PS4で龍が如くを購入したいと考えているのですが、どれを買えばいいかわかりません！ 自分は今ま…

正直、シリーズ物となっており、すべてが完全に繋がっているので、物語を楽しみたいなら最新作などではなく「極」や「0」をやるのがいいかと。

【龍が如く0～誓いの場所～】

初代の龍が如く……つまり第一作目が出るより前の時代を舞台にした「龍が如く・序章」とも言うべき作品。
主人公・桐生一馬の下っ端時代にフォーカスをあてつつ、歴代作で人気の高いキャラである真島吾朗をもう一人の主人公としてた作品。
二人の過去にあった物語を描き、その人間性が如何にして作られていったかという掘り下げを行うと共に、昭和のバブル期という時代設定による「懐かしいのに新しい」というなかなかに面白い作品。
独自性の高いシステムを新たに取り入れつつも龍が如くのスタンダードを大きく崩すことなく、ファンからも新規ユーザーからも高い評価を獲得した。
歴代作品をやっていなくても楽しめるが、シリーズファン向けの小ネタも満載で歴代作品をやっているファンにとっても満足のいく一品である。
サブクエストややりこみ要素が多く、本編やるよりそっちの方が長くなると言うゲームだったりするのはもはや龍が如くのおなじみ。

【龍が如く極】

別にフタエがどうだかでアッー！するタイトルではなく、要するに「無印のフルリメイク」。
ビジュアルは勿論、演出やゲーム性まで全てを一新し、無印のストーリーを再構成して展開される新たな「龍が如く」。
歴代作品をやっていなくても問題がなく、「0」の後に出たので、「0」をプレイしているとある程度特典もある。
基本は無印と同じ物語が展開されるのだが、無印の頃にはなかった親友・錦山視点の物語が展開され、彼の心情をよりクローズアップした物語構成へとフラッシュアップされている。演出の向上や映像美などの進化もあって完全に別物であり、戦闘システムも独自のものを採用しているので無印をやったファンであってももう一度ハマれる作品。
相変わらずサブクエストは多く、ユニークなのでそっちをやっているほうが長くなるのだが、連続したサブクエストはそれだけで一つの物語なので、やっていてそれほど飽きがこない。この全てのイベントにストーリー性を持たせようとするあたりが、龍が如くシリーズの面白いポイントの一つといえる。
無印の頃とは戦闘システムそのものが変わっており、龍が如くシリーズに戦闘を求めるユーザーも満足のできである。

0の話題が回想でちらほら入るので、先に0をやっているとより楽しめるが、やっていなくても基本問題はない。
錦山との友情も0で大きく描かれるので、もし両方ともやる余裕があるなら是非「0→極」の順で。

これ以外に最新作【龍が如く6】が出ていますが、キャッチコピーでも謳われているように、龍が如く6は主人公・桐生一馬の最後の物語となります。
これまで描かれてきた物語の集大成として描かれるので歴代作品をやってないユーザーでは感動を感じることなども出来づらいかと思います。
一応、毎回新規ユーザー向けにダイジェストが内包されて居たりもしますが、細かいイベントなどは網羅されておらず、そのダイジェストも0や極にも搭載されていますので、可能であれば最新作に手を出す前に「0→極」とやってからプレイしていただけたらな、とファンとしては思いますね。

ps4なら6しかないんじゃないですか？
おすすめは0です。