- スマブラは最初『格闘ゲーム竜王』という名で開発されていた
- オープニングムービーに隠された暗号
- レトロなスマブラ?!
- マリオの声優はルイージ,ワリオ,ワルイージの声優も演じている
- リンクの名前はリンクの使命である
- ゼルダの変身術は瞳まで
- 本場のMr.ゲーム&ウォッチは意外とニンゲン
- カービィがゼルダをコピーしたときに被るあの頭巾
- ファルコのモチーフとなった鳥は?
- アイスクライマーのシンボルマークはどうして「ナス」?
- キャプテン・ファルコンがアピールするときに言うあのセリフ
- ネスの必殺技”PK”の単純な意味
- スマブラXでチンクルとガノンドロフの声優は同じ
- スマブラに隠されたネコの画像
- CPUにモテモテのプレイヤー
- 観客はこういうときに声援を送る!
- ドンキーコングに直撃する青い玉の正体
- 一足早かった取扱説明書はちょっぴり体力自慢
- CPUを惹き付ける魔法のアイテム
- マスターハンドはスマブラの世界とその他の世界とを行き来できる
- マスターハンドは『星のカービィ 鏡の大迷宮』にも登場する
- DXではマスターハンドが使える
- マスターハンド、クレイジーハンドの正体は川島教授の手
- いつまでも決まらぬ決闘の最終手段
- 白い”┌”は命綱
- 世界をまたがるキャラクターたちの声
- プリンの英語名はPurinではない?
- ファイア?ファイアー?ファイヤー?
- キャラクターたちのENGLISHな必殺ワザ
スマブラは最初『格闘ゲーム竜王』という名で開発されていた
本シリーズは元来より「任天堂キャラクターが集結するということを目玉に作ったゲーム」ではなく、オリジナル作品として試作された対戦アクションゲームの企画が原点である。開発段階では『格闘ゲーム竜王』というコードネームで呼ばれていた(ゲーム中に使用される背景として、HAL研究所山梨開発センターの所在地である旧竜王町(現在の甲斐市竜王新町)の風景を用いていたため)。
プロトタイプである『竜王』は桜井とプログラマーの岩田聡、サウンドクリエイターの3人という極めて少人数で制作された[4]。商品として発売する際に、「家庭用ゲーム機用のオリジナル格闘ゲームだとアーケード用のものと違いユーザーに認知されにくい」といった点を鑑みニュース性を持たせようとし、結果として「任天堂のキャラクターたちが闘う」というアイデアが採用されたと語られている[5]。
オープニングムービーに隠された暗号
スマブラDXのオープニングで,ポケモンたちが集合している場面にいる”S”と”B”の形のアンノーンは,
紛れもなくスマッシュブラザーズ(Smash Brothers)の頭文字である。
レトロなスマブラ?!
フィギュアのディスプレイの背景には,ファミコン用のスマブラや,スーファミ用のスマブラが置いてある。
もちろんプレイできないけれど。
ちなみに英語版では背景に置いてあるものが微妙に違う(英語切り替えで確認できる)。
マリオの声優はルイージ,ワリオ,ワルイージの声優も演じている
マリオの声優はCharles Martinetさん(チャールズ・マーティネーさん)が演じているが,
実はルイージ,ワリオ,ワルイージの声優も彼が演じている。
それどころか,ベビィマリオ,ベビィルイージ,キノピオ,キノじいなどの声優も多くは彼がこなしている。
声の領域が広すぎるよ。
リンクの名前はリンクの使命である
出典prcm.jp
「リンク」という名前は,「つなげる」という意味のリンク(link)に由来する。
これは「ホームページの相互リンク」などのリンクと同義である。
それで,彼は何を「つなげる」のかというと,「各地に散らばったトライフォースのカケラ」を1つにつなげるのである。
シリーズ1作目である『ゼルダの伝説』のゲーム目的こそが,彼の名前を創り出したのだ。
ゼルダの変身術は瞳まで
ゼルダの目の色は青色だが,シークの目の色は赤色である。
ゼルダは変身によって(足の速さだけでなく)瞳の色まで変えていたのだ!
