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新・真理の名言集ー銀河英雄伝説より

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非常に感銘を受けた作品で、人生の為になる名言ばかりです

ラインハルト・フォン・ローエングラム

権力の正しい継承

奪ったにせよ、きずいたにせよ、最初の者は賞賛を受ける資格がある。それは当然だ。

・・・・・・だが、自分の実力や努力によることなく、単に相続によって権力や富や名誉を手に入れた者が、何を主張する権利を持っているというのだ? 

奴らには、実力ある者に対して慈悲を乞う道が許されるだけだ。おとなしく歴史の波に消えていくことこそ、唯一の選択だ。血統による王朝などという存在自体がおぞましいと私は思う。

権力は一代かぎりのもので、それは譲られるべきものではない、奪われるべきものだ。

出典アニメ 銀河英雄伝第35話

 

覇道による王政からの民主主義改革

私がここで覇道をひいたら誰が宇宙に統一と秩序を回復する?

血統と家紋を誇るしかない大貴族の優等児か詭弁と利益誘導で愚民を動かすだけの扇動政治家に人類の未来を委ねるのか?

出典アニメ 銀河英雄伝第41話

 

支持されるリーダー

フロイライン・マリーンドルフ、私は覇者たろうと志してきたし、それを実現するためにひとつの掟を自分自身に科してきた。

つまり、自ら陣頭に立つことだ。かつて戦って倒してきた能なしの大貴族どもと私が異なる点はそこにある。兵士たちが私を支持する理由もだ。

出典アニメ 銀河英雄伝第47話

 

民主主義の弱点

民主主義とは、それほど良いものかな。

銀河連邦の民主共和制は、行き着くところルドルフによる銀河帝国を生み出す苗床となったではないか。それに卿の愛してやまぬことと思うが、祖国を私の手に売り渡したのは、同盟の国民多数が自らの意志によって選んだ元首自身だ。

民主共和制とは人民が自由意志によって、自分たちの制度と精神を貶める政体のことか

出典アニメ 銀河英雄伝第54話

 

ヤン・ウェンリー

恒久平和は存在しない

恒久平和なんて人類の歴史上なかった。だから私はそんなもの望みはしない。だが何十年かの平和で豊かな時代は存在できた。

吾々が次の世代に何か遺産を託さなくてはならないとするなら、やはり平和が一番だ。そして前の世代から手渡された平和を維持するのは、次の世代の責任だ。それぞれの世代が、後の世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和が保てるだろう。忘れれば先人の資産は食いつぶされ、人類は一から再出発ということになる。

要するに私の希望は、たかだかこの先何十年かの平和なんだ。だがそれでも、その十分ノ一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。私の家に14歳の男の子がいるが、その子が戦場に引き出されるのを見たくない。

出典アニメ 銀河英雄伝第6話

 

命に対する二つの思想の潮流

人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。生命以上の価値が存在する、という説と、生命に優るものはない、という説とだ。

人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。

政治の腐敗と個人の腐敗の違い

政治の腐敗とは、政治家が賄賂を取ることじゃない。
それは政治家個人の腐敗であるにすぎない。
政治家が賄賂を取っても、それを批判できない状態を政治の腐敗と言うんだ

貴官たちは言論の統制を布告した、それだけでも、貴官たちが帝国の専制政治や同盟の現在の政治を非難する資格はなかったと思わないか

出典アニメ 銀河英雄伝第24話

 

専制政治の弱点

専制政治自体は絶対悪じゃない。ただの政治の一形態にすぎないのさ。要はそれをいかに社会のためになるように運営していくかだ。

ローエングラム公は効率的で公平な善政を布くだろう。現に帝国はその方向に改革されつつある。実際、政治改革をドラスティックに進められるのは民主政より専制のほうなんだ

だが、専制政治によって人類が統一されるのは避けるべきだと思う。

例えば、ローエングラム公にはその力量があるかもしれない。だが、彼の子孫は? 彼の後継者は? 常に名君が輩出するとは限らない。むしろ彼のような存在は何世紀に一人の奇跡のようなものだ。

