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カラオケが上手くなる方法30選 入門~上級者へ

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カラオケが上手くなるには?

カラオケが下手(音痴)とは、メロディーのリズムや音程に、自分の歌声を上手く合わせることが出来ないことを言います。初心者の皆さんが悩みがちな、高音域がでないとか、ビブラートが出来ないということとは直接関係はありません。高音が出ないならリモコンのボタンを押して曲のキーを下げればよいだけであり、ビブラートは必須のテクニックではなく、歌手でもやらない人も多いのです。
曲に合わせ歌を歌う。カラオケの基本はたったそれだけのことです。自分でこれと選んだ曲を何度も練習すれば出来るようになります。慣れの問題です。誰でも出来ます(本当に何度やってもできないという人は後述のごまかしテクニック参照)。

歌唱力より大切なこと

2.0超基礎編:はじめに
歌唱力以前に、これから超基礎編で説明する事が出来ていればカラオケで恥をかくことはありません。むしろこれだけできれば、10人中5人には勝てると思います。
2.1曲を完全に覚える
カラオケ来る前に家でCDとか聴きながら、あるいは道でiPod聴きながら、何度か歌って覚えてしまいましょう。
しかし覚えたつもりでも、実際にカラオケで歌ってみれば上手くいかないことも多いです。私も2,3回カラオケで歌わないと、しっくり来ません。一度うまく歌えなかったからといってあきらめないでください。そんなもんです。
曲を覚えてからカラオケに行くべし、なんて言われなくても分かっていると思うでしょうが、時々ノリでサビ(曲の一番盛り上がる部分)しか覚えてないのに選曲して失敗する人がいます。「この曲始めどんなだったっけ?」とか出だしでつまづいて、「あっ、ここからサビなの」とかブツブツ言いながらグテグテのまま終わってしまう人がちょくちょくいます。一人カラオケだとよいのですが、みんながいる前だと場が白けます。
また、5曲も覚えておけは、とりあえず社交としてのカラオケでは十分です。練習も初めは狭く深くで行きましょう。

2.2キーの調節がキー
カラオケでは曲のキー(音程)を変えることができます。カラオケで流れてくる曲のキーと自分が歌いやすいキーにズレがある場合、歌う曲の方を自分にあった音域に持ってきます。
曲のキーが自分に合わないと、高音部や低音部で声が出なくなります。出ないと、かなり下手くそに聴こえます。
意外にこのキー調整をおろそかにして、キーをいじらずそのまま歌う人が多いです。確かに、現在のカラオケの機種では、はじめからカラオケの曲は、歌いやすいキーに設定されているのですが、個人個人にとって、当てはまっていない場合が多いのです。

絶対音感のある人は、はじめて歌う曲でもキーを適当に調節できるかもしれませんが、普通の人は一回歌ってみて、その曲のキーがが自分にとって高いのか低いのかをよく覚えておいて、どれぐらいキーの設定を変えればよいのか(何回キー設定のボタンを押せばいいのか)、覚えておけば次回からかなり楽にその曲が歌えるはずです。でも、キーの初期設定はカラオケの機種ごとに違うので、いつも同じ機種を選ぶか、原曲(歌手が歌っているオリジナルのキー:各機種共通)からいくつズレいているのかで覚えておくとよいでしょう。

2.3事前の声出しとストレッチ
スポーツと一緒で、カラオケも準備運動すれば、よりよいパフォーマンスが期待できます。
まずカラオケに行く前に、自宅等でほどほどに大声を出して、喉をならしておきましょう。いきなりカラオケで歌おうとしても、声が上手く出ません。事前に声が出せる状況に無かったら、ハミングでもかまいません。
また、歌う直前にストレッチをするとよいでしょう。緊張も解けますし、身体がほぐれると喉から出た音の振動が体に共鳴して、よい声になります。
ストレッチは体育の授業の前にやるような普通のやつでいいですが、特に首や口の周りの筋肉はほぐしておきましょう(首を何度か回す、「イ」(口を横に伸ばす)と「ウ」(口をすぼめる)の口の動きを繰り変えす等)。

