気楽と怠けを、勘違いしないようにしよう。
気楽に生きることは、だらだら生きることではありません.
本来「気楽」というのは「精神的な余裕」のことです。
時間に余裕を持って、難しく考えず、淡々と仕事をする人のことです。
ポジティブに
「まあいいか」と肯定して、気楽になろう。
なんとかなると、楽観的に考えよう。
「だめでもともと」と考えれば、気楽になれる。
はじめから「成功」を前提に考えるのではなく「失敗」を前提に考えてしまえばいいのです
失敗したら、笑ってごまかそう。
失敗したときに、落ち込んでしまうから、失敗になるのです。
失敗をどう受け止めるのかは、自分の心の問題です。
学んでから挑戦するのではない。いきなり挑戦をして、失敗から学ぶ。
失敗したときは「いい経験ができたなあ」と声に出そう。
人間関係も気楽に
自分と同じ人はいない
自分と同じ人はいないことに気づくことが大切です。
自分と同じでないと分かっていると心が少し柔軟になります。
柔軟になれば自分との違いを受け入れる幅が広がり、気持ちもずいぶん楽になります。
心の幅が小さいと不満が大きくなり、何とか相手を自分の枠にはめたくなります。
「いいね!」という言葉は、気楽に生きるための言葉
他人に向ける言葉は、明るい言葉にしよう。
他人に語りかける言葉は、自分に語りかける言葉です。
他人を元気づける言葉は自分が元気になります。
他人を認める言葉は、自分も認めることになります。
他人を肯定する言葉は、自分を肯定することになります。
褒めて、やる気を高めよう
相手をうまく褒めるには、まずあなた自身が自らを褒める・認めることも大事です。例えば、鏡を見ながら、「今日もよくやりました」「すごいね」などと自分を褒める。また、自分は誰に何と言われたらうれしいかを考え、その人があなたにその言葉を伝えているのを想像してみるなどの方法があります。それだけで、すっと気分が変わり力がわいて来るものです。
気楽に生きるには
嫌な気持ちは体から切り替える
嫌な気分を変えたいときは、あなたが元気でハッピーなときの体の形で動いてみましょう。すると、体に心の状態が瞬時についてくるんです。
大切なものに気づくために、捨ててしまおう。
捨てるという行為は、自分にとって不要なものを取り除き、本当に大切なことに気づくための心の新陳代謝なのです。
あくび、くしゃみ、おならを我慢するのは、やめよう。
かっこつけたがる人に限って、かっこ悪い生理現象を我慢しようとします。
本来人間として生きていくために、誰にも備わっている体の調整機能です。
締め切りを、なくそう。
時間を気にせず、のんびりしたいときもあります。
生活の中にオンとオフを作り、たまには締め切りのない生き方をしてみませんか。
そのほうが、気楽だからです。
1つのことに集中しよう
ピーター・ドラッカーはかつて、「成果を上げるには手を広げ過ぎてはならない。1つのことに集中する必要がある。若干の気分転換を必要とするというのであれば2つのことを行ってもよい。しかし、3つ以上のことを同時にこなせる者はいないはずである」(『経営者の条件』)