そんな個人の資質に全てを賭けるような制度に全人類を委ねるわけにはいかないと思うのさ。

出典アニメ 銀河英雄伝第33話

 

内乱での軍の立場

権力者と市民が対立したとき、軍隊が市民の味方をした例は少ない。

それどころか、過去、いくつもの国で、軍隊そのものが権力機構と化し、暴力的に民衆を支配さえしてきた。

ペンは剣よりも強し

ペンは剣よりも強し、こいつは真理など滅多に存在しない人間社会の中で、数少ない例外の一つさ

ペンは何百年も前の独裁者や何千年も昔の暴君を告発することができる。

剣をたずさえても歴史の流れを遡行することはできないが、ペンならそれができるんだ。

出典アニメ 銀河英雄伝第35話

 

実行する事の大切さ

分かっているだけで何も出来ない

読みが当たったって喜んでいられる事じゃないんだ

預言者より実行者の方がはるかに価値がある

出典アニメ 銀河英雄伝第43話

 

政治権力

私にとって政治権力というやつは下水処理場のようなものさ。無ければ困るが、自分から近付きたいとは思わないね

出典アニメ 銀河英雄伝第46話

 

専制主義への反論

人民を害する権利は、人民自身にしかないからです。

言い換えますと、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムや、またそれより遙かに小物ながら、ヨブ・トリューニヒトなどを政権に就けたのは、確かに人民自身です、他人を責めようがありません。まさに肝心なのはその点であって、専制政治の罪とは、人民が政治の失敗を他人のせいにできる、という点に尽きるのです。

その罪の大きさに比べれば、百人の名君の善政の功も小さなものです。まして閣下、あなたのように聡明な君主の出現が極めて稀なものであることを思えば、功罪は明らかなように思えるのですが。

出典アニメ 銀河英雄伝第54話

軍人の苦痛

私が嫌いなのは、自分だけ安全な所に隠れて戦争を賛美し、愛国心を強調し、他人を戦場に駆り立てて後方で安楽な生活を送るような輩です。こういう連中と同じ旗の下にいるのは、耐え難い苦痛です。

出典アニメ 銀河英雄伝第54話

 

ナレーション

戦争の対価

残酷さが彼らの戦う目的ではなかった。だが、正義と信念こそがこの世で最も流血を好むものである。

最高指導者が呼号する正義を実現させるため、無数の兵士が生きながら焼かれ、足や腕をなくさねばならないのだ。だが、権力者たちが戦場から遠い安全な場所にいるかぎり、正義と信念は生命より遥かに貴重だと主張し続けるに違いない。

もしラインハルト・フォン・ローエングラムが彼ら凡庸で卑劣な権力者たちと一線を画し得るとすれば、彼が常に自ら陣頭に立つことにあったろう

出典アニメ 銀河英雄伝第51話

 

現実の強者

強者の強者たる所以は武力と富である

出典アニメ 銀河英雄伝第56話

 

ワルター・フォン・シェーンコップ

多数決による独裁主義の矛盾

独裁者を支持するのも民衆なら、反抗して自由と解放を求めるのも民衆。

もし民衆の多数が民主主義ではなく独裁を望んだとしたら、そのパラドックスをどう整合させるのか

出典アニメ 銀河英雄伝第46話

 

パウル・フォン・オーベルシュタイン

よい上官

よい上官とは部下の才幹を生かせる人をいうのです。

ユリアン・ミンツ

大胆かつ合理的な発想に基づいた伝統の無視

人間がさだめた規則なら、人間の手で破ることもできると思います。

帝国のラインハルト・フォン・ローエングラム公爵のやりかたが、万事、旧習にのっとったものとは、ぼくには思えませんし、今上の皇帝が祖国を捨てて亡命したという前例も、ぼくは知りません。

あのローエングラム公なら、勝つため、征服するためなら、伝統や不文律など平然と破ってのけるのじゃないでしょうか。

出典アニメ 銀河英雄伝第42話

 

民主国家の軍人のスタンス

軍司令官が自分自身の判断を拠り所にして政府の命令を無視する事が許されるのなら、民主政治は最も重要な事を、国民の代表が軍事力をコントロールすると言う機能を果たせなくなります。

ヤン提督にそんな前例が作れると思いますか?

