Fateに詳しい方、ぜひご回答頂ければと思います。(ネタバレ含むので、未履修の方は見ないで下さい)
私はFGOからハマって、Zero→事件簿→SN→UBW→HF(3章鑑賞済み)
の順番でアニメを視聴してきました。しかしアニメしか観ておらず、原作の方は触れていない為、分からない部分が幾つかあります。
まずアーチャーは士郎の将来の姿であり、守護者という立場から解放される為に、今の士郎を消そうとしていたんですよね。(合っていますでしょうか^^;)
そこでですが、Fateにおける”守護者”という存在がイマイチよく分かりません。サーヴァントのような英霊とは、別の存在なんでしょうか？
もう一つお伺いしたいのは、
UBWのラストシーンで、アーチャーが退去直前、凛に対して士郎らしい言動を見せますよね。あれは、アーチャーは凛のことをちゃんと覚えていたということですか？
ですが序盤のアーチャーは「記憶が無い」と言い、士郎と対峙するシーンでは「過去の記憶を失った」と言っていたはずです。
となると、記憶が無いというのは嘘だったということですか？それとも、最後になって過去の記憶が戻ったのでしょうか。
そこらへんの描写が原作にあったのであれば、ぜひ教えて頂きたいです。
最後にもう一つお伺いしたいです。
(HF３章の内容)
3次聖杯戦争において、アンリマユを取り込んだことによって、聖杯は呪われた杯になった、みたいな説明だったと思うのですが。
そこらへんが少し難しくて…
よければ分かりやすく説明してほしいです。
まとめると、
・Fateにおける守護者とは何か
・アーチャーは本当に記憶が無いのか
・アンリマユと聖杯の関係
の３点を説明して頂ければ幸いです。(他シリーズのネタバレになっても大丈夫です)
多くて申し訳ありませんが、よろしくお願い致します…！
この世界には、人類を存続させる存在としての霊長の抑止力と言うものがあります。そして、人類の存続を脅かす存在を善悪問わずに刈り取るために抑止力から遣わされる存在が守護者です。
アーチャーに関しては、最初の時点では記憶が失われていましたが、徐々に思い出して来て、士郎との一騎討ちあたりでは完全に記憶を取り戻しています。
アンリマユについて。
本来なら聖杯戦争は７クラスの中から召喚するのがルールなのですが、第三次聖杯戦争でアインツベルンがルール違反して召喚したのがアンリマユです。ところが、このアンリマユ。生前からただの村人でしかなかったのでわずか四日で敗退。聖杯に取り込まれました。
ところが、このアンリマユ。災いの原因を全て押し付けられ、人々から「この世全ての悪であれ」の願いから生み出された存在だったので、願望機の聖杯はその願いを取り込んでしまって、願いを壊す事で叶える狂った聖杯になってしまったのです。
この聖杯に世界平和を望んだ場合、人類滅亡＝人がいないから争いもなく平和って解釈になります。
あと、守護者ってのはその人の死後を抑止力に譲渡してなるものなので、エミヤは生前抑止力と死後を譲り渡す契約をし、絞首刑で死んだ後守護者になった、が正しいです。
回答下さってありがとうございます^_^
つまり、アンリマユを取り込んだせいというよりは、
アンリマユに押し付けられた人々の願いを取り込んでしまった為に、聖杯は狂ってしまったということでしょうか？
・UBWでも少し描写されたけど、世界が危機に瀕した際に召喚され、危険な対象を抹殺する存在。
・記憶を無くしたのは半分嘘で、半分本当
召喚時は記憶がおかしかったけど、すこしずつ思い出して凛から名前を聞いた際に「では、親しみを込めて凛と。ああ、この名前は────君に相応しい」と言った時点で凛のことを思い出してます。
・アンリマユ(アヴェンジャー)
第三次にアインツベルンが召喚したサーヴァント。
元はただの村人だったのに多数の人間から「こいつが存在するから世の中は良くならないんだ」と理不尽な罪を押し付けられ、人の悪として崇められた存在
かなり弱く三次戦争が始まって真っ先に敗退して聖杯に取り込まれた際、アンリマユが「この世全てが悪であれ」と願ったことで聖杯が泥に汚染されました
それにより聖杯は「奪うことで願いを叶える呪い」に変貌し、例えば
・聖杯使ってお金持ちになりたいと願う→人間を大量に殺害してそいつらの財産奪えば金持ちになれる
という願いを叶える過程が危険なものに変貌しました
ちなみにアンリマユがサーヴァントとして姿を取り、物語の重要なキャラになるのがファンディスク「Fate hollow ataraxia」