未熟ですみません。。 FGOのクー・フーリンについて、キャスターとランサーって何が違うのですか？

クーフーリンは心臓を穿つ魔槍ゲイボルグが有名ですが、それと同時にルーン魔術も得意だったと言う伝承があります。
で、それを踏まえてゲイボルグをメインに戦うのがランサーのクーフーリン。ルーン魔術を中心に戦うのがキャスターのクーフーリンです。
ちなみにもう一人バーサーカーのクーフーリン・オルタがいますが、彼方は聖杯の力でメイヴの願いから生み出された戦士の面が過剰に突出した狂戦士のクーフーリンです。

同一人物。
クラスが違うだけ

キャスターとランサーが違います。
「同一のオリジナルを持った別々の劣化コピー」とでもいうべき存在です。

これはクー・フーリンに限らずFate世界でサーヴァントとして召喚される英霊全てに言える事ですが…

クー・フーリンという英雄は主に魔槍ゲイボルグを使った戦士としての逸話が有名ですが、それ以外にも師スカサハから授かったルーン魔術の使い手でもあります。

サーヴァントとは、英霊の座というところに記録されている英霊本体の情報をコピーして魔力で再現した存在ですが、英霊とは人間霊の範疇を飛び出して精霊に近づきつつある存在であるため、生前の能力を全て完璧に再現する事は（人間のやる事では）不可能です。
そこで考え出されたのが、「セイバー」「ランサー」などのクラスに当てはめ、英霊の一部分だけを抜き出してわざと劣化させたコピーとして部分的に再現する手法です。

ランサーとして召喚されたクー・フーリンは、クー・フーリンの「槍を使った武勇で有名な部分」だけを抜き出してそれ以外の部分を削ぎ落したものです。
キャスターだと「ルーン魔術の使い手」としての逸話だけを再現し、ランサーとしての能力は再現されていない存在です。

クー・フーリン自身はどちらも生前の記憶を持っているため、ランサーでも「生前はルーン魔術を使えた」記憶がありますし、キャスターも「槍を使っていた」記憶はありますが、存在としてその能力が再現されていないため、ランサーではルーン魔術は知っているだけで使えないか、使えても低レベルです。逆にキャスターは槍を使った戦闘はできても最低限で、身体能力はランサーに大幅に劣るでしょう。