2.4好きな歌ではなく自分に合った曲を選べ
カラオケでは好きな歌を歌うから楽しいのでは?と思うかもしれませんが、その人の声質によって向き不向きがあります。例えば、ダミ声の人が繊細な感じのバラード歌っても合わないと思いませんか。
いきなり自分に合った曲を把握することは難しいと思いますが、色々歌ってみて、他の人にどれが上手く歌えていたか訊いてみてください。あるいは私のようにボイスレコーダーで録音して研究するのもよいと思います。
なお、私の声に合うのは「おっさんくさい系演歌」です。嫌いではないのですが、本当は爽やかなポップスとかも好きで、上手く歌いたいのですが、声質が重いのでいくら練習しても合いません(泣)。
とはいえ、好きでもない歌を練習するのは気合いが入らないもの。この項目は自分の中で折り合いが付けられたら、ということで。

面倒くさい練習は必要ない

3.0初級編:はじめに
次にこの項で説明する事ができるようになると、一般人レベルの中ではそこそこ上手い部類に入ると思います。でもみなさんの嫌いな(笑)、面倒臭い訓練も必要なく、意識すればすぐにできることばかりと思います。
3.1息を吸い過ぎるな
息を肺いっぱい吸うと、吐く時に息のコントロールがしにくくなり、音程やテンポがずれ易くなります。また、胸式呼吸(後述)になりやすく、発声が安定しません。吸う時は最大でも7分目ぐらいにしておきましょう。

3.2息を吐き過ぎるな
今度は吐きすぎるな、です。声は声帯という喉の器官を空気が通る時に出る音なのですが、実は声を出すのに、思ったほど息は必要ではありません。とある歌手はロウソクの前で歌っても炎が寸分も揺れなかったという逸話を聞いたことがあります。歌う時に意識して吐く息を減らしても、意外に声量が落ちませんし、むしろ強くていい声が出ます。そうすると、喉も疲れませんし、息継ぎは少なくても良いし、いいことづくめです。是非やってみてください。

3.3全力で歌うな
本気で歌うなという意味ではありません。自分が出せる全力の大きさの声で歌うなという意味です。全力あるいはそれに近い音量で歌うと、声をコントロールすることが難しくなります。つまり音程が外れたり、メロディーのテンポから歌がずれたりします。たまにしかカラオケに行かない人は意気込んでしまってこういうことになりがちです。
大声で歌うと確かに気持ちいいのですが、上手く歌いたいなら意識して、少し抑えて歌うべきです。

3.4メリハリをつけろ
これは理解しやすいと思いますが、初心者では意外に意識してない人が多いと思います。
大体の曲は、はじめは静かに始まって、徐々盛り上がって最後に山がやってくる(いわゆるサビという部分)構成になっています。
そんな時、やっと自分の番が回ってきたと意気込んで、歌い出しから大声で歌い始めると、はじめから最後まで声の大きさが変化のない一本調子になってしまいます。なので、歌いだしはやや静かめに歌って、曲の盛り上がりにあわせて声量も大きくしていくと良いと思います。

3.5出来ないことはやらない
ビブラートやファルセット(裏声)は上級者向けの高等テクニックです。基礎が十分にできてないと習得できません。難しいことを中途半端にやると、逆に下手くそに聴こえます。
歌手の中にもビブラートをかけない人は少なくないですが、それでも上手い人は十分に上手いです。無理にやらなくとも大丈夫です。
また、最近の曲では高音域でファルセットを使うものも多いですね。確かに上手く歌えるとすごくキマると思いますが、しっかり強い裏声を出すことや、地声の部分と違和感なくつなげることは非常に難しい技術です。初心者で裏声を使いこなしている人は見たことがありません。一度歌を録音して聴いてみましょう。それは他人が聴いて上手いと思いますか?
それでも、やってみたいと言う人は一人カラオケで心ゆくまでやりましょう。私もその口です(笑)。

