ファイナルファンタジーについて。15が発売されましたが、私はこのゲーム全体のビジュアル的な趣向…

ファイナルファンタジーについて。15が発売されましたが、私はこのゲーム全体のビジュアル的な趣向を批判します。
ちなみに未プレイですので、純粋なファンの方は偏見人の戯言だと思って読み流すか読まないでください。一個人の考えで、あくまでもデザインについての批判です。

FFはシリーズを通して王道ファンタジーで楽しませてくれました。ファンタジーこそが醍醐味だと思います。
キャラクターも出るたび魅力的で個性もあって、特に人気のあるキャラクターはマーケティングの需要が幅広いから、散々グッズだとか何かしらとコラボしたり、とにかくファンを喜ばせてくれたと思います。

ところで今回の15の、主人公ノクティスとやらについてなんですが、そもそも舞台設定、主人公の出生、能力、ビジュアル設定などに日本のサブカルの悪いところが出てしまったのではないかと思います。文化、文明を尊重してなくて、徹底的にきれいな外観を求めた感じ・・・「ヨーロッパ風」と「現代～近未来」をゴリゴリに掛け合わせて満足してしまっている感じです。私にしてみれば、ゲームシステムを無視すると、王室出身の若いイケメン兄ちゃんがスタイリッシュに戦うゲームなんて、もの凄く興味ないです。

前髪も目にかかるくらい伸ばしてて明らかに戦闘に不向きだし、風を受けても形は絶対キープしてて表情が読み取りにくいようなキャラが、野外の命がけの戦闘をしててもあまり説得力が無いんですよね。
ビジュアルに、もうちょっと「文化」を意識した現実味を加えられないんでしょうか。

あとメインの女キャラも純粋な巫女系なのか知りませんが、ゆるふわな金髪ポニテって安易過ぎませんか？服は白いワンピースで杖持って・・・。浜崎あゆみのPVかと思いました。
全体の色を柔らかくすることで、CGで表されると「透け感」が生まれるのでもちろん綺麗に映ります。13のライトニングもそうでした。ピンク色の髪が、色素が薄いおかげで光が透けて綺麗でした。あとはセラとかティナなどにも、それに似た要素がありますね。

要約すると、白人至上主義を少し見直して欲しいです。白人を否定するわけではないです。ヨーロッパ文化はアジア人にとっても永遠の憧れだと思います。あらゆる要素で。
でも今後、これからの時代にも完璧な顔かたちのキャラクターに固執するのは、あまり未来が無いんじゃないかなって・・・。CGは綺麗ですが顔の筋肉が感じられません。主人公は歯を食いしばる表情なんかよくしますが、シワも無いつるつるの白い肌で、口と目、眉だけが歪んでいるだけですよね。鼻もどんなに口を動かそうが完璧な三角形です。どうしてもメインが皆イケイケの兄さん姉さんになるし、過去作と比べられて粗探しがどんどんされていくものになってしまうんじゃないかと危惧してしまいます。結局元祖が一番良いですから。
そもそもこんなことを「ファイナル・ファンタジー」に求めることがお門違いかもしれませんね・・・。

質問です。ここまで勝手なことをだらだらと述べましたが、皆さんはどう思われますか？