Googleの過去の様々な企業買収から、買収金額に着目してまとめをつくってみました。Googleってやっぱりすごいんだなあ…ということを金額からも感じ取れます!
Googleは、スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって創業されたインターネット関連のサービスと製品を提供するアメリカ合衆国の多国籍企業である。
さらにこんなこともやってます。
Google X Labとは、Googleにおける開発プロジェクトのうち、特に未来的な技術の開発に取り組んでいる部門の呼び名である。
開発に取り組んでいる技術の例として、ARメガネの開発プロジェクト、自動走行車の開発プロジェクトなどが知られている。他にも宇宙エレベータの開発などにも取り組んでいる。
Google glassやGoogle CarもすべてGoogle X Labから生まれました。
Googleの高額買収先トップ3!
Googleの高額買収先のトップ3を金額順でまとめてみました。あまりの高額さに金銭感覚がおかしくなりそうです。
第一位:Motorola Mobility
Motorola Mobilityの輝かしい80年の歴史には、最初の携帯電話の開発さえも含まれる。
狙いはMotorola Mobilityの所有する特許以外にないだろう。
Motorola Mobility の買収により、Google はおよそ1万6,000のモバイル関連の特許を取得する。
ところで9800億円ってどのくらい?
スーダンやキプロス、シリア、ラトビアあたりの国家予算規模の金額になります。
国家予算規模のお金で一社を買収するGoogleって一体・・・
第二位:DoubleClick
DoubleClickはバナー広告(ディスプレイ広告の一種)の配信で大成功を収めた会社である。
この買収によりGoogleはさらなるオンライン広告の進化、収益拡大を狙う。
プロダクト・マネジャーのAlex Kinnier氏は、―Googleが広告を売り、DoubleClickが広告を届ける―と語る。
第三位:YouTube
言わずと知れた動画共有サービス。ちなみにYouは「あなた」、Tubeは「テレビ(ブラウン管)」という意味である。
Googleは同社の広告の専門知識と検索トラフィックのすべてをYouTubeと結びつけることができる
他にもこんな企業も買収していた・・・
え、こんな企業も買収していたんだ!というような企業をまとめてみました。
Bump Technologies
モバイルアプリケーションを手掛けるBump Technologiesを買収。
Bumpは、2台のスマートフォンを軽くぶつけ合うことによって友人や他人とコンテンツを交換する楽しい技術を開発し、早くからユーザーらの支持を集めた。
つかってみたことのある人も多いのでは。
買収金額は3000万ドル以上で、最大6000万ドルになるとAllThingsDは伝えている。
Postini 買収
Postiniは、メッセージセキュリティやアーカイビング、暗号化などのサービスの提供企業。
「Google Apps」に組み込み、企業向けサービスを強化する狙い。
Google Appsは中小企業で採用が進む一方で、大企業にはセキュリティ面で受け入れられにくいと考えられていたようです。
Postiniのサービスは、企業がコンプライアンスを確保するために必要な複雑なメッセージポリシーや、独自に定めたルールを扱うことができる
出典米Google、メール/IMセキュリティ企業の米Postiniを買収
WIMM Labs 買収
今、話題のスマートウォッチに関しても何か狙いがあるのでしょうか。
グーグルは、これまで誰も考えてこなかったほど長い時間をかけて、スマートウォッチに密かに取り組んでいたようだ。
Flutter 買収
当然のことながら、グーグルはノートPCの「Chromebook」やChrome自体にこの機能を統合してくるだろう。
Googleの買収の傾向は?
株式上場で巨額の資金を得たGoogleの企業買収は、正確でほとんど誤りがなく、その根底にあまりにも見事な戦略が読み取れる。
Googleサービスの世界的な会員獲得、もうひとつは、コンテンツこそを最重要視するという姿勢が根底にある。
人々が「スゴい!」と感じる技術を買収し続けてきたことにも納得ですね。
次なる狙いは・・・?
業績は低迷しているが、ブラックベリーの保有特許や企業向け通信サービスの活用が狙いとみられる。
ブラックベリー 売却計画の中止やCEOの交代を発表
結局、この買収騒動は白紙に・・・