非人道的な軍人と言う以前に、人間としての尊厳を問われるような時には、先ず人間であらねばならないと思います。その時は政府の命令であっても背かなくてはならないでしょう。

でもだからこそ、それ以外の場合には、民主国家の軍人として行動しなくてはならない時には、政府の命令には従うべきだと思います。

でなければ、例え人道の為に立ったとしても私意による物だと謗られるでしょう

トリューニヒト議長は市民多数の意思で元首に選ばれたんです。それが錯覚であったとしても、その錯覚を是正するのは市民自身でなくてはいけないんです。

たとえどんなに時間がかかっても、職業軍人が武力によって市民の誤りを正そうとしてはいけないんです。

そうなったら、2年前の旧国軍事会議のクーデターと同じです。軍隊が国民を指導し支配する事になってしまいます。

出典アニメ 銀河英雄伝第53話

 

アレックス・キャゼルヌ

感情

なぁ、ユリアン。こいつぁお節介を承知で言うんだがな。
恋愛に限らず、人の心のメカニズムは方程式じゃ解けないんだ。

一つのものに対する愛情が、他のものに対する愛情も尊敬も
失わせてしまうこともそう珍しいことじゃない。

理屈じゃない。どうしようもなくそうなってしまうんだ。

正直おまえさんがそうなると、ちょっと困ると思っていた。
おまえさんはアタマも良いし、性格もまず立派なものだ。
だが、そんなものと関わりなく、炎ってヤツは燃え上がるものでね。

出典アニメ 銀河英雄伝第51話

 

ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ

凡人が天才の発言、行動などを真似しても、天才と同じ結果は得られない

天才は模倣の対象にならないのに

出典アニメ 銀河英雄伝第45話

 

オリビエ・ポプラン

 

会話の重要性

お前さんと話していて改めて思ったんだが、

誰かと言葉のキャッチボールをしている方が状況や考えが整理されてくる事が多い

だがそれには相手が重要だって事さ

出典アニメ 銀河英雄伝第43話

 

時を超えた権力への執着

周りは忘れても、地球に住んでる奴等はかつての栄光を忘れちゃいないのかもしれん。

旧帝国の貴族もそうだが、一度得た特権や何かは取り戻すのが当然の権利だと思うものらしいからな。

そこに800年余りの歳月が加わって、どんな怨念が育っていることやら。

出典アニメ 銀河英雄伝第56話

 

アンネローゼ・フォン・グリューネワルト

出典renote.jp

 

代えがたいもの

あなたにとって、最も大切な物が何であるかを、いつも忘れないようにしてください。

時には、それが煩わしく思えることもあるでしょうけど、失ってから後悔するより、失われない内にその貴重さを理解してほしいの。

ルパート・ケッセルリンク

未来・現在・過去

人間には現在はむろん大切ですが、どうせなら過去の結果としての現在より、未来の原因としての現在を、より大切になさるべきでしょうな。

支配の原理

正義?

