つみたてNISAの口座数が1年で100万突破するほど人気 | 質問の答えを募集中です! つみたてNISAの口座数が1年で100万突破するほど人気 | 質問の答えを募集中です!

つみたてNISAの口座数が1年で100万突破するほど人気

投資

金融庁(きんゆうちょう)は2月13日、つみたてNISAが12月末時点で104万口座(ま●こうざ)に達したと発表。

つみたてNISA(積立NISA)は、個人の資産形成を目的として税制面で優遇(ゆうぐう)する制度。2018年1月1日から買い付け可能となっており、1年で100万口座(ま●こうざ)を達成したことになる。
つみたてNISA口座数(こうざすう)の推移(すいい)

年代別では20代、30代、40代が約7割(わり)を占(し)め、もう一つの非課税制度であるNISAに比べて働く世代の比率が高い。また増加率では20代と50代の増加が大きい。
つみたてNISAとNISAの世代別比較(せだいべつひかく)
f:id:yamadatakasi:20190227172419j:plain
つみたてNISAとNISAの世代別増加率
f:id:yamadatakasi:20190227172433j:plain
2014年にスタートしたNISAは、1142万9743口座(こうざ)が開設されており、買い付け額は15兆6290億8749万円に達している。一方のつみたてNISAは、NISAに比べて口座数(こうざすう)で約10%、買い付け額で1%未満となっており、今後の増加が期待される。

つみたてNISAは少額からの長期、積立、分散投資を支援(しえん)するための制度。年間40万円までの積み立て形式で、金融庁(きんゆうちょう)が選定した投資信託(とうししんたく)を購入(こうにゅう)できる。値上(ねあ)がり益は、通常約20%の税率だが、つみたてNISAでは20年間にわたって非課税となっている。

金融庁(きんゆうちょう)によると、米国や英国に比べて日本の金融資産(きんゆうしさん)は預金に偏(かたよ)っている傾向(けいこう)がある。そのため、過去20年間で米国の家計金融資産(かけいきんゆうしさん)が2.9倍、英国では2.6倍になったのに対し、日本では1.4倍にとどまった。

長期に分散して積み立てを行うことで、最も投資のタイミングが悪かった、バブル最盛期(さいせいき)の日経平均最高値(にっけいへいきんさいたかね)の翌月(よくげつ)から積み立て投資を行っても、現在までに積み立てた額の約1.4倍に資産が増加すると、金融庁(きんゆうちょう)はシミュレーションで提示している。



 ⬇人気の記事!⬇

タイトルとURLをコピーしました