香川照之【裏情報】 結婚裏話 学歴は東大 演技のルーツは！
香川照之【裏情報】 結婚裏話 学歴は東大 演技のルーツは！
香川照之って結婚してるの？
最近、高視聴率のドラマなどで必ずといっていいほど出てくる香川照之。
記憶に新しいのは「半沢直樹」での常務役。
あの土下座シーンは話題を呼びました。
あまりイケメン俳優でないため、マスコミなどに女性関係などは取り沙汰されることは少ないのですが、それでもこれだけ旬な人のプライベートはやっぱり気になります。
特に結婚については気になるところですが、香川照之が結婚したのはもう２０年も前の話。
そんな昔の話を今更という気もしたのですが、調べてみると意外に面白い事実にたどり着きました。
さて、香川照之の結婚裏話とはいかなるものなのか！
下記にて説明していきたいと思います。
壮絶すぎる香川照之の生い立ち！
香川照之の結婚について説明する前に、彼の生い立ちを知っていただきたいのでご説明させていただきます。
なぜかというと、香川照之の結婚裏話には、どうしても外せない父親との因果関係が絡んでいるのです。
皆さんもご存じかとは思いますが、香川照之の父親は歌舞伎界の異端児と呼ばれた市川猿翁（または三代目・市川猿之助）。
香川照之は市川猿翁と女優の浜木綿子の間に生まれた、まさに芸能サラブレット。
しかし、父・市川猿翁は香川が１歳の時に突然家庭を捨て、日本舞踊家で女優の藤間紫のもとへ行ってしまう。
子供を産んだ途端に夫が出て行ってしまったことに浜木綿子は困惑。
夫が帰ってくることを待ったが、夫に戻る意思がないことを悟ると、香川照之が３歳の時に離婚を決意します。
（息子・香川照之の親権は浜木綿子に。）
同じ女優である藤間紫に夫を盗られてしまった母・浜木綿子は世間に「夫を寝取られてしまった女優」というレッテルを貼られ、かなり肩身の狭い思いをしたそうです。
その後、浜木綿子は元力士の龍虎と恋仲になりますが、息子である香川照之のことを思い再婚はしませんでした。
当時の母・浜木綿子の想いは、息子である香川照之を父親よりも立派な男に育て上げることしかなく、自分の仕事や龍虎との恋愛も犠牲にして息子の教育に全てを捧げていました。
香川照之の学歴は東大卒！
母親の期待を一身に受けた香川照之は小学受験で東京千代田区の名門・暁星学園に合格。
暁星学園は小、中、高の一貫教育。
香川照之は暁星の中でも常にトップクラスの成績をキープ。
しかし、母である浜木綿子は息子にこう言い続けた。
「お父さんよりいい大学じゃなきゃダメ！」
香川の父である市川猿翁の出身大学は慶應大学。
慶應よりいい大学となるとかなり限られ、思い浮かぶのは東京大学ぐらいです。
そんな母の言いつけを香川照之はきちっと守り、見事東大に現役で合格します。
母である浜木綿子は例え東大に落ちても、他の大学に行かせる気などはなく、浪人させてでも東大に行かせる気であったという。
幼い頃から母の苦労している姿を見続けてきた香川照之は、早く母を安心させたく高校時代、必死に勉強をしたそうです。
そう、香川照之は幼い頃から母・浜木綿子の市川猿翁への恨みにも似た思いを感じて育ったのです。
香川照之はなぜ歌舞伎界に進出したのか！
大学を卒業した香川照之は一般的な就職はせず、俳優を目指します。
卒業した翌年にはＮＨＫの大河ドラマ「春日局」で俳優デビュー。
売れずに苦労した時期もあったようですが、もともと芸能一家に生まれたサラブレットである香川照之が俳優として頭角を現すのにそれほど時間は要せず、ドラマ、映画で活躍するようになります。
その後、４０歳になった頃には、名バイプレイヤーと言われるようになり、俳優としての地位を確立しました。
しかし、香川照之は２０１１年９月、急に「市川中車」を襲名し、歌舞伎界に進出したのです。
母と自分を捨てた父・市川猿翁の世界である歌舞伎界に俳優業で成功していた香川照之はなぜ入ったのでしょう？
香川照之は俳優を始めだした２５歳の時に、自分を捨てた父の公演を見に行った際、、、
「大事な公演の前にいきなり訪ねてくるなんて役者としての配慮が足りません」
「すなわち、私は家庭と訣別した瞬間から蘇生したのです。だから今の僕とあなたとは何の関わりもない。あなたは息子ではありません。したがって僕はあなたの父でもない。」
と市川猿翁に言い放たれたという過去があります。