ゲーム中では意外と気付きにくい難所かも。
本場のMr.ゲーム&ウォッチは意外とニンゲン
スマブラのMr.ゲーム&ウォッチには目がなく頭は丸いが,
実際の『ゲーム&ウオッチ』には目があったり帽子を被っていたりする作品もあり,必ずしもスマブラのデザインと一致しない。
スマブラに出てくるMr.ゲーム&ウォッチは最もシンプルなデザインと言える。
カービィがゼルダをコピーしたときに被るあの頭巾
カービィがゼルダを吸い込んでコピーしたときに被る頭巾は,
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』でゼルダが子供の頃に被っていた頭巾である。
スマブラのゼルダの特徴からは描写されないので,原作を知らない人にとっては由来がわかりにくい。
ファルコのモチーフとなった鳥は?
ファルコン(falcon)はハヤブサを意味するので,ファルコはハヤブサだと思われがちだが,実際のモチーフはキジである。
確かに青い羽毛や目の周りの赤い肌はキジの特徴と共通しているが,白黒系の羽毛をもつハヤブサとは似ても似付かない。
ちなみにニワトリもキジ目キジ科の鳥である。
アイスクライマーのシンボルマークはどうして「ナス」?
『アイスクライマー』の原作では「ボーナスゲーム」のときにボーナス用の野菜が登場する。
各ステージのボーナスゲームには10種類の野菜が順番に登場するが,最初のステージには「ナス」が登場する。
そうして,アイスクライマーのスマブラでのシンボルマークは「ナス」になった。
氷・登山と「ナス」が結びつきにくいので,原作を知らない人にとってはシンボルの意味がわかりにくい。
ちなみに,最初のボーナスゲームに「ナス」が登場するのは,ボー「ナス」にかけたというウワサも。
キャプテン・ファルコンがアピールするときに言うあのセリフ
ファルコンはアピールで”Show me your moves!”と言っている。
直訳すると「お前の動きを見せてみろ!」という意味だが,実際に意味がわかってみるとなんだかカッコイイセリフ。
醤油やムースはまったく関係なかったんですね;
ネスの必殺技”PK”の単純な意味
ネスの必殺技「PKフラッシュ」「PKファイヤー」「PKサンダー」などに漏れなく付いてくる”PK”は,
「念力」を意味する”Psychokinesis”(サイコキネシス)の頭文字を取ったものである。
サイコキネシスの頭文字が”P”という印象が薄いので,
どちらかというとサッカーのPK戦(ペナルティーキック)のほうを思い浮かべてしまう。
余談だが”Psychokinesis”のPはなぜ発音しないのかというと,ギリシャ語源のスペルをそのまま英語化したけど,
英語ではPs…から始まる発音がなかったため,じゃあSから発音しようってことらしい。
スマブラXでチンクルとガノンドロフの声優は同じ
声優の宮田 浩徳さんはチンクルとガノンドロフの両方の声をしている。
スマブラに隠されたネコの画像
大のネコ好きとして知られている
カービィーやスマブラの生みの親である桜井さん。
スマブラX ポケモンスタジアム2の氷のステージを
注意深く見てみると、小屋の中に桜井さんが飼ってる
ネコのポスターが貼られているぞ。
CPUにモテモテのプレイヤー
CPUはCPUよりもプレイヤーのキャラクターを狙う傾向がある。
また,CPUは1位のキャラクターを狙う傾向がある。
つまり,プレイヤーが1位になろうものなら,3人のCPUは互いに敵であっても,チームバトルのごとくプレイヤーに襲いかかる。
観客はこういうときに声援を送る!
