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今だから読みたい!ウイルスパニック・パンデミック漫画

マンガ

新型コロナウイルスにより緊急事態宣言が出された今、自宅で過ごす時間が増えるかと思います。そんな今だからこそ読みたいウイルスパニック・パンデミック漫画を紹介します。

▼大人だけが死ぬウイルス?!

原作:竹熊健太郎(第5巻以降は原案とクレジット) 作画:永福一成

ある日、諸住究が予備校に行く途中に列車の爆発事故が起こった。
その爆発事故以来、大人たちが次々と死んでいった。
それは列車の事故で横浦市全体に蔓延した原因不明の伝染病だった。

個人的には展開、絵がグロめであることが読んでいてつらかったが、妙に生々しく、それはそれでよかった

エグい描写や人間心理など抑える所は抑えつつ、どうなるのかと緊張を保ちながらテンポ良く進んだ

▼男が血を吐いて謎の死を遂げた?!

作者:外薗昌也

新宿である男が大量の血を吐いて謎の死を遂げた。
小野寺と関口は彼の検死をし、死因がウイルス性の感染症だと推測した。
一方、女子高生の岬あかりは偶然、事件の現場に居合わせた。

医学的にもバックアップを受けているようだし、物語の展開もきびきびとしていて、読ませる

作者の画力が高く、様々な場面でうっ、と思うような場面も多々あり、読むときは前後の予定を考えたほうがいいかもしれません(笑)

1巻では、感染症の発生から拡大までの状況が描かれている。ラストの引きはわざとらしいけれど、こういう物語を描かせるとやっぱり外薗昌也はすごい

▼都心の湾岸地区をウイルスの猛威が襲う

作者:朱戸アオ

ウイルスの猛威が都心の湾岸地区に襲い掛かる。

一遍の映画のような上質なパンデミック物でした

感染症流行の恐ろしさを十全に描きながらも、パニックムービー的な展開にはならず、コントロールできない感染症に「ベストを尽くす」医療者の姿を誠実に描く

確かなデッサン力で見やすく、ウイルスの感染問題も理解しやすい上に、推理小説としても社会派小説としてもぐいぐい惹きつけるストーリーテラーによる作品だった

▼S県横走市で次々と人が死に?!

作者:朱戸アオ

富士山麓の美しい街・S県横走市。
駐屯している自衛隊員が吐血して昏倒し、同じ症状の患者が相次いで死亡していく。
病院には患者が詰めかけたが、抗生剤は不足し、病因はわからないまま事態は悪化の一途をたどった。

人間模様をしっかりと描いているので全3巻とは思えない密度でパンデミックが発生して収束するまでを描いています

感染症の専門知識のみならず、医療現場の空気感もじっくりと描いているところに、読み応えを感じる

パンデミック作品によくある気がついたら感染が広がっていたというものではなく、感染の広がりを緻密に描写している作品。ジワジワと感染が広がっていく緊迫感がヒリヒリとしておりとても面白い

▼ウイルスについてよく分かる学習漫画

原作:ゴムドリCO. 作画:韓 賢東

主人公たちは伝染病の予防接種を受けて海外旅行に出たが、高熱に見舞われてしまう。
それが豚や鳥から変異した新型インフルエンザであると分かったのだった。

学習漫画としてではなく、普通にストーリーに引き込まれる、大人でも楽しめる作品

話も面白いし、題材が題材なだけに切迫した展開になってる

子供向きの漫画として、ある意味なめていましたが、とても親切に興味を持って知識が得られるように配慮されたマンガになっています



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