仮面ライダー、戦隊ヒーロー、メタルヒーロー、ウルトラマンのultra HD blu rayはい… 2022/9/24 仮面ライダー 🔊 AI音声で読み上げ 仮面ライダー、戦隊ヒーロー、メタルヒーロー、ウルトラマンのultra HD blu rayはいつ出ると、思いますか?
どの時代のシリーズを考えているかです。
通常のブルーレイ(2K)の解像度を満たしているのは昔であれば35ミリフィルム撮影されたものか若干解像度が足らないが16ミリフィルムで撮影された作品です。
ultraHD Blu-rayの4Kの解像度を満たしたものは35ミリフィルム撮影された作品だけです。これらのシリーズはほとんど16ミリフィルム撮影された作品です。
ハイビジョン化された最近のシリーズでも2Kの解像度しかありません。
可能性が高いのはウルトラマンシリーズの初期の作品です。
後のものは東映の作品になりますが東映の作品はそのオリジナルネガフィルムの保管がずさんです。
いくらオリジナルネガのポテンシャルが高く4Kクラスの解像度があってもアナログ媒体ですから、映像そのものの経年変化による劣化があります。
保管管理が悪ければその劣化は加速度的に進みます。
昔の名作でも特に東映の作品がブルーレイ化されないのはその解像度を持つオリジナルネガが劣化のために使えない可能性が非常に高いということです。
このことは現場の人間は分かっています。
適切な温度と湿度で保管していればフィルムは100年以上保管が可能で最新のアーカイブ(長期保存)用フィルムだと500年とも言われます。
実はちゃんと保管すればデジタルデータより寿命は長いのです。
ただしずさんな管理をすればボロボロになります。
デジタル化すれば簡単という声も聞きますがそのデジタル化するためのデジタルスキャナー自体を通らないぐらい劣化したオリジナルネガも多数あるとのことです。
実際にその保管が悪かったとわかるのは「超時空要塞マクロス〜愛・おぼえていますか〜」です。
明らかに保管がずさんだったことがわかるようにブルーレイでフィルムの乳剤がベースフィルムから剥がれている部分がところどころ散見されます。
元の撮影の段階のフォーカスの甘さなどもありますがそれは撮影時のものとわかりますが乳剤が剥がれているというのは劣化です。
それも公開から30年ほどでそこまで劣化することはありません。適切に保管されていたなら。
映画のフィルムなら35ミリネガで撮影されているので4K化の意味はありますが東映の「銀河鉄道999」は盗難にあって東映の手元にないそうです。
以前は「紛失」と言っていたそうですがどうも「盗難」らしいです。
仮面ライダーシリーズにしてもちゃんと保管されているか…心配です。
東映や円谷プロ次第ですけど、個人的には出さないんじゃないかな?…と思います。
もちろん、今後のUltra HD BDの普及次第とは思いますが、通常のBDで充分のような気もしますし、Ultra HD=4Kの放送が(現状のままでは)地デジで行われないので、4Kカメラでの撮影が行われることが有っても、放送、ディスクメディア化は(当分の間は)無いと想像します。