ここからが難しい

4.0中級編:はじめに
次にこの項で説明する事ができると、仲間内では上手いと言われるようになるでしょう。しかし、少々努力が要ります。
カラオケなんか娯楽なのだから純粋に楽しめばいいと思うかもしれませんが、上達するともっと楽しくなります。すこしだけ頑張ってみましょう。
4.1腹式呼吸
呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸の2種類あるとされます。
簡単にいえば胸式呼吸とは胸を上下にさせる呼吸法で、腹式呼吸とはお腹を引っ込ませたり出したりしてする呼吸法です。
腹式呼吸は胸式と比べ、十分な声量を確保することができ、また、声を安定して出せるほか、迫力のある声を出すことができます。
腹式呼吸は、慣れないと呼吸に気を取られて、曲に向ける注意力が散漫になり、音程やリズムが乱れることにつながるので、自然にできるようになるまで練習しましょう。

1.床に寝てへその下あたりにに手をあてる。
2.身体をリラックスさせて、鼻から息をゆっくり吸う。手で腹が膨らんでいく事を確認しながら吸う。
3.吸いきったら3秒ほど息を止める。
4.鼻から息をゆっくりと吐きだす。手で腹がへこんでいく事を確認しながら吐く。

これを数セット、慣れるまで毎日やります。
しかし、カラオケは普通寝ころんで歌わないので(私は一人カラオケで時々やりますが(笑))、立った状態や座った状態でもやってみることをお勧めします。
お手軽とはいきませんが、私の経験では腹式呼吸はそれほど習得するのに難しいテクニックではありません。めんどくさがらずに一度やってみてください。

4.2喉を開いて歌う
カラオケで長時間歌っていたら喉が痛くなってしまった経験はないでしょうか。私もカラオケをはじめて間もないころは、10曲も歌うと喉が痛くなって、しばらく歌えなくなってしました。これは喉を閉じて歌っていたからです。喉を開いて歌うテクニックを身につけてからは何曲歌っても喉は枯れなくなりました。
さらに、喉を開いて歌うと、共鳴が良くなるため、声が良くなります。また、呼吸の流れがスムーズになり、よく声が響くようになります。

さて、喉を開くとは、ですが、喉仏を下げ、口腔の上側をあげて、声帯から口腔全体を含めた空間を広げることです。
なんのこっちゃとお思いでしょうが、具体的に言うと、あくびをしているときの感じです。あくびをしながら、あーあ、という感じで声を出します。
もしくは、ゲロを吐くようなイメージで喉の奥を広げるような感じで声を出します。
特に高音域では喉に力が入って(喉が閉じて)、むりやり声を出すような歌い方になりがちです。そうなると喉を痛めますし、声も薄っぺらくなってしまします。高音を出す時は特に意識しましょう。

4.3声を体に共鳴させる
息が喉を通り抜ける時、声帯が振動と声になるということは皆さんご存知かもしれませんが、歌う時の声においては、それでは不十分です。
声は喉だけでなく、身体全体で出すようにします。ギターの弦の振動がボディーの中の空洞で共鳴して豊かな音に変化するのと同じ原理です。身体にも声を響かせる空間があり、そこに声を集めるイメージで共鳴させます。
共鳴のさせ方ですが、音域によって共鳴させやすい部位が異なります。低音域に関しては、声帯で出た声を下に落とすイメージで、胸において声を共鳴させます。胸に手を置いて、発声して振動を確認すると良いでしょう。高音域については声を上にあげるイメージで副鼻腔で共鳴させます。頭に声を響かせるイメージ、あるいは眉間に声を集中させる感じです。中音域は頭半分胸半分で響かせる感じです。
個人個人で体格や骨格が異なるため、共鳴させやすい部位には個人差があるようです。上記のことは参考意見として、自分自身で発声してみて、自分にとってどの部分が一番響かせやすいか、とのあたりに意識を集中させればよいか試して下さい。
また、プロ中のプロは、身体の特定部位ではなく身体全体で、それこそ指の先まで振動させるそうです。私もその境地には達していませんが、歌う前に柔軟体操をしておくと身体に音が響きやすいようです。

注)副鼻腔について
鼻の中には鼻腔があり、その周りには副鼻腔と呼ばれる4つの空洞がある。周りが堅い骨で囲まれているため、よく響き、歌のための共鳴腔として適している。

