「40秒で支度しな」ドーラおばさんの名言から役立つビジネススキル

食事ができる時間は限られている。
どんなハードワークにも耐えられるよう、時間があるときに美味しいものを食らう。

貴重な食事を全部捨ててでも、最優先事項（無線傍受）にとりかかる。最重要な仕事は他の作業を完全にストップし、素早い切り替えが重要だ。

常に情報のアンテナを貼ることで、ビジネスチャンスを逃さない。情報こそビジネスの命。

お互いの目的とする最終ゴールが合致すれば、Win-Winの関係構築を築きやすい。
相手の真のニーズを引き出すことが重要である。

パズーと重要な会話をしながらでも、自分の出発の準備（つまり仕事）を怠らないドーラおばさん。並行作業のまさにお手本だ。

パズーを一緒に連れて行くかどうかの、メリット・デメリットを瞬時に判断し、決断する。リーダーが必要とする重要な能力でもある。

「40秒で支度しな」という名言がありますが、実に深い言葉です。部下に対して、現実可能な数値目標を与えることもリーダーの資質である。とうぜん長期的な目標ではなく、今日、今すぐ実行可能な目標を与えることも重要である。

40秒という限られた時間で、パズーは真っ先に飼育していた鳩を逃した。つまりパズーにとって最も重要な行為こそが、鳩を逃がすということだ。無駄な行動は一切行わずに、瞬時に必要最低限のものを準備するということは、できるビジネスマンの秘訣でもある。

40秒で支度を終えたパズー。すぐにシーターの元へ駆けつけるという機敏な行動力。目的を果たすために、最短で解決するために、必要なツール、部下に目を配るドーラのリーダーシップ。まさにリーダーの見本である。

ムスカの手下によって拘束されてしまったドーラ一家だが、ドーラは最後まで脱出することを諦めていなかった。どんな苦難でも決して諦めずに夢を掴むドーラの生き方に共感する人は多い。