観客はときどきプレイヤーのキャラクターの名前を連呼して声援してくれるが,
実は声援が起こるためには下の2つの条件のどちらかを満たす必要がある。
1. ダメージ100%以上のプレイヤーが,1秒以内に2人以上のキャラクターを強くふっとばしたとき。
2. 大きな喚声が起こるほど強くふっとばされたプレイヤーが,着地するまでに他のキャラクターを強くふっとばしたとき。
普段は乱闘になっていると無意識にこの条件を満たすわけだが,狙って起こすのは案外難しかったりする。
なお,何らかのプレイヤーの声援が20秒以上起こっていないことも条件だが,
稀に声援が始まった直後に他のプレイヤーが上の条件を満たすと,声援がそのプレイヤーに移ることもある。
こんな感じで,声援は崖っぷちのキャラクターが頑張っているときに起こるゆえ,
その後キャラクターがまたすぐに好調になれば声援も早めに止んでしまう。
ドンキーコングに直撃する青い玉の正体
スマブラDXのオープニングの最後のほうでドンキーコングに直撃している青い光の玉は,
実はミュウツーのシャドーボールである。
オープニングにはさりげなく隠しキャラクターの要素が含まれていたのだった。
一足早かった取扱説明書はちょっぴり体力自慢
体力制乱闘の体力は150HPから始まるが,
取扱説明書のスペシャル乱闘を紹介するページでは体力制乱闘の画像の体力が170HP以上ある。
これは説明書の画像がゲーム発売前の画像であり,説明書を印刷所に出した後に体力値が修正されたためである。
CPUを惹き付ける魔法のアイテム
たべもの,マキシムトマト,ハートのうつわ,ハンマー,モンスターボール,スパイクロークは,
それがどんなに遠かろうと,CPUが戦うことを忘れて取りに行くアイテム。まるで操られているかのように…。
それなのに,ある意味最強アイテムであるスーパースターには見向きもしないとは,これ如何に。
上記アイテムに対する過剰反応,,マジメな対戦中に揃って脱線するCPUには少々呆れるものがあります。
マスターハンドはスマブラの世界とその他の世界とを行き来できる
出典game8.jp
公式ウェブサイト『スマブラ拳!!』で明かされた裏設定では「大乱闘の舞台となる“この世界”と、その外部の世界である“亜空間”の双方を行き来できるとともに、両空間に存在することが出来る」「マスターハンドはどちらかというと亜空に近い存在である」ということなどが述べられており[1]、「ゲーム外部からの何か」であることが示唆されている。
マスターハンドは『星のカービィ 鏡の大迷宮』にも登場する
マスターハンドは中ボスとして登場し、倒してカービィが吸い込むことで「スマブラ」のコピー能力を得ることができる。その後レベル9のボスとして、後述するクレイジーハンドとともに現れる。この時は両者とも、倒すと爆発してしまうため吸い込むことができない。 マスターハンドの攻撃方法は『星のカービィ スーパーデラックス』のボス、魔人ワムバムロックといくつか似ている所があるが、マスターハンドと魔人ワムバムロックをデザインしたのが両方とも桜井政博であるため[2]。
DXではマスターハンドが使える
やり方は2種類です。
【1つ目】こちらの方が少し簡単です。
・まず、コントローラを2台用意します。
・マスターハンドを操作するコントローラを“3P”に差します(これ重要です)。もう片方はどちらに差してもいいです。
・大乱闘など2人以上遊べるモードを選択します。
①3Pをキャラを選んでいない状態で、カーソルを名前の欄の『Name Entry』に合わせます。
※選んでいない状態でないとできませんので注意してください。
②別のコントローラのカーソルを右上にある『Back』に合わせます。
③ここで2つのコントローラのAボタンを同時に押します。
④成功するとステージ選択画面にいきます。
⑤乱闘が始まると同時にマスターハンドが降臨し3Pで操作できます。
※操作方法は、下で説明します。
†乱闘で1位になるとフリーズするので、2位以下又はノーコンテストで終わらせてください。
【2つ目】こちらはかなり難しいです。
・コントローラ1台でできます。
・コントローラを“3P”に差します。(もちろん重要です)
・『1人ゲーム』の『レギュラー』以外でできます。
※レギュラーでこれをやるとフリーズします。
①同じくキャラを選んでいない状態にします。
※選んでいない状態でないとできませんので注意してください。
②名前の欄をA,B同時押しで開き、Bを押したまま『Name Entry』をAで選択します。
※非常にタイミングが難しいです。20回以上はやり直す覚悟で。
†失敗すると名前を打ち込む画面になってしまいます。
②成功すると同じくステージ選択にいきます。
③同じくマスターハンドが降臨し、3Pで操作できます。
†乱闘で1位になるとフリーズするので、2位以下又はノーコンテストで終わらせてください。