ルドルフ大帝は正しかったから宇宙の覇者となった訳ではない、ルビンスキーも然り、相対的に最大の力を有していたからこそ勝利者足り得たのだ

支配の原理は力であって正義ではない

出典アニメ 銀河英雄伝第42話

 

陳腐な策

陳腐な策だが、効果があるからこそ多用されるし、多用されるからこそ陳腐にもなる

出典アニメ 銀河英雄伝第42話

 

アレクサンドル・ビュコック

 

建国理念が瓦解しかかっている民主制共和国の中での軍隊

民主制共和国が、軍人の権限を制限するのは正しい、と、わしは思う。軍人は戦場以外で権力や権限をふるうべきではない。

また、軍隊が政府や社会の批判を受けずに肥大化し、国家のなかの国家と化するようでは、民主政治は健全でありえんだろう。

民主主義の制度はまちがっておらん。問題は、制度とそれをささえる精神が乖離していることだ。
現在のところ、建前の存在が本音の堕落をようやくふせいでいるが、
さて、それもいつまでもつか・・・

出典アニメ 銀河英雄伝第41話

 

戦争をしながら民主国家の維持

帝国の専制主義と同盟の軍事独裁政権とが覇を争うのかね?救いがないと思わんか?

わしは、帝国の非民主的な政治体制に対抗するという口実で、同盟の体制まで非民主化するのを容認する事は出来ない。同盟は独裁国となって存続するより、民主国家として滅びるべきだろう。

わしはかなり過激な事を言っておるようだな。だが、実際、建国の理念と市民の生命とが守られないなら、国家が存続すべき理由などありはせんのだよ。

出典アニメ 銀河英雄伝第45話

 

民主主義の崩壊

あなたがたはまだ気づかないのですかな、ハードウェアがいかに強大でもそれを使う人間が肝心なのだと言うことに。

こうなる危険性をヤンはずっと指摘しておったではないですか。 それにとりあわずこうした事態にいたらしめたのは誰です。しかも、そうした最悪の状況の中で、 起死回生を計ろうとしているヤンの妨害にしかならないことをあえて行おうというのですか。 自分達自身の身の安全と引き替えに。

要するに同盟は命数を使い果たしたのです。 政治家は権力を弄び、軍人はアムリッツァーにみられるような投機的な冒険にのめり込み。いや、市民すら政治を一部の政治業者に委ね、それに参加しようとしなかった。民主主義を口で唱えながらそれを維持する努力を怠ったのです。

専制政治が倒れるのは君主と重心の罪だが、民主政治が崩壊するのは全ての市民の責任ですからな。

出典アニメ 銀河英雄伝第53話

 

アントン・フェルナー

忠誠心の捧げ方

忠誠心などというものは、その価値の分かる人に捧げてこそ意味のあるもので、人を見る目のない主君に忠誠をつくすなど宝石を泥の中にほうりこむようなものです。社会にとっての損失だとお思いになりませんか?

出典アニメ 銀河英雄伝第18話

 

バグダッシュ

主義主張の本質

主義主張なんてものは・・・・・・生きるための方便です。
それが生きるのに邪魔なら捨てさるだけのことで。

ハイドリッヒ・ラング

多数決政治の実相

私が思いますに、どのような上着をまとおうとも、政治の実相はただひとつです。少数による多数の支配です。

全体を100として、そのうち51を占めれば、多数による支配を主張できます。ところがその多数派がいくつかのグループに分裂しているとき、すなわち51のうち26を占めれば、100という全体を支配できます。つまり、四分の一という少数を占めただけで、多数を支配することが可能となります。

多数支配などと言う共和制の建前がいかに虚しいものであるかお分かり頂けると存じます

出典アニメ 銀河英雄伝第41話

 

マリーンドルフ伯フランツ

家督の利用

マリーンドルフ家のためにお前が犠牲になる必要はない。むしろマリーンドルフ家を道具にして、お前の生きる途を拡げることを考えなさい。

フェザーン

売れるものは全て売る

国でも親でも売り払え、但し出来るだけ高く

だが、売るのは得意でも売られるのは愉快じゃない

出典アニメ 銀河英雄伝第47話

 

独立心

自分の足で立って歩け

出典アニメ 銀河英雄伝第47話

 


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