戦国無双はどれを買ったらいいんですか？ 戦国無双4 戦国無双4-Ⅱ 戦国無双クロニクル3 ̷…

とりあえず、最初の１本なら戦国無双4がオススメ

無双演武(ストーリーモード)は勢力別に全12章
織田の章、武田の章、上杉の章、徳川の章、中国(毛利)の章、関東(北条)の章、九州(島津)の章、東北(伊達)の章、四国(長宗我部)の章、近畿(浅井)の章で構成される地方編
天下統一の章(豊臣→徳川)、真田の章で構成される天下統一編の2部構成
ステージでは各勢力に所属する武将からメイン武将、パートナー武将の二人を選んで攻略していく
※メイン武将、パートナー武将は戦闘中に自由に切り替え可能で、操作してない方はNPCとして行動する。操作してない方の武将には進軍先を指示することもできる

群雄割拠の各地方での戦いを描く地方編から、天下統一編での戦国の終わりまで広く描かれてるのが魅力的

サブモードの流浪演武ではエディット武将を主人公にして各地でランダム戦闘をクリアしながら無双武将と友好を深めていく
無双武将との友好度が上がると武将毎にイベントが4つまで発生し、戦場とはまた違う平時での各武将の一面を見ることができる

初戦国無双なら無双演武、流浪演武の両面から各武将の個性、性格が知れて楽しめること請け合い
ストーリーは戦場の種類が多く、ボリュームは十分
流浪演武も程よくやり込めるのでオススメできる

戦国無双4-IIは勢力別ではなく武将個人の無双演武が収録
無双演武があるのは4以降の新キャラ+既存武将3人の
井伊直政、真田信之、松永久秀、大谷吉継、小少将、島津豊久、片倉小十郎、上杉景勝、小早川隆景、早川殿、石田三成、藤堂高虎、ガラシャの章
上記以外の既存武将の章は無いので、パートナー武将での出番となる。パートナー武将としても出番がない武将は模擬演武(フリーモード)やサブモードの無限城で使うことになる

こちらも戦国4と同じく操作武将にメインとパートナーの二人を選ぶのは変わらないけど、メイン武将は各章の主人公で固定(直政の章なら直政で固定)。パートナー武将を操作キャラ候補から選択する形になる

戦国4と比べて物語の焦点が「勢力」から「武将個人」になってるので、戦国4よりも新キャラの掘り下げがされている
戦国4-IIは戦国4でやりたりなかった新キャラの掘り下げを補間するファンディスクのような物と思えばわかりやすい
ただ、最大の欠点として、今までの無双シリーズにもあった「同じ勢力に所属する複数の武将の章で全く同じ戦場がある」という事が結構深刻
こと、参戦武将の多い小田原征伐や関ヶ原、大阪の陣は多少イベントに差異はあれど大筋は同じ戦場を複数の章でプレイさせられる
ちなみに、小田原征伐は直政、信之、小十郎、隆景、豊久の5人の章でプレイすることになる
※勢力別の戦国4では小田原征伐は天下統一の章にあるのみ

また、無双演武がある武将の活躍年代が偏ってるので戦国無双4にはあるけど戦国無双4-IIには無い戦場も多い
もちろん4-IIにしかない戦場もあるけど、桶狭間や三方原、川中島の戦いといった有名戦場が無いのが残念

4をプレイした後に新キャラの掘り下げを楽しむために4-IIをプレイするのはオススメしますが、いきなり4-IIをプレイするのはボリューム面からもオススメできない

クロニクル3はエディット武将を主人公に長良川の戦い～大阪の陣までを戦い抜くゲーム
基本は織田→豊臣→徳川の順に勢力が移り変わりながら戦国終焉までを戦い抜くが、条件を満たすと上杉や武田、浅井などの勢力のifストーリーをプレイすることもできるようになる
ifストーリーは評価が良い物から芳しくない物までマチマチだけど、戦場のバリエーションは多いので戦闘を楽しむには申し分ない

戦国4と違って操作武将は4人まで選択し、4人を自由に切り替えながら戦う
その分、本編に比べてミッションがせわしなく、操作してない他3人を他のミッションが発生する地点に先回りさせておくなど4人の操作武将を効果的に使う必要があるので、本編に比べて戦い方にコツがいる
初プレイにはちょっとオススメしかねるかな

Empiresシリーズは1国の大名、もしくは大名に仕える武将になって、他国へ侵攻したり、他国からの侵攻を防衛したり
平時には無いせいで自国を強化したりしながら自分の勢力を広げていき、最終的に全ての領地を治めて天下統一すればクリアという信長の野望や三國志などのシミュレーションゲームをかなり簡易にした物+無双の戦闘といったゲーム

史実に沿った内容のストーリーモード的なものは存在しないため非常に人を選ぶ内容のゲーム
初めて戦国無双に触れるならかなりオススメできない

エンパはハマる人はシチュエーションを変えて何度でも遊ぶほどハマるけど、ハマらない人にはとことんハマらない両極端なゲームです
信長の野望だとかのシミュが好きなら戦国無双4をプレイ後に遊んでみるのも一興