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【感動】発達障害のクラスメイトの恋の話

マイナー2chコピペ

発達障害のクラスメイトの実話の恋の話です。

予め申し上げておきますが全て実話です。

とある中学校にKくんとNちゃんがいました。
Kくんは発達障害を持っていてハッキリと言って変わり者でした。
イライラすると暴れたりして教師からも押さえつけられる事が何度もありました。
一方でNちゃんは成績は平均だけど可愛らしくて社交的な女の子でした。
二人は同じクラスでしたが大きな関わりはありませんでした。
寧ろNちゃんはKくんの事を最初は怖いと思っていました。
しかしそれが普通の感情なのかもしれませんし、実際クラス中そうでした。
そんなKくんとNちゃんが大きく関わる事になるのはある日の理科の授業でした。
Kくんはその日、教科担当だった子が休みだったからクラスメイトたちがKくんに
強制的に補欠をやらせました。
Nちゃんは休み時間になると、Kくんにちょっと怖がりながらも「行こう」と声を掛けます。
するとKくんは「俺一人でやるからいいよ Nちゃんがからかわれるの可哀想だし」と一人で
やると言うとどこかへ行ってしまいました。
これがKくんとNちゃんの大きな出会いとも言えるでしょう。

NちゃんはKくんって確かに暗いけれどみんなが思うよりは優しいんじゃないかな?と心で
思い始めていました。
その日の教科担当ではあまり関わらずに終わりました。
それから数日後、ある事件が起きてしまいます。
その事件とはNちゃんの持ち物が隠されてしまうという事件です。
クラス中で荷物チェックが始まり、それでも結局は見つからずに終わりました。
するとクラス中全員でKが隠したんじゃないかと責めます。
Kくんは怒り出し、机を蹴り飛ばすと泣きながらどこかへ行ってしまいます。
クラス中のみんなはまたかよと思いつつもNちゃんはクラスのみんなに対して
初めて酷いと思い、この前の事を思い出しKくんはそんな事をする人じゃないと思いました。
気づけばNちゃんはKくんのあとを付いて行き、説得します。
「Kくんがやってないのは分かるし、だから私もみんなに言ってあげるから」と
すると「僕がやった事で物事が収まるなら僕が犯人でいいよ」と悲しそうに言いました。
結局、Nちゃんはそれ以上は何も言わずに後に違う女の子が犯人だと分かり、
その女の子は説教を受けて、普通通り、一方でクラスの全員はKくんに謝罪の一言も無し。
Nちゃんはそんな様子を見て「Kくんに謝りなよ!」と怒ってしまいます。
するとある男子が「疑われる様な奴だから悪いじゃん」と反論します。
Nちゃんは「一方的にいじめてるのはあんたたちじゃないの?Kくんは別にみんなに意地悪は
してないじゃん」とまたもや言い返します。
クラスの男子たちはこれがキッカケでNちゃんはKくんの事を好きだとからかい、
翌日から二人はからかい続けられます。
そして数日後、また事件が起きてしまいます。
あるクラスの男子がKくんに「Nとはやったの?処女だった?」と冗談で聞きます。
Kくんはその男子を切れて殴ります。
「Nちゃんは何も悪いことしてないのにそんな事言わないでよ」と
この事件はやがて双方の親を呼び出して話し合いになるまで発展しました。
ですがKくんは自分がイライラして殴ったと言ってNちゃんが関係していることは全て
黙っていました。
結局はKくんの家族が謝罪して問題は収まりました。
しかし翌日、その事実を知ったNちゃんはKくんに言います、「何で庇ったの?」と
するとKくんは「君だけが僕のことを嫌わないしいじめなかったから」と返しました。
NちゃんはここでKくんに始めてドキドキしてしまいます。
これが二人のふれあいの始まりでした。