4.4声を前に出す
感覚的なことなので言葉にしにくい部分もあるのですが、口から出た声を口内にこもらせるのではなく、口のちょっと先に焦点を合わせて声を前に出してみてください。声が良く通るようになります。

地道なトレーニングが必要

5.1付け焼刃のテクニックは通用しない世界
中級編までは少しの努力である程度出来ることだと思います。あれだけできれば、周りからは上手いと言われ、益々カラオケが楽しくなることでしょう。しかしこれ以上は中途半端な努力では前に進めません。本格的な歌唱力UPのために、地味な基礎訓練を継続して行う必要があります。例えばこういうやつです。
<例1>
1.まず、自分の音量でどれ位長く声が出せるかやってみる。この時、自分の出しやすい音程で常に同じ音量で出す事。長い時間声を出す事が目的ではないので最初から音量を弱めに調節したり、最初と最後で音量が変わったりすると言う事がないようにする。声は喉で出すのではなくお腹から出す様に意識する事。
2.次に小さい声から徐々に大きく出すす。最初の内は10秒位かけて大きくしていく様にして慣れてきたら20秒かけて、30秒かけてと長くしていく。
3.次に2と逆に大きい声から徐々に小さくしていく。最初の内は10秒位かけて小さくしていく様にして、慣れてきたら20秒かけて、30秒かけてと長くしていく。
4.次に小さい声から徐々に大きい声にしていき、徐々に小さい声に戻していく様にする。最初の内は10秒位かけて、慣れてきたら20秒かけて、30秒かけてと長くしていく。
5.次に大きい声から徐々に小さい声にしていき、徐々に大きい声に戻していく様にする。最初の内は10秒位かけて、慣れてきたら20秒かけて、30秒かけてと長くしていく。

<例2>
1.同じ音程で「アー」と10秒以上出し続ける。
2.軽く発声しながら1・2・3・4、2・2・3・四 くり数え、四のところで息継ぎをし、また息を吸い込んで1・2 ・3・4、2・2・3・四と続ける.
3.息を吸い込んで「ア・エ・イ・オ・ウ」の音が途切れない様になめらかに発声。一つの母音で最低3秒、全部で15秒以上続ける。
4.1~3が出きたら「アエイオウ」に「ドミソミド」と音階をつけて歌ってみる。
5.次に4の音階を半音ずつ上げていき、上限に達して苦しくなれば、逆に半音ずつ下げていき、下限で声が出にくくなるまで発声練習をする。
6.今度は「ラ」と「バ」の発音で5の様に音階を変えて練習する。これは舌の運動で、一音ずつ区切って発声する。

基礎訓練はすぐに結果がでません。例えばこれらを一年間継続して出来ますか?自分の人生の中でそれは割に合う努力と言えますか。この先は付け焼刃のテクニックが通用しない世界です。前に進むつもりならお菓子食べながらネットで楽して上手くなる方法を検索している場合ではありません。ボイストレーニング教室等に通って、ちゃんとした発声理論を学ぶと同時に、基礎から地道にトレーニングすることをお勧めします。

私も訓練方法は色々知っていますが、ここでは例を出したもの以外に紹介しません。お手軽テクニックでカラオケを上達させようという本サイトの目的にはずれるからです。

5.2楽しく練習出来る方法はないの?
一人カラオケでボイスレコーダーで録音して、家で反省して次に生かす。これを繰り返す。
私が一人でカラオケで歌う時は必ず何らかの課題を持って歌います。例えば、もっと低音を身体に響かせようとか、発音をもっとクリアにするためどうすればいいのか、一発目の歌で最高のパフォーマンスをあげるにはどうすればよいのか、と言うような事をカラオケルームで試行錯誤して、帰ってからその結果を検証して次に生かします。
また、終了時間間際では、激しい歌を選曲して、ある程度喉に負荷をかけます。筋トレと同じです。
そして、たまに人と行って成果を披露し、批判あるいは賞賛を受ける。私が15年以上続けている方法です。これでいつの日かカラオケを極めることが出来るのかは分かりませんが、やっていると半年に一度ぐらい上達を感じる時があります。
カラオケが好きでやっていることで、トレーニングという意識がないため長続きするのだと思います。好きだから歌うのと、上手くなりたいから練習するというバランスをうまくとってカラオケを続ければその先にカラオケ上級者の道が開けてくると思います。

