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印象深かった言葉・ストーリーが懐かしい!国語の教科書に載っていた作品

学校

小中高の国語の教科書に掲載されていた懐かしい作品をまとめました。今でも多くの人の記憶に残る作品には、印象的な一節があります。大人になった今読み返してみると当時とは違った印象を受けるかもしれません。

やまなし(宮沢賢治)

「クラムボンはわらったよ。」谷川の底で、かにの兄弟がはなしていると、とつぜん、お魚が…。(『やまなし』)ユニークな視点から見た、季節の変化と生命のいとなみの物語、二編。小学校1年生から楽しくよめる宮沢賢治のおはなし。
(出典:amazon「BOOK」データベース)

クラムボンはわらったよ。
クラムボンはかぷかぷわらったよ。
クラムボンは跳ねてわらったよ。

クラムボンは死んだよ。
クラムボンは殺されたよ。

『クラムボン』が何かはずっと謎のままです。

文中で蟹たちが語る「クラムボン」と「イサド」が何を指しているのかは不明である。「イサド」については話の内容からして場所の名前ということだけがわかっているが、「クラムボン」についてはその正体に対して様々な議論が繰り広げられている。

宮沢賢治の「やまなし」のタイトルを、クラムボンって覚えてる人多そう

クラムボン…、懐かしい響き(*^^*)小学6年生の国語の思い出ですね!

宮沢賢治は『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』なんつって、もんのすげー造語能力を持ってるんだけども、そうゆう言葉の感触が何に似てるのか、何から来てるのか皆目わからない。あの時代、東北には宇宙に繋がる入口出口があったんじゃないかとゆーよーな気がしてくる。

小6のときの担任がやまなしやってるときに「前の学校ではクラムボンは泡だっていう意見も出たんですよ〜」って言ってたけどクラムボンは泡じゃないの……未だに気になっているのだよ

こころ(夏目漱石)

美しい妻と静かに暮らす「先生」には人には言えない過去があった。足繁く通う大学生の「私」に「先生」はこころを開くようになる。そしてある日、自分の秘密を告白した手紙が「私」の元に…。
(出典:amazon「BOOK」データベース)

記憶してください。
私はこんな風にして生きて来たのです。

精神的に向上心がないものは馬鹿だ。

友情と恋愛の板ばさみになりながらも結局は友人より、恋人を取ったために罪悪感に苛まれた「先生」からの遺書を通して、明治高等遊民の利己を書く。

夏目漱石の『こころ』が部屋から出てきたので久しぶりに読んだ。高校の教科書では一部抜粋だったけど、全編読んでみて改めて気にかかるのは、「先生」の手紙の分量…。どういう状態で届いたのか…とばかり考えていたらすでに実験済みだったportal.nifty.com/2009/12/21/b/3…

夏目漱石のこころは唯一、学校で読んでて楽しかった。

夏目漱石の『こころ』に出てくる『精神的に向上心がない者はばかだ』って言葉はしっかりかみしめて考えたいものね。私もいつも考えてる。

舞姫(森鴎外)

主人公、太田豊太郎はエリート官吏である。彼はドイツ留学中に舞姫エリスと出会い、二人で暮らし始める。しかし、そのことによって周囲から中傷され官職を辞することになる。やがて、豊太郎は、前途を案じる友人からの勧めに応じて、エリスとの別れを決意。事情を知り発狂した身重のエリスを残し、豊太郎は日本へと帰国する。
(出典:amazon 内容紹介)

豊太郎、エリス、相沢は確かに明治時代を反映しているような心情の変化もみられるが、その根本は現代人でもあり得そうなことであると思う。

教科書に載ってたやつを読み直したいなー!次は舞姫あたりを読むかの…エリス・・・ この間友達と話したけど、教科書に載ってた物語って鬱なのが多いの・・・

妹の現国の教科書に載ってる舞姫には『エリスは狂女なり』の最後の部分がなかった。というか最後の船内でのくだりが、全カットだった。

羅生門(芥川龍之介)

うち続く災害に荒廃した平安京では、羅生門に近寄るものもいなくなっていた。その楼上で、生活のすべを失い行き場をなくした下人は、死人の髪の毛を抜く老婆に出くわす。その姿に自分の生き延びる道を見つける…。
(出典:amazon「BOOK」データベース)

己(おのれ)もそうしなければ、餓死をする体なのだ。

羅生門とは、朱雀大路にある平安京の正門のことである。正しくは羅城門であるが、人間の生を意識してあえて「羅生門」にしたと考えられている。

教科書に載っていたのを思い出して、再読。 人の死体が門の上にゴロゴロ転がっており、泥棒をしないと生きて…『羅生門』芥川 竜之介 bit.ly/Z48f9V

国語の教科書といえば、「羅生門」等を差し置いて「6月の蝿取り紙」が、なぜか印象的(笑)中学の時だったかな?今もまだ教科書に載ってるのかな?

