将棋棋士に数多くつけられている「あだ名」をまとめてみました。今や、ほとんどの棋士につけられています。
昭和時代には殆どありえなかったことだが、今や、数多くの将棋棋士にあだ名が付けられている。
棋士のあだ名と言ってもいろんなものがある。
ニコニコ生放送で将棋の配信がされるときに、将棋厨のユーザーたちが将棋棋士をニックネームで呼んでいます。
可愛らしい女流棋士から可愛らしさとは無縁のベテラン男性棋士まで、愛されキャラとなっているのがファンとしては非常に微笑ましい。
ファッション、音楽などの趣味の傾向から「貴族」と呼ばれる男は「小さい頃からクラシカルなものが純粋に好きだった」と語る。
なにせ好きなブランドは「アン・ドゥムルメステール」と「ドルチェ&ガッバーナ」。好きな音楽は「クラシック」ときています。
投了前に水を飲む人は多いですが、リップクリームは初めて。この「投了リップ」により、天彦さんは身も心も100%貴族になったのです。
タイトル戦で羽生と対戦し、負けが近づいたとき、おもむろにリップクリームを取り出し、それを唇にゆっくりと塗ってから、「負けました」と美しく優雅に投了したという伝説です。
▼渡辺 明「魔太郎」
あだ名は「魔太郎」。由来は藤子不二雄A作『魔太郎がくる!!』のキャラクターに似ていることからです。
ネット上でのあだなは『魔太郎』(本人公認)。転じてその強さから『魔王』とも呼ばれる。
自身が主人公となっている漫画『将棋の渡辺くん』(講談社)でプライベートを惜しげもなく公開している。
将棋棋士・渡辺明の日常を綴ったエッセイマンガ「将棋の渡辺くん」
風貌のイメージともあわせ、「怪童丸」の異称で呼ばれる。
村山は髪の毛や爪にも命があり、それを切るのは忍びないという繊細な思いから髪の毛や爪を切ることを極端に嫌がり、ネフローゼによる浮腫もあいまって独特の風貌であったため、周りから不潔だと噂されていた。
2016年秋ころに、松山ケンイチ主演で実写映画化されるそうです。
病と闘いながら将棋に全人生を賭け、29歳にして亡くなった実在の天才棋士・村山聖のノンフィクション小説「聖の青春」の映画化が決定。
▼橋本 崇載「ハッシー」
「ハッシー」という愛称で親しまれ、温和な人柄と対局時の個性的なファッションでインターネットのみならずテレビ上でも話題になる。
若手実力派と評される一方で、将棋番組出演時の奇抜ないでたちや執拗なカメラ目線など独自のパフォーマンスでも注目を集める“将棋界の異端児”である。
ご自身が経営されている「SHOGI-BAR」やメディアの出演など、棋士以外の活動も多い
NHK杯での二歩で有名になり、将棋を楽しみながらお酒が飲める「SHOGI-BAR(将棋バー)」のオーナーや、芸能事務所 エイジアプロモーションに所属し、バラエティ番組などへの出演を増やしている。
▼加藤 一二三「ひふみん」
ファンからは「ひふみん」と呼ばれることが多く、本人もこの呼び名をとても気に入っている。
興奮したときの早口やチャーミングな笑顔などのキャラクターが画面を通じて広まり、将棋ファン以外からも人気となり、いまや“ひふみん”の愛称で知られる。
加藤一二三九段は将棋の伝説だけでなくその言動などでも数々の伝説を残しています。
若い頃、14歳7カ月という(今でも史上最年少記録)若さで棋士になり、18歳でA級棋士になるなどのスピード出世を遂げたことから、当時の景気を反映して「神武以来の天才」という異名があります。
▼糸谷 哲郎「怪物」
ニックネームは「怪物」「怪物くん」。将棋ファンからは親しみを込めた「ダニー先生」という苗字の略称も使われている
これは、プロデビュー戦の相手となった橋本 崇載が、その強さに思わず発した言葉「(糸谷は)怪物だ」によるそうだ。
糸谷哲郎八段は将棋の実力もさることながら、そのユニークな人柄から将棋ファンだけでなく、一般の人からも愛される棋士です。
26歳にして棋界の頂点・竜王位を獲得した糸谷哲郎さんといえば、そのスイーツ好きに加えて、大阪大学大学院で哲学を学ぶという、他に例をみない才能の持ち主。
鉄板流と呼ばれる受けの強さで強さをみせる。物腰柔らかな性格も人気で、ニコ生では「ウティ」とよばれる。
出典dime.jp
最近、ファンから「パインアメ名人」と呼ばれることもあるそうだ。
また、チェスやバックギャモン、麻雀などテーブルゲーム(ボードゲーム)が好きだという。
森内俊之九段といえば、バックギャモンでは世界4位、パネルクイズアタック25では優勝経験あり、チェスプレイヤーとしても著名、トランプゲームの大富豪大会に招待されるほどの腕前
▼豊川 孝弘「マンモス」
豊川七段は「二歩」という反則負けをしたことから、「ニフティ」、あとなぜか「マンモス」と呼ばれ愛されています。
豊川七段と言えば「ダジャレ」。どんなに緊迫した将棋でも、口滑らかにダジャレを挟んできます。
最近では、豊川七段のダジャレ解説に感染する棋士が多発しており、これを「Tウィルス」に感染したという言い方もされます。
おやじギャグをまじえた解説が有名で、「おやじギャグ評論家」としてラジオ出演した経験も。『怒り新党』で取り上げられた際には、有吉とマツコに絶賛された。
親友である先崎学の文章には、しばしばからかわれ役として登場し「もてみつ」君というニックネームをつけられている。
若かりし頃非常にモテたことから、“ヤスミツ”転じて“モテミツ”とされた経緯がある。ネット上では「モテ」と呼ばれることが多い
また、その深い読みには定評があり、「緻密流」などと呼ばれることもあります。
特技はヴァイオリン演奏。将棋を覚える以前から習っていた。棋聖戦の就位式に演奏を披露していたこともあり、情熱大陸に出演した際にも披露していた。
▼浦野 真彦「ジャパネット浦野」
視聴者の間で「ジャパネット浦野」なるあだ名が自然発生し、運営サイドもやがてこの愛称を公式に用いるようになりました。
TVショッピングさながらの軽快なトークが受け直後のamazonのランキングの上位を自身の本で独占したという伝説の棋士!!!!
このセールストークが買われ、第61期王座戦第1局に解説を行った際には将棋電王戦関連書籍の宣伝活動も行っている。
その後のシリーズ化された詰将棋ハンドブックシリーズはamazonの将棋部門において上位を占めており、ロングセラーとなっている。
将棋界に「番長」と呼ばれる女流棋士がいる。香川愛生(かがわ・まなお)女流三段。
「番長」の名はホント言い得て妙で、強気な性格は棋風にも表れています。
小学生のころ先輩の一人に番長と呼ばれていた。男の子に引けをとらない負けん気の強さから名付けられた。
▼三浦 弘行「みうみう」
木訥(ぼくとつ)としたキャラクターで愛され、ファンからは親しみを込めて「みうみう」の愛称で呼ばれている。
口数少なく将棋にストイックに取り組む姿勢と、その男らしい風貌から「武蔵」の異名を取る。
将棋解説の際も寡黙な場合が多いものの、ニコニコ生放送での解説中にニックネームで“みうみう”と呼ばれることを公認した
2014年秋に17歳年下の女性と結婚していた。