優れた文章を書かれる作家の作品を教えて頂けますか。
今から新しいキーボード配列の勉強をする為、写本しようと思います。
せっかくなら、きれいな日本語や面白い比喩表現、面白い文章を書かれる作家の本を参考にしたいと考えに至り、ご相談させていただきました。
お勧め頂いた本は、借りるか買うかしようと思います。
ただ、数日は図書館へ足を運べないので
青空文庫の作品からも教えて頂けましたら幸いです。
年代やジャンルは問いません。
よろしくお願いいたします。
※完全に余談です。
最初は本棚の本を写本しようと思ったのですが、本棚には技術書ばかりという始末でした。
何の面白みもない本棚が出来上がってしまったと、反省している現状です。
今回で、本棚において読み直せる本が見つかれば良いなとも、実は考えております。
森鴎外、夏目漱石、幸田露伴、泉鏡花、国木田独歩、石川淳、辻邦生、丸山健二の作品をおすすめします。
■森鴎外
簡潔で抑制のきいた文章の格調の高さは近代日本文学の最高峰。『高瀬舟』『山椒大夫』『最後の一句』『寒山拾得』『舞姫』『雁』『阿部一族』『渋江抽斎』など。
■夏目漱石
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10135114885
■幸田露伴
森鴎外、夏目漱石と並ぶ明治の文豪のひとり。格調高く爽やかで慈味ゆたかな文章は何度も読み返したくなる。『観画談』『幻談』『太郎坊』『連環記』『五重塔』『運命』『潮待ち草』など。
■泉鏡花
怪異と妖美を描いた作品が多い。繊細で個性的な美文。『高野聖』『外科室』『春昼・春昼後刻』『草迷宮』『眉かくしの霊』など。
■国木田独歩
代表作『武蔵野』の自然描写がすばらしい。胸をしめつけるような哀切な感じの美しい短篇が多い。『忘れえぬ人々』『春の鳥』『運命論者』『牛肉と馬鈴薯』『空知川の岸辺』など。
■石川淳
束縛された思考を解きほぐす自在な文章。人を喰ったような、物語の無政府的な展開が心地よい。『前身』『紫苑物語』『八幡縁起』『六道遊行』『荒魂』『狂風記』など。
■辻邦生
絶望と再生と喜びの真摯な物語。文章も描写される情景も堪らなく美しい。『光の大地』『雲の宴』『夏の砦』『安土往還記』『風の琴』『西行花伝』など。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1049239890
■丸山健二
緊迫感と美しさが調和した、解像度の高い“詩小説”がすばらしい。『夏の流れ』『夜釣り』『水の家族』『野に降る星』『争いの樹の下で』『ぶっぽうそうの夜』など。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10114804480
詳しくお答えくださり、ありがとうございます。
国木田独歩の武蔵野
泉鏡花の婦系図
辻邦生の西行花伝
は以前、拝読したことがありました。
ご紹介された文が魅力的で
早く読みたい気持ちになりました
しばらく読みふけろうと思います、写本そっちのけになりそうで少し心配です。,違う訳者の本文を少し拝見しましたが、とても面白そうでした。
テーマも非常に興味深いところですので、おすすめ下さった久保勉さんの訳を探してみます。ありがとうございます。,ありがとうございます、昨夜はおすすめいただいた銀河鉄道の夜を写本しておりました。
初めてのキーボード配列に戸惑い、読むリズムが崩れてしまって非常に悔しい思いでした。精進します。
皆様、ご回答下さいましてありがとうございます。
これ以上、待っていても回答がつきそうにありませんでしたので、ベストアンサーを選ばせていただきました。
そうですね
久保勉訳の
ソクラテスの弁明がよいでしょう
しかし
ワープロでのかきうつしはよくないので
鉛筆で書きましょう
青空文庫 宮沢賢治はいかがでしょうか。
銀河鉄道の夜
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/43737_19215.html
作家別作品リスト
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person81.html
ふむふむ。本棚には技術書ばかりか、困ったものだね。
そういう場合は、ベッドの下にエロ本を仕込むと笑いが取れる。