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「厳しく育てる」ってなに?子供の躾をもう一度考え直そう

学校

昔から「子供は厳しく育てた方が良い」と言われますが、実際「厳しく」とはどういう事なのでしょうか?

親がきちんとしつけないから、あの子供はどうも・・とか、親が甘いから子供がどうの・・とか、そういう言葉をよく耳にします

私たち同世代の親が、子供をしっかり躾ないから、いけないんだと思う!嘆かわしい将来、

皮膚科に毎週通ってるのですが、きちんと我が子を躾けられない親御さん結構多いんですね。まあ、結婚できない僕には、躾とか関係ないですけどね。

最近の親はガキの躾もまともにできないのか。

昔から「子供は厳しく育てなさい」とは言われるが、、

そもそも「厳しく」とはどういう意味なのでしょうか?

今と、昔の子育てを比べて「今の子どもは我慢ができない」「今の子はワガママだ」っていうのは、ちょっと違うんじゃない?と思うのです

親からしつけが少なくても、それなりに子供は育つものです。
身近にいる友人や先生などを参考にして、自分なりに学んで成長していくのです。
むしろ、逆の場合のほうが多い。

完全に甘えさせるのもよくありません。
常識や作法も礼儀もなくて社会性を欠いてしまえば、大人になったとき苦労することでしょう。
では、しつけが厳しければいいのかというとそうでもないのです。

子供とは厳しく育てないと付け上がる。
子供とは甘やかしてばかりいてはダメ人間になる。
子供とは認めてばかりいては調子に乗りすぎる。

とは…どなたが言った言葉なんでしょうかね…

小さい時に厳しく育てることが大切といっても、間違った厳しさはかえって子供の発達をおかしくします。

親が「ああしなさい」とか「こうしなさい」とか指示をして、幼児に礼儀作法をしつけようとするのは、幼児の本来の心の働きにそってはおりません。

親は自分の望むことを子供が進んでするように躾ようと思います。躾が大切、厳しく躾けなければいけないと言う時、母親の心に潜在的に働いているのは、この願望です。
これは、大人の気に入った型の子供に仕立てるという気持ちが濃厚です。

大人の意図に従わない時、禁止、叱責、罰が下されます。
これは大人の身勝手で子供をコントロールしようとしているだけです。
「躾」、「厳しく」とは頭ごなしに何でも「ダメ!」という事ではありません。

このような子供は、毎日おとなしく問題を起こさずに育ったとしても、自己主張がなく、社会の役に立つ貢献ができない人間に育つおそれがあるのです。

特にその不満が大きいと、子供の心の中では親に愛された記憶は100分の1に圧縮されてしまいますが、逆に親への不満の記憶は100倍になって残ってしまうのです。

押し付けの躾じゃなく、躾けるその意味を教えないと、身になりませんよね。

子供に厳しくする前に親はできていますか?

子供にある程度厳しくなるのはしょうがないですよね。だってそれがしつけであり教育ですから。
だけど厳しくするだけ、口でうるさく言うだけなら、誰だって出来るんですよ。

親がいくら子どもに立派な言葉をかけても、親の日々の生活がいい加減なものなら、何の説得力もないということです。

じゃあ親は実際どうなんだ?やることきちんとやってるのか?子供のお手本となる言動をとっているのか?

たとえば、自分は読書をしないのに、子どもに「本を読みなさい」という言葉をかけても意味がなく、親自身が本を読む姿を子どもに見せることが一番だということです。

子どもは真似をする天才です。知っている人に会っても黙りこくっている、こんな親の後ろ姿を子どもはしっかりと観察し学習しています。そして、挨拶ができない大人に育ちます。

「厳しくする」と「押さえつける」は違う。

毎日子供と接し続ける母親は,厳しくしつける自分と怒られて萎縮する子供の姿に,心穏やかな日々を送れないのではないでしょうか。それが本当に良い育児でしょうか?

子供の話にしっかりと耳を傾け、対話するということは、人生で最も重要な対人関係の能力を身につけることに繋がります。
一方、親からの一方的な命令は対話の拒否を意味し、子供のコミュニケーション能力を欠如させてしまいます。

出典あなたはどっち?子供の可能性を伸ばす親、つぶす親の特徴 | ガールズちゃんねる – Girls Channel –

「認める」と「甘やかす」も違う。

子供が我を通そうと泣きじゃくることがあっても、それが甘やかしになってしまうなら親が折れないことが大切です。

毎日毎日子供と付き合っていますから、手を抜きたくなることもありますが、手を抜いてはいけない部分については、根気よくしなければ、あとからお母さんが大変になります。

もう一度子供への「躾」のありかたを考えてみよう。

親が何でもかんでも手を出したら子供は成長しません。

子供は親の背中、いわゆる言動をしっかり見ています。
「しつけ」だなんて都合のいい言葉を使っていますが、結局子供が親によって身につくのは親の言動。親と子供の力関係、上下関係で子供は親の言うことを聞くしかない。

「子供の姿、それは、あなたが育てた姿です」



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