自分たちを捨てた父にこんなことを言われた香川照之の怒りは想像を絶するものだったに違いありません。
では、なぜ香川照之は自分と母を捨てた憎むべき父の世界に踏み込むことにしたのでしょうか？
それには香川照之の息子の存在が関係していました。
香川照之には政明くんという子供がいますが、香川はこの政明くんに歌舞伎役者をやらしたいと思っていて、将来は父が名乗っていた猿之助の名前を息子に継がせたいと思っている。
そのためには自分が歌舞伎役者として市川一門に入らなければならず、憎き父の弟子になり稽古をつけてもらわなければならなかったのです。
その様子はＮＨＫドキュメンタリー「父と子」という番組で放映されていましたが、香川照之の複雑な表情が印象的でした。
自分の野望のために、敵の懐に飛び込むという、まるでドラマ「半沢直樹」の世界のようなことをやっている香川照之。
彼の心の奥底には、常人にはわからないドス黒い闇が潜んでいるのかもしれない。
香川照之の結婚は二股婚！
母を捨てて他の女性のもとに行ってしまった父のせいで、複雑な人生を歩んできた香川照之ですが、血は争えないのか、自分も女性に対し非道な行為をしてしまっています。
香川照之は俳優になってから、歌手の冴木杏奈という方と長く交際をしていました。
香川は冴木杏奈と結婚を約束。
冴木はそれまで所属していた「小澤音楽事務所」を辞め結婚の準備をしていた。
彼女が事務所を離れたことはマスコミにも知れ、二人が交際していたことはマスコミも知っていたので「冴木杏奈結婚秒読み」と週刊誌などでは報道されました。
しかし、数ヵ月後、香川照之は元フライトアテンダントのトモコさんという方と結婚を発表します。
てっきり冴木杏奈と結婚すると思っていたマスコミもこれには驚き、「香川照之は二股婚！」と一斉に報道したのです。
しかし、香川の発表で一番驚いたのは冴木杏奈で、この発表を聞くまで自分は香川照之と結婚するもんだと思っていたらしい。
ことの真相を確かめようとマスコミは香川照之に詰め寄りましたが、香川は逃げ回るばかりでちゃんとした回答はしませんでした。
自分を産んだ途端に別な女性のところに行ってしまった父親をもつ香川照之ですが、女性に対しての無責任さは父親譲りと言えるでしょう。
香川照之の演技のルーツは！
主役ではないものの、演技力では主役を完全に食ってしまう香川照之。
以前から香川照之の演技は好評で業界ではファンも多かったのですが、ドラマ「半沢直樹」以降は一般の方も彼の演技のスゴさに気づいたようです。
あの半沢で見せた土下座の演技は、顔の筋肉一本一本まで神経が行き届いていて、上手さというより凄みを感じました。
では香川照之がどこでそんな演技を学んだかというと、意外にも父親の舞台のようです。
香川は父親とは疎遠でありましたが、役者になってから何度も父親の舞台を見に行っています。
舞台を見に行っても父親と言葉を交わすことはなかったそうなのですが、父の演技を食い入るように見ていたそうです。
香川照之は４６歳で歌舞伎の初舞台を経験していますが、初舞台ということを感じさせない見事なものだったと評判になりました。
これは何度も何度も父の舞台を見て研究していたから、あそこまでの演技ができたのではないでしょうか。
また、香川照之の表情は笑っていても違う何かを感じます。
そう、彼は笑顔の裏側にある心の影を表すことができる俳優。
こんな表情ができるのは、彼の幼少期の生活環境が関係あるんです。
父が出て行ったあと、女優であった母も家にいることが少なく、香川照之はいつも一人で引きこもりがちな生活をしていました。
香川照之は自身の幼少期を振り返ってこんなことを言っています。
「孤独はもちろんだけど、友達もいないし、本心は言ったことがないし、常に嘘をついてたし、僕は世界が終わればいいとずっと思っていました。」
学校では常に優秀、東大にまで行った香川照之ですが、その輝かしい経歴の裏では想像がつかない孤独があったようです。
だから、彼の演技にはやり場のない叫びのようなものを感じます。
父と和解した今でも幼少期に体験した孤独から香川照之は逃れられていない。
俳優としては成功した香川照之ですが、一人の人間としてはまだ幸せを掴んでいないのかもしれない。
香川照之の心の闇は深い。
香川照之 結婚裏話 学歴は東大 演技のルーツは！
