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1箱1000円!?日本のタバコの価格変移と国別価格ランキング

歴史

2020年までにタバコは1箱1000円になるかもしれない。昔はどれくらいの値段で買えたんだっけ?世界ではどれくらいの価格で売ってるんだろう?

2020年までに、日本のタバコは1箱1000円になる?

自民党の受動喫煙防止議員連盟会長の山東昭子元参院副議長は25日、首相官邸で菅義偉官房長官と会い、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、たばこ税の増税により、たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れた。

菅氏は増税の是非には言及しなかったが、「五輪もあり、いいタイミングだ」と応じ、受動喫煙防止のための法整備を急ぐ考えを示した。

昔は100円で買えていた…。

ハイライト値上がり年表

年代    値段    補足情報
1960年 70円  ハイライト発売
1970年 80円  タバコ税の増税
1975年 120円 タバコ税の増税
1980年 150円 タバコ税の増税
1983年 170円 タバコ税の増税
1986年 200円 タバコ税の増税
1997年 230円 タバコ税の増税
1998年 250円 タバコ特別税施行
2003年 270円 タバコ税の増税
2006年 290円 タバコ税の増税
2010年 410円 タバコ税の増税
2014年 420円 消費税の増税

主要銘柄マイルドセブン(現メビウス)の価格推移

1977年 150円
1980年 180円 物価上昇による値上げ
1983年 200円 物価上昇による値上げ
1986年 220円 物価上昇による値上げ
1997年 230円 消費税増税(3%→5%)
1999年 250円 たばこ特別税の創設
2003年 270円 たばこ税の増税
2006年 300円 たばこ税の増税
2010年 410円 たばこ税の増税
2014年 430円 消費税増税(5%→8%)

タバコの価格はなぜ高騰するのか

たばこの値段は、たばこの本体価格、国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の5つから成り立っています。最近のたばこの値上げの理由は本体価格ではなく、増税によるものです。

度重なる増税により、もはや筋金入りの愛煙家しかいない昨今、たばこ税の増税は世間の後押しも確実で、手軽に税収アップが狙える税金の一つであり、タバコの値上がりの歴史は、税収アップの戦略の歴史ともいえるわけです。

日本はまだまだ安い?タバコが高い国ランキング

1位:オーストラリア・メルボルン  $18.45(約1923円)
2位:オーストラリア・シドニー    $16.92(約1764円)
3位:ニュージーランド・オークランド $15.81(約1648円)
4位:ニュージーランド・ウエリントン $15.05(約1569円)
5位:イギリス・ロンドン       $13.35(約1392円)
6位:アメリカ・ニューヨーク     $13.00(約1355円)
7位:イギリス・エディンバラ     $11.87(約1237円)
8位:アメリカ・シカゴ        $11.00(約1147円)
9位:アメリカ・ボストン       $10.00(約1042円)
9位:シンガポール          $9.46(約986円)

11位:カナダ・トロント      $8.70(約907円)
11位:カナダ・オタワ        $8.70(約907円)
13位:スイス・チューリッヒ     $8.29(約864円)
14位:フランス・パリ        $7.60(約792円)
15位:香港             $7.22(約753円)
16位:ドイツ・ベルリン       $5.84(約609円)
17位:ドイツ・フランクフルト    $5.64(約588円)
18位:日本・東京          $3.74(約390円)
19位:マレーシア・クアラルンプール $3.50(約365円)
20位:中国・北京          $3.26(約340円)

21位:インド・バンガロール    $3.22(約336円)
22位:インド・ニューデリー     $3.21(約335円)
23位:メキシコ・メキシコシティ   $3.02(約315円)
24位:南アフリカ・ヨハネスブルグ  $2.89(約301円)
25位:南アフリカ・ケープタウン   $2.81(約293円)
26位:インド・ムンバイ       $2.74(約286円)
27位:中国・上海          $2.61(約272円)
28位:ブラジル・サンパウロ     $2.15(約224円)
28位:ブラジル・リオデジャネイロ  $2.15(約224円)
30位:フィリピン・マニラ      $1.36(約142円)

喫煙者にとっては苦しい展開になりそう

“受動喫煙防止のための法整備”としてタバコの値上げを前向きに検討されている状況ですが、これが決まれば喫煙者にとっては大きな痛手となるでしょう。禁煙をするか、本数を減らすか、それとも吸い続けるか…。お財布との相談になりそうです。東京オリンピック後も、快適な喫煙ライフを送れるよう祈ります。



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