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「ガラスの仮面」が終わらない7つの理由 作者も困惑?

懐かしマンガ

隔週誌『花とゆめ』(白泉社)に1975年(昭和50年)年発売の1976年1号から連載。
平凡な一人の少女が眠れる芝居の才能を開花させ、成長していく過程を描いた作品である。

ちなみにここ数冊の発売日。
45巻:2010/9/30
46巻:2010/10/29
47巻:2011/7/26
48巻:2012/2/25
49巻:2012/10/5

気付けば49巻発売からオリンピック一回分以上経ってるんですね・・・。

同作は1975年に『花とゆめ』(白泉社)で連載をスタートし、単行本は現在まで49巻刊行。30年以上も続く物語に、多くのファンが魅了されている。

芸能人が“役者を目指すきっかけ”に挙げられることも多い同作、作品発表から34年経つ今もなお人気を博している。

50巻(未発売)レビューには「期待・熱望・断念・憔悴・疲労」等、読者からのエール(叫び)が

2015年11月26日(木)に発売された『別冊 花とゆめ』1月号の口絵は、美内の描き下ろしメッセージが!

「最終章に向けてラストスパート!」のコメント付きでテンションも上がりますが、ここで注目すべきは「物語の終わりに向けてのラストスパート」ではなく、あくまで「最終章に、むけて、ラストスパート」であること。

「最終章」への道が長いです・・・

予約して半年が過ぎましたが、未だ延期のまま…他の方のレビューを見ると1年近く待っていらっしゃいますね。なぜ予約受付なのかは謎ですが、気長に待ちます。

今までの流れを忘れてしまったので、40巻あたりから読み直しておきます。

出典【楽天市場】【送料無料】ガラスの仮面(50) [ 美内すずえ ](楽天ブックス)(未購入を含む) | みんなのレビュー・口コミ

そんな「ガラスの仮面」が終わらない7つの理由

1、休載が多い

花とゆめコミックス『ガラスの仮面』50巻は発売延期となりました。申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。
発売日が決まりましたら、「別冊花とゆめ」誌上、及び弊社ウェブサイト等で告知いたします。

2014年12月

同作の長い歴史の中でも初となる2ヶ月連続発売を敢行。

40巻以降の単行本刊行ペースをざっと見てみると、1993年に40巻、1998年に41巻、2004年に42巻、2009年に43・44巻、2010年に45・46巻。

04年には約6年ぶりに最新単行本42巻が発売された。

美内すずえによる少女漫画。1976年に「花とゆめ」(白泉社)で連載を開始し、10年ほどの休載を挟んで現在も連載中の長寿漫画。

いや~、トピ主さんと同じく小学生の頃から読んでます。
現在39歳です。

2、書き直しが多い

美内さんが「完成したものしか見せたくない」(編集者)という完璧(かんぺき)主義者であることだ。

単行本になるとこのアップダウンが多すぎて、続けて何冊も読むと疲れてしまう(笑)。25巻でそこに手を入れ始めたら、不満の残るシーンも描き直すようになって、いつの間にか1冊描き下ろすようになりました。

しかも連載当時のものから単行本にするために全部書きおろしてるみたいですね…。

『ガラスの仮面』以外にも『アマテラス』『聖アリス帝国』などの作品も終わっていない。妥協を好まない性格なのだろう。

待ちに待っていた『ガラスの仮面』42巻が発売された。この42巻は『花とゆめ』で連載されていた原稿は全く使っていないもので、新たに書き下ろした作品といわれている。

劇中劇の多くがオリジナルなのでそれを考えるのが大変、といった理由があるようです。

劇中に、マヤやライバルである亜弓の見せ場となる演劇シーンがあるのだが、これまで描かれた劇中劇の数は29本。稽古から本番まで圧巻の迫力で、かつ読み切り作品並みのボリュームで盛り込まれている。しかもその裏で、美内さんはすべての芝居を実際に舞台で演じられるよう、台本を完成させているというのだ。

3、話が進まない

毎号毎号、月影先生or速水さんが1pぷちぬきで、物陰からマヤを見守りながら
「マヤ…!」と呟いて終わり、話が進まないので見限りました…。

その一冊出すまでに何年かかかったわりには内容的に殆ど進展ナシですよね~。

まあ、とにかく、イライラします!
でも、面白いんです、これが!

4、喜怒哀楽の表現を管理している「白目」がコマ数を圧迫している

5、作品中の時間の流れが遅い

極端な話「新幹線に乗る前、黒電話で話してたのに、降りた時には携帯で話してた」と言える。

1997年に一度中断、2004年に7年ぶりの42巻が出た際には作中に携帯電話が突然登場したことで大きな話題になった。

長期連載ならではの苦労も。「ファッションやスカートの丈にしても、全てにおいて流行は取り入れない。定番で」と決めていたが、連載当初に登場していた黒電話は、やがてテレホンカード時代を経て、携帯電話の時代に。「さすがに今の時代にテレホンカードは…と、覚悟を決めて」と作品に携帯電話を登場させたところ「予想以上のブーイングが来ましたね」と苦笑いで明かした。

劇中ではさりげなくテレビも薄くなり、高層の都庁が建ってるんですよ

6、真澄さんが優しすぎる

美内さん「真澄のことは“いい加減にしろ”とツッコミを入れながら描いてます。」

毎度の事ながら 真澄の優し過ぎるお人好しさが 又 彼女に同情してしまい、そのままの状態です。

しっかし、速水さんもいつもながら見てて歯がゆくなるよ。
桜小路くんとマヤの仲いい写真見ただけで、あの嫉妬…すごすぎる。

思考が同じところをぐるぐるぐる。煮え切らない真澄にちょっとイライラします。

読者の思い入れも深く、特にマヤが恋する芸能事務所の若社長・速水真澄の熱狂的ファンが多いため、連載で真澄がマヤに冷たくするシーンがあると、非難ごうごうの手紙が届くそう。

「真澄の婚約者である紫織は特に嫌われていて、登場カットをビリビリに破いたファンレター(?)も来ました。アシスタントの子たちまで、紫織のドレスにいつまでもスクリーントーンを貼ってくれず、“嫌いだから”と全員で放置する。それ以来、仕事中の特定のキャラクターに対するイジメを禁止してます(笑)。」

7、作者が「舞台と恋愛のバランス」にてんてこ舞いである

その他にもてんてこ舞いである。

なお、現在63歳の美内は、アバターコミュニケーションアプリを毎日1時間ほどプレーし、若いファンとの交流を深めているという。

美内すずえは2巻程度で終わらせる構想であった

美内先生は、「舞台と恋愛の双方が成就することはない」と述べています。甘いハッピーエンドを取ることはない、という芸術的にシビアな方針です。

美内先生は次号の展開を考えず、「このあとどうなるの!」と読者を引くラストで締めることを優先して描くタイプで、そのかわりコミックは大幅に加筆修正されるらしいです。



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