70歳の父親のボケがひどいとのこと、心配ですね。
ボケ対策には、大きく分けて「予防」と「発症後の対応」の2つがあります。
予防
ボケを予防するためには、以下のことに気をつけましょう。
- 脳血管を大切にする
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を予防・治療する
- 禁煙する
- 適度な運動をする
- 食生活を整える
- 野菜や果物を多く摂る
- タンパク質をしっかり摂る
- DHA・EPAを多く含む魚を摂る
- 運動を心がける
- ウォーキングや水泳などの有酸素運動を週3回以上行う
- 筋力トレーニングを週2回以上行う
- 飲酒・喫煙を控える
- 1日あたりの飲酒量を男性で2合、女性で1合未満にする
- タバコは吸わない
- 活動・思考を端緒にしないように努める
- 新しいことに挑戦する
- 人と会話をする
- 読書やゲームをする
- 生き生きとした生活を
- 趣味や生きがいを見つける
- 家族や友人と交流する
発症後の対応
ボケが進行してしまった場合でも、以下の対策をすることで症状の進行を遅らせたり、生活をより快適にしたりすることができます。
- 認知症の専門医を受診する
- 適切な診断と治療を受けることで、症状の進行を遅らせることができます。
- 薬物療法を受ける
- 認知症の進行を遅らせたり、症状を改善したりする薬があります。
- リハビリテーションを受ける
- 認知機能や身体機能の維持・向上を図ることができます。
- 生活環境を整える
- 見通しがよく、安全な環境を整えることで、事故やケガを防ぐことができます。
- 家族や友人の協力を得る
- 家族や友人がサポートすることで、本人の負担を軽減することができます。
具体的な対策としては、以下のようなものが挙げられます。
- 脳トレをする
- パズルやクロスワードパズル、計算問題など、脳を刺激するゲームや遊びをします。
- 読書や音楽を聴く
- 新しい知識や情報を吸収することで、認知機能を維持することができます。
- 人と会話をする
- 人と交流することで、脳を活性化させることができます。
- 適度な運動をする
- 運動することで、脳への血流が促進されます。
- バランスの良い食事を摂る
- DHA・EPAやビタミンB12、葉酸などの認知機能に欠かせない栄養素を摂取しましょう。
- 十分な睡眠をとる
- 睡眠不足は認知機能の低下を招く原因になります。
また、ボケの原因となる生活習慣病を予防・治療することも大切です。
70歳の父親のボケがひどいとのこと、ご心配なことでしょう。まずは、認知症の専門医を受診して、適切な診断と治療を受けることが大切です。また、家族や友人の協力を得ながら、日常生活の中でできるボケ対策を実施しましょう。