勉強でも、仕事でも、恋愛でも…「歳をとること」をデメリットと捉える風潮が根強い日本。「もう○歳だから…」と、色々なことを諦めていませんか?でも成功者達は、そもそも年齢に大きな意味を持たせていないみたいです。「年齢」にまつわる名言を集めてみました。
▼日本では、年齢を重ねることに対してネガティブなイメージがあるが…
何かを始めようとするとき、いつも「年齢」を気にしていませんか?
「30になりたくない」「もう35才」、「50にもなってそんなことしたくない」などなど、年齢でやっていいこと、やってはいけないことを分けています。
「この年齢からじゃ、もうとても無理だよ」とか「こんな年齢ではもうどこも雇ってくれない」とか。世間的にも年齢を重ねることに対して否定的なイメージが先行している感が否めません
そのような考え方に染まっている限り、自分ができることは年々少なくなっていきます。そこで、「年齢を重ねることはマイナスではない」、「そもそも年齢にそれほど大きな意味はない」ということを証明する名言を集めてみました。
▼年齢は、単なる記号です
年齢とは、生まれてからどれくらいの時が経過したかを表す数字=記号であって、それによって自分の生き方を制限したり、何かを諦めたりするほど重みのあるものではない。
「Age is just a number 年齢なんてただの数字だからね」って自分がニュージーランドに来てから何回聞いたことかわかりません。
英語のことわざ。
年齢というものには元来意味はない。若い生活をしている者は若いし、老いた生活をしているものは老いている。
井上 靖(昭和の小説家・詩人。1907年 – 1991年)
▼年齢は、自分が「信じるかどうか」の問題
年齢に“意味”を与えているのは、自分自身なのです。
「You’re only as old as you feel.」(あなたの年齢は、あなたが感じている年齢である。)
英語のことわざ
私は時間の概念を知っているし、年齢の存在も知っている。でも、私は年齢を信じていないんだ。
ヒクソン・グレイシー(ブラジルの柔術家、総合格闘家。1959年-)
10代でも、どうしようもない年寄りもいるし、70、80になってもハツラツとして夢を見続けている若者もいる。
岡本 太郎(日本の芸術家。1911年 – 1996年)
若ければ良い、というものでもなさそう。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。
サミュエル・ウルマン(19世紀アメリカの実業家・詩人。1840年 – 1924年)
年齢なんか単なる思い込み。こちらが無視してしまえば、あちらだって無視してくれる。
エラ・ウィーラー・ウィルコックス(アメリカの女性作家、詩人。1850年 – 1919年)
▼年齢に関係なく仕事はできるし、成功だってできる
ケンタッキー・フライド・チキンの創業者、“カーネルおじさん”がKFCのフランチャイズ展開を始めたのは65歳の時。
人は60歳や65歳になると人生これで終わりと思うものだ。しかし、その人の年齢は、自分が感じた歳、思い込んだ歳で決まる。歳がいくつであろうと、やれる仕事はたくさんある。
カーネル・サンダース(ケンタッキー・フライド・チキンの創業者。1890年 – 1980年)
世間では、妙にありがたがってる部分もあるけど、 若さって俺はたいした特典ではないと思う。 年齢は関係なくて、無茶を出来るスピリッツを持っているかが問題
北野 武(お笑い芸人、映画監督。1947年 – )
▼年齢を気にするくらいなら、始めよう
悔いるよりも、今日直ちに決意して、仕事を始め技術をためすべきである。何も着手に年齢の早い晩い(おそい)は問題にならない。
吉田 松陰(日本の武士、思想家、教育者、兵学者、地域研究家。1830年-1859年)
年をとったからこんなことはできない、そう思ったら今すぐやったほうがいいわ。
マーガレット・デランド(アメリカの女性作家。1857年 – 1945年)
どうしても年齢が気になるときに、思い出したい言葉。残りの人生の中では、「今」が一番若いのです!
▼むしろ“年齢を重ねたくなる!”名言
年をとると、人は自分に二つの手があることに気づきます。ひとつは自分を助ける手。そして、もうひとつは他人を助ける手。
オードリー・ヘプバーン(イギリスの女優。1929年 – 1993年)
Age is like fine wine….it gets better with time !!
年齢は美味しいワインみたいなもの。時と共に美味しくなる
英語のことわざ
老年は山登りに似ている。登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる。
イングマール・ベイルマン(スウェーデンの映画監督。 1918年 – 2007年)