Googleは今のような大企業になる前の時期から積極的な企業買収していることで有名です。よくよく見ていくと買収した会社がその後グーグルの主要なサービスの多くを占めていることがわかります。※買収金額は$1=100円換算しています。
2000年代はウェブサービスや広告などコアビジネスである検索エンジンの周辺を補強している
Pyra Labs(2003年、買収金額未公表)
創業者のEvan williamsはその後twitterを立ち上げます。
Applied Semantics(2003年、102億円)
アフィリエイターはお世話になった人は多いのではないでしょうか
自分の「好き」を収益に。AdSense でウェブサイトやコンテンツを収益化する方法を学びましょう。
Keyhole Inc.(2004年、買収金額未公表)
androidとiphoneとの競争において、グーグル・マップが果たして功績が大きかったことを考えると良い買い物だったといってもいいのではないでしょうか。
Google Earth なら地球上のどんな場所へもひとっとび。衛星写真、地図、地形、3D の建物など、楽しいコンテンツが満載です。宇宙の銀河や海底の峡谷といった未知の世界もお楽しみください。お気に入りの場所は保存して、友だちや他のユーザーと共有することもできます。
Urchin Software(2005年、買収金額未公表)
解析サービスのデファクトスタンダードに
Google アナリティクスでは広告の投資収益率の測定や、Flash、動画、ソーシャル ネットワークのサイトやアプリケーションのトラッキングができます。
Dodgeball(2005年、買収金額未公表)
English Here ワークスタイル・メモ カレンダー・手帳術からグループウェア、ライフハックやWeb2.0系ツールまで、インターネットが変えようとしているワークスタイルの未来を考える。 記者発表会やイベントの様子を伝える ビデオブログ にも挑戦中です。 ワークスタイル・メモ > 関連ニュース > Googleの携帯SNSである、dodgeballの運営者二人が同時にGoogleを退社…
二人の創業者は2007年に揃ってgoogleを退社。その後、位置情報SNSサービスであるforsquareを立ち上げます。
Android(2005年,50億円)
後から振り返ってみるとgoogleの歴史上、最高の買収成功例であるのは間違いないでしょう。
Youtube(2006年、1650億円)
当時は高い買い物と批判されていましたが、今やグーグルのサービスの中でも最もトラフィックも生むサービスの一つ
Postoni(2007年、650億円)
グーグルは米国時間8月21日、同社の電子メールセキュリティサービス「Postini」を2013年で終了し、その機能を「Google Apps」に移行することを発表した。
DoubleClick(2008年、3100億円)
GDNに代表されるグーグル広告のディスプレイ広告の中核サービスに。
AdMob(2009年、750億円)
Googleが日本でもiPhoneへの動画広告配信で知られるAdMobを買収した。AdMobのモバイルディスプレイ広告技術を取り入れることで、急成長するモバイル広告市場でのシェア拡大を狙う。
admob社は設立わずか3年で巨額の売却を成立させたのが話題になりました。
ITA Software(2011年、700億円)
米Googleは米国時間2011年9月13日、同社が買収した米ITA Softwareの技術を使った航空便検索サービスを開始したと発表した。現在は一部の機能のみを提供する限定的なサービスだが、今後改良を重ねて機能を拡充していくとしている。
Google Flights では、格安フライトを数秒で見つけたり、目的地を地図で指定したり、料金のアラートを設定したりできます。
Zagat(2011年、151億円)
–> グーグルがザガット(Zagat)を買収 素晴らしいシナジー 2011年09月09日 05:32 Tweet グーグルがレストランガイドの『ザガット』を買収します。 この買収はグーグルにとって極めてシナジーの高い…
2011年以降はウェブサービスというよりも特許、人工知能やロボットなど、権利や技術そのものを多く買収してきている
Motorola Mobility(2011年、1.25兆円)
AppleとサムソンによるAndoroidへの訴訟への対策として特許を獲得するための買収だったとの見方が大半。
Waze(2013年、1100億円)
Waze買収に関する噂は数ヶ月前から流れていた。最初はAppleが5億ドルを提示し、続いてFacebookが10億ドルという値付けをしたと報じられた。そこに突如Googleがやって来て獲物をさらっていった。イスラエルの経済紙Globesによれば、Facebookの幹部がイスラエルに飛び、真剣な交渉を始めていたという..
Boston Dynamics(2013年、金額未公表)
Googleの親会社、Alphabetはロボット開発の子会社の一つ、Boston Dynamicsに満足していないということだ Bloombergの記事によると、Alphabetの幹部は「Boston Dynamicsは、向こう数年のうちに大きな収益を生み出す可能性はほとんどないうえに、いっしょに仕事をしづらい相手..
