彼の名前はピースケ。
あ、僕が飼っている鳥の名前のことだ。
ピースケは僕によくなついていて、とても可愛がって育てている。
3歳の頃から飼い始め、もうすぐ5歳になるところだ。
最初はエサも食べなかったり、突ついてきたりして大変だった。
今も部屋の中を飛び回ったりして大変なこともあるが、とにかく可愛い。
特に僕の肩の上に乗っかってくると嬉しかったりする。
毎日エサもあげてこれから大きくなっていくのがとても楽しみだ。
そんなある日。
最近は家にいることも多いので、換気をしようと窓を開けた。
その瞬間。
ピースケは窓の外へ飛び出して、空の彼方へと飛んでいってしまった。
とても可愛がっていたのに。
それ以来、ピースケと会うことは二度となかった。
彼は今、どうしているのだろうか。
気になって仕方ないが、今も元気に暮らしてくれていれば嬉しいな…
…というのが、保育士さんの気持ちではないでしょうか。
小さい頃から可愛がって、徐々に仲良くなっていって。
ようやく成長してきたなと思ったら突然卒業していなくなってしまう。
そしてそれ以来、その子たちはどうしているのかわからなかったり。
皆さんは保育士さんにとってのピースケだったかもしれません。
記憶はあまりないかもしれませんが、幼い自分を育ててくれた1人として、保育士さんには感謝しなければいけないなと思いますよね。
そして自分たちが今日も元気に頑張っていることが保育士さんたちの願いでしょう。
自分を育ててくれた保育士さんたちのためにも、がんばっていきましょうね。
先生、あの小さかったブラック少年は、今こんな文章を書いています。
（by ブラック）
※この動画はフィクションです。登場人物、団体、名称などは架空のものであり、実在する人物や団体などとは一切関係ありません。
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