自分を庇ってくれたKくんにお礼がしたいと思ったNちゃんはKくんにメアドを渡します。
Nちゃんは少しだけKくんのことが気になり始めていました。
しかし一向にKくんからはメールが来ません。少しだけNちゃんは焦れったい気がしました。
数日後、「Kくんの趣味とか色々知りたい」と思わず言ってしまいました。
僕と話してもつまらないよと言うKくんでしたが、その日Nちゃんにメールをします。
内容は僕はゲームとパソコンが好き、Nさんは何が好きなの?と。
この日は互いの趣味を話す程度でそこまで盛り上がることはありませんでした。
ですが、毎日の様にメールを続けていき、次第にKくんは心を開き、NちゃんはKくんのことを
ますます気になっていきます。
そしてある日、KくんはNちゃんにある事を告げます。
「僕は発達障害があるんだ それで今までも散々だったけど、こうして話せるのはとても幸せ」と。Nちゃんは告白とも形容出来るこの言葉に戸惑います。
Nちゃんはこの日までKくんの様々な生い立ちや過去を聞き、何時しか同情までしていました。
Kくんのその言葉に対しNちゃんは今度一緒に二人だけで遊ばない?すなわちデートを誘いました。あまり恋愛経験のないKくんでしたがデートに誘われている事は気づき、
僕みたいな男とデートしてもつまらないし、お金だって無いよとネガティブな事ばかり言っていました。それでもNちゃんは強く説得し、Kくんとデートする事になりました。
そしてデートの当日、Kくんは慣れていないのか緊張してばかりで中々うまく話す事も出来ずに
モジモジしていて、ごめんやっぱりつまらないよねと言ってばかりでした。
Nちゃんはそんな事を気にせずに寧ろそんなKくんが可愛く思えてきました。
その日はNちゃんがKくんのことを引っ張り、ランチや買い物、そして公園でお散歩デートもしました。ちなみにお散歩デートはKくんが唯一した提案ことでした。
二人で静かな公園を歩いていると、Kくんはトイレに行ってくると言いました。
Nちゃんは一人でベンチに座っていると数分後にKくんが暖かい飲み物を持ってきて、
Nちゃんに手渡します。
Nちゃんは物凄く驚きます。何でこんなに優しくて気遣いが出来るのに辛い思いをしているんだろうと。KくんはNちゃんに唐突に「僕、強くなりたいって思ってる。Nちゃんを守りたいから」と
突然言い出します。
Nちゃんは驚いて「冗談でしょ?」と返しますがKくんは「やっぱり気持ちわるいよね ごめんね」と言って落ち込み始めました。
Nちゃんは震えているKくんのことを見て、よっぽど頑張ったんだろうなと思いました。
でもその日はNちゃんも戸惑って何も言えずに二人は別れました。
次の日からはちょっと気まずいものの今までどおりに接してくるKくんにNちゃんは
果たして「告白だったのだろうか」と戸惑います。

それから数ヵ月後、KくんとNちゃんはメールを続けるばかりで特に進展はせずに
3年生になります。
クラスも別々になり、益々関わりは無くなっていきます。
NちゃんはKくんが新しいクラスで酷いいじめに遇い、学校へこなくなり、
やがてはメールの返信さえ来なくなりました。
NちゃんはやがてKくんのことを忘れていき、遂に卒業の日が来ましたが
Kくんは校長室で卒業証書を貰いました。
やがて二人は深く関わることはなく、別れを迎えました。

第五章~答え

Nちゃんは高校に進学し、充実した生活を送っていました。
一方でKくんは不登校の時に実は独学で勉強し、夜間高校に通っていました。
Kくんはバイトしながら必死に学業に励みました。
休日も慣れない力仕事のバイトをして必死にお金も貯めました。
そしてある日、Nちゃんにひとつのメールが届きました。
「君に会いたい」とだけ書いてありました。
すぐにKくんからのメールだと気づいたので土曜日に会うことになりました。
そしてNちゃんはKくんと再会して驚きました。
以前は太っていたKくんは何と物凄く痩せて美男子になっていたのです。
以前は自分を僕と呼んでいましたが俺と自分を呼ぶ様にもなっていました。
「どうしてそんなに変わったの?」と驚いて聞くと
「君を守るために強くなるって言ったから空手を本気で1年前に始めたよ」と。
どうやらKくんは不登校中に必死に空手を始めて、他にも筋トレに励み、
痩せるだけではなく強くもなっていました。
NちゃんはKくんの言動だけではなく顔を見るだけでもドキドキする様になってしまいました。
この時、始めて恋だとNちゃんは確信しました。
その日はKくんが映画館や食事を案内してくれて代金も全て支払ってくれました。
更にKくんはNちゃんに指輪を渡します。
「僕と結婚を前提に付き合って欲しい」と。
驚くNちゃんでしたが、Kくんが必死にバイトをしていたのはこのためだと知りました。
自分のために強くなり、一人前の男になる一歩手前のKくんに「この人なら私を守ってくれる」と
思い「よろしくお願いします」と答えます。
これがNちゃんの出した答えでした。

