が完成度は高く楽しいと思うのですが、実際流行っているのはスマホゲー、
スマホゲーは時間とお金がかからないとは言いますが、最近の調査では平日のプレイ時間は1時間程度、ウマ娘の1日の平均プレイ時間のデータでは約2時間と、十分CS機でRPGなりオンラインゲームなりを楽しめる時間(最近発売したバトルフィールドで1プレイ大体30分、バトロワ系でも5分から30分程度、RPGでも1時間あれば2.3クエストクリアできる)ですし、ゲームの起動時間もCSの高性能化、スマホゲーの3D化、高グラフィック化に伴い差がなくなってきていますし、お金に関しても、課金を続けていくと、CS機とゲームソフトはおろか、超高性能なPCも買えてしまうと思います。
通勤時間にできるとは言っても、満員電車の中でするのは至難の業ですし、その他の隙間時間も5分程度じゃ最近の複雑化したスマホゲーは楽しめない。アンケート調査でも、プレイする場所1位は自宅、そもそも日本よりも平均労働時間が長い国などでも中国以外ではここまでスマホゲーが流行ってませんし、一体どう言った理由でここまでスマホゲーが他のゲームを圧倒したのか分かりません。
PS2の頃に国内のゲームが一度バブルはじけてからおかしくなった感じ
最新グラフィックスで開発にお金がかかるようなゲームは売り切りだと開発費も満足に回収できず赤字のゲームが多くなり
追い打ちをかけるようにマジコン問題など不正なゲーム機の改造とソフトの不正利用が社会問題に
国内メーカーはその頃を境に多くが大作ゲームなどから撤退
人気シリーズがなかなか出なくなり終わっていったのはその頃から
そして手間やお金がかからず継続的に稼げるオンラインとガチャなどの課金ビジネスへ逃げるメーカーが多くなっていく事に
それで射幸心を煽るゲーム性が強くなり
さすがにだいぶ前に国から目を付けられ法律で一部が改正されたり話題になりました
業界もその時に自主規制のガイドラインを設けたり
とはいえプレイヤー同士を競わせて課金したものが有利、あたりをひくまで高額のガチャにはまるなど消費者も相変わらず
熱心なお客の支払い単価が圧倒的に高くなるのです
今なお法律で規制をという声はたびたび
これは日本特有の状況で海外のゲーム関係者からは昔から白い目でみられることもあり
まあ時代の流れもあり海外の大手メーカーのゲームもルートボックスなど同じことやり始めて賭博扱いされ国によっては禁止されたり似たような話は多くなることになりました
一連の流れとしてはだいたいこういう感じのように思います
世の中でネットやスマホ文化の台頭が進んだところに苦しい状況の国内メーカーがこういう課金ビジネスへ傾倒したのも仕方なかったのか
それともただのゲーム製作からの逃げだったのか
遊ぶ人たちがすっかり受け入れてしまった背景もあるでしょう