10代におすすめの小説を教えてください!
高校生の女子です!
母の影響で小学生のときから赤川次郎さんの「三毛猫ホームズシリーズ」「悪魔シリーズ」などなどを読んできました(`・ω・´)
それからドラマの影響で誉田哲也さんや、アニメの影響で坂口安吾さんなどを少し読みました!
夏休みということもあり、今まで集めた本をすべて読み返したので今読むものがなく、今まで赤川次郎さんばっかり買ってきたので新しいジャンルに冒険するのが怖くて困っています。
今まで定番中の定番!というのをほとんど読んだことがなかったので、出来れば太宰治や森鴎外、夏目漱石…などの定番からこれから生きてく上でこれは読んだ方がいい!というオススメ作品をぜひ教えてください!
もう教科書に載ってるレベルで有名な作品や、これを読まずに何を読むか!みたいな作品や、みなさんが生きてく上で為になった作品を教えていただきたいです。お願いします!!
高校生におすすめしたい文学の名作を挙げてみます。たくさん並んでいますが、中・短篇が大半ですから、実はたいした量ではありません。読み始めるきっかけとなればと思います。
共振する作品に出会ったら、その作家の他の作品もぜひ読んでください。
《日本文学》
◎森鴎外『高瀬舟』『最後の一句』『舞姫』『山椒大夫』『寒山拾得』
◎夏目漱石『坊っちゃん』『こころ』『それから』『明暗』
◎幸田露伴『観画談』『幻談』『五重塔』
◎泉鏡花『高野聖』
◎国木田独歩『運命論者』『忘れえぬ人々』
◎樋口一葉『たけくらべ』
◎島崎藤村『破戒』
◎芥川龍之介『杜子春』『藪の中』『奉教人の死』『地獄変』『河童』
◎武者小路実篤『友情』
◎志賀直哉『清兵衛と瓢箪』『小僧の神様』
◎有島武郎『小さき者へ』『生れ出ずる悩み』
◎野上弥生子『海神丸』
◎梶井基次郎『檸檬』『Kの昇天』
◎中島敦『山月記』『李陵』『弟子』『名人伝』
◎宮沢賢治『注文の多い料理店』『貝の火』
◎谷崎潤一郎『春琴抄』
◎川端康成『伊豆の踊り子』
◎下村湖人『論語物語』『次郎物語』
◎太宰治『女生徒』『人間失格』『斜陽』
◎武田泰淳『ひかりごけ』
◎山本周五郎『赤ひげ診療譚』
◎石川淳『紫苑物語』
◎三島由紀夫『金閣寺』
◎大岡昇平『野火』
◎安部公房『砂の女』
◎井上靖『天平の甍』
◎遠藤周作『沈黙』
◎辻邦生『光の大地』
《海外の文学》
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1462905429
私の好きな明治の作家を紹介(リンク)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13145847993
私が十代で影響を受けた作家と作品(リンク)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13147685243
学校の図書室にある本や、最も近い図書館で書棚を眺める。
…高校生ですよね?
ID非公開さんへの回答。
太宰治の「人間失格」
これは、ハマる人は本当にハマります。ただし、ハマる人ほど精神にくるものがあるので少し注意。
でも、人生変わるかも。
それで、もし太宰が好きだったら、トーマス・マンもおすすめ。
代表作は「魔の山」(とても有名な名作中の名作です)ですが、短編で、しかも彼の良いところがたくさん詰まった「トニオ・クレーゲル」が、とっつき始めには良いかも。
坂口安吾さんを読まれてるとのことで、もしかして、と思い上記のものをおすすめさせて頂きました。
刺激が強めの本たちなので、勧めるか迷いましたが、
一度読んで損はないかも。
北杜夫の『楡家の人びと』
トーマスマンの『ブッデンブローク家の人びと』『魔の山』
倉橋由美子の『パルタイ』
サリンジャーの『ナインストーリーズ』
カフカの『城』
チェーホフの『かもめ』『三人姉妹』『六号室』
小林秀雄の『考えるヒント』(文芸評論)
なだいなだの『カペー氏はレジスタンスをしたのだ』
カミュ『異邦人』