歌手になるつもりがなければ付け焼き刃もよし

6.1テクニック集
何度練習しても人並みに歌えない、そして行きたくないけどカラオケに行く羽目になってしまった人は試してみてください…
・エコーを強くする
デビューしたてのアイドル歌手などはガンガンにエコーかけて下手くそさをごまかしている場合が多々あります。エコーを強くすると多少音程が外れていても、息が途切れても目立ちません。しかし、エコーによって下手さはごまかせますが、上手くも聴こえません。

・テンポを速くする
曲のテンポを上げる(リモコンのスピードコントロールのボタンを押すだけ)と歌のアラが目立たなくなります。一つ一つの音が短くなるので、少しぐらい音を外しても気付かれません。

・友達に一緒に歌ってくれるように頼む
二人ないし数人で歌うとアラが目立たなくなります。

・セリフが多い曲を選ぶ
もう、どうしても音痴でしょうがないと言う人は、歌の部分が少ない、セリフが多い歌を選べば大丈夫。港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカなんて最強。

・酒を飲む
入室してすぐに酒を頼んで飲みまくる。歌で失敗しても「飲み過ぎて歌えんかった、ははは」でごまかせる?

・叫ぶ、吠える
大声で歌いましょう。パワーで周囲を圧倒しましょう。あなたが普段おとなしい人なら賞賛の嵐です。

6.2その他テクニック・知識集
・男性が女性ヴォーカルの曲を歌う場合(逆も)のキー変更
一般的な男性の音域は女性より半音8個分程度低いため、カラオケでも男性が女性ヴォーカルの曲を歌う場合、キーを8個下げれば普通に歌える…、わけなのですが、大体カラオケではキーは6個程度までしか下げられないのでm逆にキーを4個上げて、一オクターブ低くして歌います。これは、一オクターブ=半音12個であるので、8個下げた音と4個上げた音は一オクターブ違いで同じ音になるためです。
逆に女性が男性ヴォーカルの曲を歌う場合はキーを4個下げると歌いやすいでしょう。
もちろん、音域に関しては個人差が大きいので、自分の音域をよく把握して、持ち歌のキー設定を覚えておきましょう。

・高音の出し方
カラオケではキーが変えられるのだから、音域が高くて歌えない歌はキーを下げればいいやん、というのが私の意見です。
叫んだり、付け焼刃のテクニックで高音が出せても、それは綺麗な声ではありません。出ないよりはマシだと思いますが、無理やり出した声に魅力は感じません。

とはいえ、私のカラオケを始めた当初の一番の課題も、いかに高音を出すかということでした。キーの高い曲を原曲で歌っていればそのうち自分のキーも高くなるだろうと思ってしんどいの我慢して歌っていました。喉が毎回痛かったです。やり過ぎると声帯にポリープが出来て、手術するはめになるので、怖くて止めました。この方法で効果があったのかどうかわかりません。
それより、自分の出せる音域でしっかり発声できるようにすることの方が大切だと思い、無理はしなくなりましたが、それでも喉が強くなったのか、当初に比べて半音4つ分程度音域が広がりました(一年で半音ぐらい上がって行ったと思います。近年は変化なし)。
歌い続けていればいずれ高音は出るようになります。地道に頑張ってください、と言いたいところですが、本サイトはお手軽テクニックを紹介するサイトなので、付け焼刃のテクニックも紹介しておきます。

・首を斜め下に向けて声を出すと多少高い声がでます。ちょうど顎を鎖骨に付けるような感じで発声します。でもワンポイントでしか通用しません。
・ゲロを吐く感じで喉を開けた感じで、強く息を吐くように発声すると高い声が出ます。