走れメロス(太宰治)

「邪智暴虐の王」への人質として差し出した友人・セリヌンティウスの信頼に報いるために、メロスがひたすら走り続けるという作品。信頼と友情の美しさを基本に描きつつ、そこに還元されない人間の葛藤をも描いた、日本文学における傑作のひとつ。
(出典:amazon 内容紹介)

人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。

メロスは走った。
メロスの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。

走れメロスなー。何の意図で教科書にのっていたんでしょう

中学高校でそれなりに国語の授業を真面目に起きて受けていたひとには森見登美彦の新釈走れメロスを読んでみてほしいものです。

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注文の多い料理店(宮沢賢治)

森に狩猟にやってきたブルジョアの青年二人が、迷った先で一軒のレストラン「山猫軒」を見つけ、入っていく
(出典:Wikipedia 注文の多い料理店)

料理はもうすぐできます。
十五分とお待たせはいたしません。
すぐたべられます。
早くあなたの頭に瓶の中の香水をよく振りかけてください。

赤い実はじけた、とか、スイミー、とかも懐かしいなぁ。あと宮沢賢治作品のクラムボンが出てくるやつとか。 教科書にはなかったけど個人的には「注文の多い料理店」のほろ暗さが好き。

日本語版iBooksが充実してきたので何気なく宮沢賢治の「注文の多い料理店」を読んでみました。面白かった…(^_^;)。次は「風の又三郎」を読もうとダウンロード。

スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし(レオ・レオニ)

小さな黒い魚スイミーは、兄弟みんながおおきな魚にのまれ、ひとりぼっちに。海を旅するうちに、さまざまなすばらしいものを見ます。そして、再び、大きな魚に出会いますが…。世界中で翻訳され、日本でもロングセラーを記録しているレオ=レオニの代表作です。
(出典:amazon 内容紹介)

ぼくが、目に なろう

【スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし/レオ・レオニ】小2だったかの国語の教科書に載ってて、大好きだった。大人になった今だからこそ分かる良さもあるかも。みんな違って、みんないい。翻訳した谷川俊太郎… →bit.ly/10SY7UU #bookmeter

現小2のちび、国語の宿題で音読があったから教科書見たら、自分が2年生のときと同じお話が載ってた(。・・。)聞いたら、結構同じの勉強してた!スイミー、たぬきの糸車、スーホの白い馬…懐かしい~!!!!

スーホの白い馬(大塚 勇三)

淡い、水彩のような絵で描かれた、モンゴルの民話。あまりなじみのない馬頭琴という楽器ができた、そのわけが語られる。スーホというのは、昔、モンゴルに住んでいた羊飼いの少年の名前。貧しいけれど、よく働き、美しい声をした少年だった。そのスーホがある日つれて帰ってきた白い子馬は、だんだんと大きくなり、スーホととても仲良くなった。スーホは白い馬のために、白い馬はスーホのために一生懸命だった。ところが…。
(出典:amazon 内容紹介)

スーホは幾晩も眠れずにいたが、ある晩ようやく眠りにつき、夢の中で白馬をみる。白馬は自分の死体を使って楽器を作るようにスーホに言い残した。そうして出来たのがモリンホール(馬頭琴)であった。

いとこの本読み聞いた。 スーホの白い馬懐かしすぎ

娘が小学校で習ってると「スーホの白い馬」を嬉しそうに話してくれる。20数年前、僕も大好きだった。うまく言えないけど、こういうつながりってなんか良い☆

小学生の時の「スーホの白い馬」の時点でもう泣いてた記憶あり

スーホの白い馬なつかしいな。先生が矢はささったら抜けにくいのよって力説していた。小学生になに教えこんでんだ先生。

山月記(中島 敦)

人はいかなる時に、人を捨てて畜生に成り下がるのか。中国の古典に想を得て、人間の心の深奥を描き出した「山月記」。
(出典:amazon 内容紹介)

人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの警句を弄ろうしながら

中高の国語で扱った小説で好きなのは山月記と城の崎にてだなぁ。

国語で中島敦の山月記をやったときはそんなに大好きではなかったのになー。ただ、感想だとか考察はめちゃくちゃ書いた。で、そんな行動してたのはやっぱり好きだったからではないかと最近自覚した。

なんだかんだ一番好きな国語の教科書のお話は山月記になる気がする

ごんぎつね(新美 南吉)

兵十が病気の母親のためにとったウナギを、いたずら心から奪ってしまった狐のごん。
(出典:amazon 内容紹介)

ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは

この作品を書いた時に新美南吉はまだ18歳だったというが、その鋭利な感性にも脱帽。黒井氏の柔らかい挿絵も、この物語に合っていて物語のイメージを鮮明にしてくれる。

「ごんぎつねの世界展」へ行ってきた。おぢいさんのランプ、手袋を買いに、ごんぎつね。どれも小学校の国語の時間で学んだ物語。懐かしかった。

ごんぎつね…あれもだめなんだ…あの本開いただけで泣くくらいダメなんだ…国語の授業でやって泣くのこらえてたんだよ…

冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、母狐は毛糸の手袋を買ってやろうと思います。その夜、母狐は子狐の片手を人の手にかえ、銅貨をにぎらせ、かならず人間の手のほうをさしだすんだよと、よくよく言いふくめて町へ送り出しました。はたして子狐は、無事、手袋を買うことができるでしょうか。
(出典:amazon 「BOOK」データベース)

人間はね、相手が狐だと解ると、手袋を売ってくれないんだよ、それどころか、掴まえて檻の中へ入れちゃうんだよ、人間ってほんとに恐いものなんだよ

少年の日の思い出

主人公の「僕」は、幼いころ蝶・蛾集めに夢中になっていた。最初は、はやりで始めた蝶・蛾集めだったが、「僕」は時間も忘れるほど夢中になっていた。隣に住んでいる「エーミール」は、非の打ちどころのない悪徳を持っていた。
(出典:Wikipedia 少年の日の思い出)

そうかそうか、つまり君はそういう奴だったんだな



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