~操作方法~
キャラを動かすのと操作が全く違うので覚えずらいです。
操作は十字キーとA,B,L,R,Zで操作できます。
移動は不可能です。
A…異次元攻撃
○A+↑…ハンドロケット
○A+↓…ハンドプレス
○A+→…異次元パンチ
B…飛び道具攻撃
○B+↑…フィンガーレーザー
○B+→…フィンガーキャノン(ダメージ%が増えると3発撃ちます)
L…スマッシュ攻撃
○L+↑…トリプルビンタ
○L+↓…フィンガーウォーク
○L+→…パワフルビンタ
R…拘束,蓄積攻撃
○R+↑…トルネードドリル
○R+←…3連つつき
○R+↓…埋め込みプレス
○R+→…グーパンチ
Z…投げ攻撃
○Z+↑…揉みしごき投げ
○Z+↓…メテオ投げ
マスターハンド、クレイジーハンドの正体は川島教授の手
いつまでも決まらぬ決闘の最終手段
ゲームセット時に1位が複数いるときはサドンデス戦に持ち上がるが,
サドンデス戦でも複数のキャラクターが同時にやられた場合は,1Pに数字の近いキャラクターが勝者になる。
つまり3Pや4Pの人は対戦に不利である!…といっても,こんな状況には極めてなりにくいのだけど。
白い”┌”は命綱
レインボークルーズやビッグブルーにある白いカギ括弧”┌”のようなフレームは,
ミスのラインをわかりやすくするために施されたフレームであり,決してバグではない。
強制的にスクロールするステージでは画面の中央を見失いやすいため,このフレームが目印になる。
世界をまたがるキャラクターたちの声
英語版のスマブラDXでは一部のキャラクターのセリフや声優が日本のものとは異なる。
フォックスのアピールは「カモーン!」だけになり,ファルコに至っては「フッ」とクールに嘲笑するだけ。
そして,プリンは対戦キャラクターで唯一声優が違うので,英語版では新鮮な声を聞くことができる。
モンスターボールから出てくるポケモンにも,一部日本版と声優が違うキャラクターがいる。
なお,これらは英語切り替えで実際に確認することができる。
ちなみにマルスとロイは海外版でも日本語のままなので,
海外からすると日本でいうファルコンの醤油ムース的な存在なのかも?
プリンの英語名はPurinではない?
ポケモンの英語名は必ずしも日本語のカタカナと一致しない。
ピカチュウは”Pikachu”,ピチューは”Pichu”,ミュウツーは”Mewtwo”で,これらはカタカナとだいたい一致しているが,
プリンの英語名は”Jigglypuff”である(無理矢理カタカナにすると「ジグリパフ」と読める)。
これは「軽く揺れた・情欲をそそらせる」を意味する”Jiggly”と「丸くふくれること」を意味する”puff”の造語である。
なお、進化形のプクリンは”Wigglytuff”,進化前のププリンは”Igglybuff”と書き,いずれもプリンの名前に基づく。
他にもプリンのように特有の英語名を持つポケモンもいれば,ピカチュウのようにカタカナと英語名が一致するポケモンもいる。
ちなみに,プリンはドイツ語では”Pummeluff”,フランス語では”Rondoudou”,中国語では”胖丁”と書く。
ファイア?ファイアー?ファイヤー?
“fire”は「火」という意味の英単語だが,これをカタカナにするとき,表記にややズレが生じる。
ここではスマブラにおける表記を紹介しよう。
まず,「ファイア」と表記するものが一番多く,マリオ・ルイージのB「ファイアボール」,アイテムの「ファイアフラワー」,
フォックスのB上「ファイアフォックス」,ファルコのB上「ファイアバード」,
カービィシリーズの「ファイアカービィ」,Mr.ゲーム&ウォッチのB上「ファイア」などが挙げられる。
次にゲーム名「ファイアーエムブレム」では唯一「ファイアー」と表記されている。
ポケモンの「ファイヤー」や,ネスのB横「PKファイヤー」では「ファイヤー」と表記されている。
細かい話だが,「PKファイヤー」はMOTHERシリーズ原作では「PKファイアー」と表記されている。
キャラクターたちのENGLISHな必殺ワザ
英語版のスマブラDXでは,キャラクターの必殺ワザの名前も単なる英訳にはならない。
ルイージのB横:ルイージロケットは「グリーンミサイル」(Green Missile),なんだか怪しげな名前に。
ヨッシーのB下:ヒップドロップは「ヨッシーボム」(Yoshi Bomb),これは破壊力ありそう。
ドクターマリオのB:カプセルは「メガビタミンズ」(Megavitamins),意味は「大量のビタミン」…。
どちらかというと風邪を治すようなニュアンスだったカプセルが,過剰摂取という不健康なイメージに…。
ちなみに,ガノンドロフのような漢字の必殺ワザ名にもちゃんとした英語名がある。
例えばB横:地竜拳は「ゲルドドラゴン」(Gerudo Dragon)になっていて,それはそれでカッコイイ。