KくんとNちゃんは美男美女カップルとして成立し、楽しい日々を送っていました。
Kくんは将来、焼き鳥屋で働くために居酒屋でバイトしながら学業に励みます。
Nちゃんは高校を卒業後に心理カウンセラーになるために大学に行くことを決めていました。
二人は特に大きな喧嘩をすることがありませんでしたが、ある日悲劇が起きてしまいます。
それはNちゃんのお父さんが脳梗塞で倒れてしまいます。
Nちゃんのお母さんは幼い頃に他界していて、Nちゃんはお父さんと弟と三人で暮らしていました。お父さんは一名を取り留めたものの、後遺症が残り働くのは難しいかもしれないと
告げられます。悩むNちゃんにKくんは告げます。「俺が高校を辞めて働く」と・・・
Nちゃんは落ち込んでいた時期でもあって、そんな言葉にイライラしてしまい
思わず「そういう偽善が一番イライラするから辞めて!」と言ってしまいます。
NちゃんはKくんがドラマのかっこいいセリフの様に言っているのだと思いました。
これから二人は徐々に喧嘩はかりになり、やがてはNちゃんも学業とバイトが厳しく、
疲労で倒れてしまいます。
Kくんは本気で学校を辞めてNちゃんを支えようとしましたがNちゃんはそれを拒み、
もう恋愛が出来る余裕はないとKくんに別れを告げます。
二人は別れることになります。
それでもKくんはNちゃんを支えようと毎日の様にNちゃんに会います。
しかし二人には本当の別れが訪れてしまいます。
このままではいけないとNちゃんのお父さんはNちゃんと弟を祖父母の家に預けることにします。
Nちゃんは都内の大学に通う事になり、Nちゃんのお父さんは施設に入る事になりました。

第七章~約束

Nちゃんが東京へ旅立つ前の日にKくんはNちゃんのお父さんに呼び出されます。
「娘の事をこれからも守ってやって欲しい」と頭を下げます。
Kくんは「はい」とだけ約束します。

第八章~ありがとう

旅立つ前の日にNちゃんはKくんにまたやり直そうと言います。
二人は遠距離になりますがKくんは帰ってくる頃には俺もNちゃんを本当に守れるぐらいの
男になって見せると約束をします。
それから二人は以前の様にメールや電話でやり取りをして一ヶ月に一度ぐらいは会いました。
次第に二人は本気で結婚を視野に入れて、Kくんは高校を卒業すると地元の居酒屋で働き
弟子入りを果たします。かなり厳しいですが次第に楽しさを見出してついには20万円も
稼げる様になりました。
一方でNちゃんは心理カウンセラーとして地元に戻ってきます。
二人が出会い約8年が経ちます。二人は遂に同棲を始めます。
二人の給料は合わせて約40万円。
段々と余裕が出来て、結婚の話もする様になりました。
そしてKくんはある日、Nちゃんにプロポーズをします。
「俺と出会ってくれてありがとう そして今までありがとう」と告げます。
Nちゃんはこの言葉の意味を何となく理解できて、「これからも頑張ろうね」と笑顔で返します。

現在、和馬くんと奈々ちゃんは結婚式を来月に控えています。
多少、オーバーに書いた部分はありましたがほぼ事実です。
最後のありがとうの意味は皆さんで解釈して頂けると嬉しいです。

それではもっと一人前の男になって幸せになれる様に頑張ります!



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