テルシオは強かった理由は? なぜ?時代背景がわからない人向け

歴史

槍の鉄壁防御!

テルシオで用いられる「槍」はパイクと呼ばれる極めて長い槍です。だいたい4メートルを超える柄に30cm近い長い穂をつけた槍ですが、これを持った兵士を横一列に並べて槍を突き出すと、相手はこの4mの内側に入ってくるのは非常に困難になります。

銃兵を守る!

で、この槍兵の前に白兵戦に弱い銃兵を並べ、槍の間合いの中に入ってこれなくて困ってる敵騎兵を撃つ。これが「テルシオ」の基本的な戦術です。

つまり槍を「銃兵を守るための防御兵器」として使う訳で、これはある意味では野戦築城にも似た戦い方です。

テルシオが生まれた歴史

テルシオはスペインが軽騎兵を主力とするイスラム勢力や重騎兵を主力とするフランスと戦う中で編み出された戦術です。敵騎兵は突撃によってこちらの陣形を砕き潰走に追い込もうとしますので、その突撃をパイクの槍衾で抑え、槍衾の内側から銃やクロスボウで射落とすというのが勝ちパターンですね。

弱点・短所

必然的に機動性は鈍くなり、テルシオの有効性が証明されるにつれテルシオ同士の戦いが多発する際には「のろのろと前進しちくちくと槍で突き合う」(この場合は槍兵の前に銃兵が出てくる訳にはいきませんよね、ちょっと考えれば分かる話ですが)非常に時間ばかりかかる戦いが敵の槍兵列が尽きるまで続けられることになりました。

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