ネタバレ注意 FGOの6章を全部プレイしたのですが、オベロンが嘘つきとか、カルデアが嫌いぐらいしか 2022/8/8 FGO 🔊 AI音声で読み上げ ネタバレ注意 FGOの6章を全部プレイしたのですが、オベロンが嘘つきとか、カルデアが嫌いぐらいしか分かりません。オベロンについて解説お願いします
簡単に解説をすると。
ブリテンにはブリテンを滅ぼそうとするヴォーティガーンという悪意の存在がいます。
6章はそもそも6匹の妖精がサボった結果、ブリテンが無くなったところから始まるので、ヴォーティガーンも暴れることはないはずだったのですが、あれよあれよと6匹の妖精がケルヌンノスを毒殺し、それを大地にしたことでヴォーティガーンが活動再開をもくろみ始めました。
しかし、ヴォーティガーンは死んだケルヌンノスの下敷きになるような状態でいたため、ケルヌンノスの死体があるかぎり、活動を再開できませんでしたので、簡単に言えば魂だけ外に出て、まずはケルヌンノスの死体をどかすために行動をするようになりました。
6章に出てきたオベロンは、このヴォーティガーンが召喚し使い始めたものでした。
ヴォーティガーンは1000年前の大災厄であるモースの王にもなっていたのですが、モルガンに倒されているので、まずはモルガンを倒すことを目的として予言の子の手助けをしていました。
ヴォーティガーンの目的はブリテンである妖精國の崩壊ですが、オベロンとしての目的は人類史を終わらせること。
ヴォーティガーンはそういう存在だから。という理由ですが、オベロンは、例え世界を救うためだとしても、カルデアが異聞帯を攻略すること、誤った世界とはいえ終わらせていることを不快に思っており、汎人類史ごと終わらせてやろう。というのが目的です。
彼が嘘つきなのは、今回のオベロンの題材となっているのが「夏の夜の夢」というシェイクスピアの作品であることが理由です。
翻訳や、作品の扱いにより言葉は違いますが、夏の夜の夢は、ほぼ必ず
「この話は夢のようなもので真実はない」
「あなたたち(観客)はいままで寝ていて、幻を見ていただけ」
などのような形で締め括られます。
シェイクスピアの作品は、どんな喜劇悲劇でもキチンと締めくくることから、その作品を表すものとして締めが重要視されます。
夏の夜の夢も、タイトルから「夢」であり、締めくくりも「フィクション」であることが重要なものとなっており、
この作品で有名なオベロンが、サーヴァントとして召喚される際は、彼のあらゆる言動がフィクション、嘘、真実ではないもの。となってしまう呪いのようなものにかかっています。
かといって全てを逆読みすれば良いものでもない。
例えば「好き」の逆は「嫌い」だが、
「好きであることを隠したい」場合は「嫌い」というと逆読みされ、好きであることがバレるために「好き」と言う。
だからこそ彼の本心は誰にもわからないし、彼自信にも理解し難い。
というのがオベロンの簡単な説明です。