おすすめのSF小説を教えてください!
僕はメタルギアが好きで伊藤計劃のメタルギアのノベライズを読んでみたらとても完成度が高く外国の作家がノベライズしたメタルギアがかすんで見えました。
その影響でハーモニーや虐殺器官をよんでみて驚かされました。すごい文章力だなぁ、と感心しました。
今は伊藤計劃が執筆中に亡くなってしまい円城塔が続きを書いた屍者の帝国を読んでいます。
計劃氏が存命だったらもっと彼の作品を読みたかったです・・。
屍者の帝国を読みおわったら、円城塔の作品や、気になっている安部公房の「箱男」なども読んでみたいなぁと思っています。
そこで他にもSF小説を読んでみたいんですが、これがおもしろい!とか、これはオススメだという本を教えてください。
まだSF初心者ですがよろしくおねがいします!
先に言っておくけど、「箱男」はSFじゃないぞ。安部公房はSF書いてるのかな?砂の女と箱男しか読んだこと無いから、知らねー
SFであれば小松左京の『日本沈没』『さよならジュピター』とかかな、コマツは面白いよおお(ビクビクッ!
それと半村良だね、SF最盛期の作家の一人。
最近で言えば火浦功とかだなラノベだけどな。
眉村卓はもうよぼよぼの爺さんだから生きているうちに読んでおけ
・ねらわれた学園
・謎の転校生とか面白いよおお
川又千秋なんかもいいんじゃないかな
多作な代わりに絶版になっているものも多いけどな。
人形都市、幻詩狩り 、火星人先史
今のSF作家クラブの会長の瀬名秀明さんも読んどけ、ついでにな
筒井も読んどけ、ついでにな←イイゾォオコレ
伊藤計劃が好きならまず神林長平の「いま集合的無意識を、」を読むべきです。この短編は「ハーモニー」の問いの素晴らしい回答でもあります。また、この本の飛浩隆の解説も伊藤計劃に感銘を受けた人ならば必読ですね。作者の神林長平も飛浩隆も作品は傑作ぞろいなのでこのへんから読んでみるといいと思います。
円城塔は「分からないけど多分天才」by大森望 ですので、けっこう大変です。まあ、取り組んでみるのはいい事だと思いますが。
「箱男」はたしかにダンボールをかぶるというメタルギアっぽいディティールですが、SFならば最初は無難に「R68号の発明」あたりから読んでみては。
伊藤計画的なSFで言うと普通にフィリップ・K・ディックとか海外の有名どころを読んだほうが楽しめるような気がしますね。たぶん、その流れで円城塔を読むと「何これ?」ってなる。
というのを承知で、敢えておすすめしたいのは円城塔「self reference engine」。伊藤氏にとっての虐殺機関と同様、円城氏のデビュー作です。もうちょっと読みやすいところで「オブ・ザ・ベースボール」か。
個人的には「烏有此譚」がいちおし。ぶったまげることうけあいです。
SFというジャンルにもサブジャンルが存在し、それぞれ良い作品が評価を受けています。
伊藤計劃さんも良かったですが沖方丁さんの「マルドゥック」シリーズもいいですよ。
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-208.html
国内短編集なら「NOVA」シリーズも多様多彩な”SF!!!”的な感じで好きです。
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海外作品ではミリタリーSFの
・ジャックキャンベル「彷徨える艦隊」シリーズ
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-270.html
・マイク・シェパード 海軍士官クリス・ロングナイフ 1シリーズ
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-68.html
がお勧めです。
SF史に残る名作と言えばアイザック・アシモフの「ファウンデーション」です
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-119.html
他にも紹介したい名作がたくさんありますが、とりあえずここまで。