SHAFT(数百億円)
Googleが買収したヒト型ロボットの開発を手がけていた東大発ベンチャー株式会社SCHAFTの道のりについて紹介しています。
SCHAFT (ロボット) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ナビゲーションに移動 検索に移動 この項目では、ソフトバンクグループで日本において ロボット の研究開発を行っていた企業について説明しています。その他の用法については「 シャフト (曖昧さ回避) 」をご覧ください。 株式会社SCHAFT SCHAFT Inc. 種類 非公開企業 本社所在地 日本 東京都 …
東大発のベンチャーで創業間も無くグーグルに買収される。
ロボット事業を推進したアンディ・ルービン氏がGoogleを去ることで一連のロボット事業に一区切りがつけられることに。
Android生みの親でロボット狂であるアンディ・ルービンが立ち上げ、目ぼしい会社を8社買いまくってできた部門。しかし、Androidが思うような利益を出せないことで社内の立場が危うくなったルービンが辞めてしまってからは、リーダー不在でバラバラのロボ子会社集合体だったと各所で報じられています。
nest Labs(2014年、3200億円)
UPDATEスマートホーム機器を提供するNestの共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるT・ファデル氏が、辞任すると発表した。
ipodの生みの父と言われるファデル氏の人材獲得も狙いとしてあったと見られますが、買収後はうまくGoogleに溶け込めず退社するようです。
DeepMind Technologies(2014年、400億円)
2014年に米Google(現Alphabet)が4億ドルで買収した英DeepMind。同社が開発した囲碁AI「AlphaGo」は、プロ棋士を打ち負かす偉業をやってのけた。そこにはどんな仕組みや工夫があるのか? AIの専門家がAlphaGoに関する論文、「Mastering the game of Go with deep neural networks and tree search」を紐解…
2016年大きな話題を集めたAlphaGo
Skybox(2014年、478億円)
“残り50億人”のためのインターネット網プロジェクトを推進するGoogleが、小型低軌道衛星による画像サービスを手掛けるSkybox Imagingを買収すると発表した。Google Mapsの精度向上だけでなく、インターネット接続と災害救助に役立てるとしている。
Skyboxの衛星はGoogle Mapsを最新の画像で正確に保つことを助けてくれるだろう。将来的には、Skyboxのチームの技術により、インターネット接続と災害救助を支援できるようになると期待している
2015年以降はGoogle Cloud事業を強化するための買収が増加
Bebop(2015年、380億円)
11月の終わりにGoogleは、bebopの買収を発表した。bebopはVMwareのCEOで協同ファウンダだったDiane Greeneが創業したクラウドプラットホーム企業だ。今日GoogleがSECに提出した関連文書によると、その買収の価額は$380,241,352(3億8024万1352ドル)であった。 ..
bebopはVMwareのCEOで協同ファウンダだったDiane Greeneが創業したクラウドプラットホーム企業
彼女(Diane Greene)はすごい人だから、Googleのクラウド事業のやり方をたちまち変えてしまうだろう。bebopの技術者チームは優秀だから、Googleにエンタプライズビジネスに必要なDNAを大量に持ち込むだろう
Apigee(2016年、625億円)
今日(米国時間9/8)、Googleは上場企業でAPIの開発と管理のプラットフォームを提供しているApigeeを買収することを発表した。Apigeeは昨年上場された会社で、買収価格は1株あたり17.40ドル、総額6億2500万ドルだ。 ApigeeはオープンAPIでユーザーがデジタル・サービスを構築することを助け..
ApigeeはオープンAPIでユーザーがデジタル・サービスを構築することを助けている。
Apigeeのユーザーには薬局チェーンのWalgreensを始め、AT&T、Bechtel、Burberry、First Data、Live Nationといった有力企業が含まれる。
API.AI(2016年、買収額非公開)
Googleが今日(米国時間9/1)、API.AIのチームをスカウトしたことを公表した。API.AIは、Siriのような自然言語で会話できるボットをデベロッパーが作るためのツールを提供している。 コンピューターと違って人間には、まあまあのコミュニケーション能力がある。だれかが、“the girl saw a ..
誰でも自然言語で会話できるbotを作ることができるサービスで、現時点で英語、中国語、フランス語、ドイツ語を含む全15ヵ国語に対応しています。
また、これまでに30億件のAPIリクエストを処理しており、利用したことがあるデベロッパーは6万以上だといいます。
Looker(2019年、2400億円)
Googleに買収されることが明らかになり、日本でもその名が知られるようになったLooker。Lookerはクラウド型のBIソリューションを展開するベンダーで、Googleのクラウドサービスの1つでデータウェアハウス用途に利用されるBigQueryなどのデータベースと連携させて利用するものだ。Lookerの大きな特長が、Lookerの中にはデータを持たないことだ。
Lookerのアーキテクチャは、まずはさまざまなSaaSのアプリケーションや企業が運用している各種データベースなどのデータソースから、クラウド上のGoogle BigQuery、Snowflake、Amazon Web Servicesといったデータウェアハウスにデータを集める。
Googleの”爆買い”はしばらく続きそうです