自作PCはおすすめ? メリット、デメリット

パソコン

パソコンの自作について。自作パソコンのメリット(利点・おすすめ理由)とデメリット(欠点・リスク)。

自作パソコンの定義

次のようなパーツ一式を揃え、自分で組み立てて完成させる。
パソコンケース
●電源
●マザーボード
●CPUとCPUクーラー
●HDDやSSD
●メモリ
●グラフィックボード(なくても動くCPUが中心)
●光学ドライブ(DVDドライブとか、なくても動く)

なお、広義には、次のようなパソコンも自作だと解釈する人がいる。特に自作だと思わないが、そういう概念を持つ人がいるので把握を。
★家電店やBTOで購入したパソコンに対し……
●HDDをSSDに交換する
●メモリを増設する(交換する)
●グラフィックボードを取り付ける(交換する)
要するに、内臓の何かを変更・追加したら「自作」というわけだ。
しかしながら、次のようなパソコンをセットした場合、半自作という概念は成立する。
1.HDD、メモリなしで組み立てて貰ったパソコンを受け取る。
2.手元にあるSSD、メモリ、グラボを取り付けてOSをインストールして完成。

自作パソコンのメリット

●手元のパーツを流用する場合に、価格を抑えられる
パソコンの知識が深まり、故障時に何を交換すれば正常に使えるのかの判断力が増す
●ケースの見た目や大きさから、パーツのメーカー・グレードまで、お好みのものを選べる
●パーツそのものを中古で揃えれば、安く組み上がる

【なぜ手元に余ったパーツがあるの?】
故障したパソコンから正常なパーツを取り出した場合の他には……
メモリ、SSD……買った当時は妥当な容量だったが、用途の変更などで大容量にしたから
グラボ……性能の向上が激しく、数年で新しいものと交換するから
電源……グラボの増設で、安定性の高い大きな容量のものと交換したから

【自作では価格にメリットが有るのか?】
2020年現在では、あまり価格メリットはないと言われる。
ただ、次のような場合には価格を抑えられる。
●手元にSSD、メモリ、グラボ、電源などが余っていて、自作のために新規に購入する品は、PCケース、マザーボード、CPUのみ。
●新規に全てのパーツを取得するが、全パーツのメーカーやグレードにこだわりたくて、手に入れるパーツは決まっている。

【なぜパーツにこだわる必要があるの?】
・パーツはメーカーによって信頼性が違うから。
・有名なBTOではパーツのメーカーやグレードが伏せられているから。
・同じメーカーでも性能の違うパーツがあるから……マザーボードやグラボ

【なぜ安いイメージがあるの?】
以前(Windows95~2000の時代)は富士通やNECなどが高額な完成品を売っていて、その品を購入することがパソコンの入手方法の主体だった。そのため、高額な品を掴む状況だった。そんな中、自分でパーツを組み立てて完成させれば、格段に安くすることができた。例としては、富士通のパソコンが25万円だとして、同等の性能を持つパーツを組み合わせれば13万円だった。これは確実に安いと言える。
次にBTOの時代が始まり、エプソンダイレクトなどが、富士通とかより安く商品を出してくる。富士通が25万円なのに、エプソンダイレクトが20万円のようなイメージ。それでも自作なら13万円なので安い。
更に月日が流れ、ドスパラなど、安いBTOが登場、なんと15万円で出してきた。BTOショップが増え競争が激しくなる。ノンブランドのマザーボードや余り物のパーツなどを使いつつ、仕入れ値で有利なドスパラなどは12万円まで下げることに成功した。もうこの状態では、自作が安いという概念は通用しなくなった。

自作パソコンのデメリット

●パーツのどれかが初期不良だと、パソコンが正常に動作しない。
●組み立てたのに正常に動作しないリスク。不良品や自作スキル、ミスが原因。
●正常に動作しなかった場合に、どのパーツがダメなのか判断するスキルが必要。
●BTOに比べて、別に価格的に有利ではない。
●サイズによって物理的に装着できないなど、予想外の無駄が発生。
●適当にパーツを選ぶと、音がうるさいなと、予想外の不快感が発生。
●理屈は分かっていても作業中に間違えたり、手が滑ったりして破損するリスク。
●BTOなら、安物のパーツを選択しても担当者がなんとか組み込んでくれるが、自作だと、パーツがフィットしにくいなど、安物特有の品質の悪さに悩む。

【初期不良率の概念】
・不良品だとパソコンとして動かないパーツが5つあるとする。
・それぞれの初期不良率が1%だとする。(個々のパーツだけを交換する場合には、おかしいパーツが明確だし、不良確率は1%)
・5つのパーツのどれかが不良だと動かないので、確率を計算すると動作しない確率が5%に跳ね上がる(0.99^5=0.95)。更には、配線や接続ミスなど、自作者のミスの確率も入れると、スムーズに完成する可能性が低まる。BTO(組み立ててチェックしてもらう)とはそこが違う。

【中古のCPUは要注意】
性能の低いCPUをわざと(電撃棒などで)壊し、印字を削り取って、Core i7を印字。「動作未検証なのでジャンクで」とヤフオクで売りつける。実は意外に高値で取り引きされる。落札者はPCを組む能力がある人たちや業者で、決してPCのド素人ではないのだ。(PCには詳しくても、世の中に詳しいわけではない)

パソコン自作に手を出す前にしたいこと

●正常品の中古PCなどをゲットし、次の作業をマスター
HDD→SSD
OSをクリーンインストール
メモリを全部交換(型の違いを把握)
電源を交換
CPUを交換(型の違いを把握)

元が正常品ならば、以上の作業を実施しても正常品のはず。
以上のことができるようになったスキルで、ようやく自作パソコンを作るスキルが身につくと言える。リスクの多くは、起動しない場合の対処なので、上の作業が身についていれば、充分に対処できる。いきなり自作PCでもいいが、まずは中古PCの拡張を実施してみようというのがアドバイス。もちろん、中古PCではなく、自分の現在使っているPCを拡張してもいい。

【あまりお薦めではない例】
パソコンは持っていないけれど、組み立てキットで安いのだと4万円で作れるそうなので、初パソコンとしてチャレンジ。

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