・マイクの使い方
マイクの持ち方ですが、ヘッド部分から3㎝位下を持つのがベストです。力まないように軽く握ります。
また、マイクには指向性といって音を拾いやすい方向があるので常に自分の口の方へ向けると声をよく拾ってくれます。こうするとマイクは床と平行になります。しかし、これだと少し腕か疲れるし、前が見えにくくなるので少し傾けても問題ありません。
マイクと口との距離は特に何cmということはありませんが、声の大きさと伴奏のバランスが丁度良い大きさになるようにコントロールします。
なお、練習であればマイクを使わずそのまま歌っても良いと思います。録音して後で聴いてみると自分の地の歌声が分かっていいですよ。

6.3立って歌うか座って歌うか
歌手は基本的に立って歌います。私もカラオケでは立って歌います。理由は、
・呼吸が楽(腹式呼吸しやすい)
・身体に声を共鳴させやすい(座ると下半身に声が響かない)
・歌手になったつもりでノリノリになる(笑)

立つと言っても直立不動ではなく、足を肩幅くらいに開いた状態で身体の力を抜いて立ちます。
一方、座って歌う事も悪いとは言えません。疲れにくいし、みんなが座って歌っているのに自分だけ立って歌うのも目立つし…。でも座って歌う場合は、ソファーにもたれかからず、猫背にもならず、上半身を立たせた状態にすると、立って歌うのに近くなります。

6.4ドリンク
カラオケでは大抵何らかの飲み物を頼むことになりますが、ものによっては歌に影響を与える場合があります。
炭酸系の飲み物は喉を刺激するので避けた方が無難です。また、冷たい飲み物も喉を冷やすので良くありません。わたしはホットミルクティーをよく頼みます。
酒に関しては少しだけ飲むとリラックスできてよいと思います。
飲み放題プランで酒が飲める場合、私も時々飲みすぎる事があるのですが、歌っている時はいい気分になって調子いいなあと思っているのですが、録音して後で聴いてみると、音程もリズムもズレまくり、かなりひどいことになっています。お酒はほどほどに…。

<参考>軍歌
軍歌。主に戦中に作成されたものが多いため、戦時歌謡とも言います。軍歌なので戦意高揚のための勇ましい歌も多い半面、戦争では大勢の人が死んでしまうわけで、友やわが子が戦死したことをテーマにした哀調に溢れた曲も少なくありません。
さて、戦後数十年経ちましたが、戦時歌謡の内の傑作と言われる物の中には今なお歌い継ぐ愛好家?も少なからずいるようで、カラオケ3大機種にも軍歌のカテゴリーがあって、数十曲が登録されています。
好き嫌いはあると思いますが、これも日本の歴史を物語る貴重な遺産です。日本人としてのたしなみとして一曲ぐらいは歌えるようにカラオケで練習してみましょう。
ここで、お勧めの曲としていくつかあげてみます。

・同期の桜「♪貴様と俺とは同期の桜~」
軍歌の中でも最も有名な曲ではないでしょうか。死んだ戦友の悼む歌。現代ではこのような勇壮かつ悲壮なメロディーは見られません。
カラオケで歌う場合ですが、それほど難易度の高い曲ではありません(現代の曲のように音域が広すぎたり、テンポが早過ぎたり、シャウトしたりすることが無いと言う意味で)。ポイントは、軍歌と言う事で気合いが入りすぎて、大声を出しすぎないこと。大声というより、よく通る声をイメージして朗々と歌い上げましょう。

・月月火水木金金「♪朝だ夜明けだ潮の息吹~」
海軍の歌。月月火水木金金とは土日がなく、つまり休日がないことを意味します。激しい艦上での訓練や勤務を誇らしげに歌っています。この曲は勇壮一辺倒です。難しく考えないで躍動感いっぱいに歌いましょう。

・軍艦行進曲(軍艦マーチ)「♪守るも攻めるもくろがねの~」
海軍の歌。現代ではパチンコのメロディーとして有名。歌詞は知らなくとも曲は有名なので、マスターしやすい曲だと思います。これまた勇ましい曲。小細工なしでまっすぐ歌いましょう。



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