ゲームの専門学校 個人のゲーム制作期間はどのくらいですか？

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1267947737
からの続き。

[ IT次世代向けの標準技術が普及した場合における今後の動向 *** 続き *** ]

なお、このようなIT次世代向けの標準技術は、スマートフォンだけでは無いです。
電子書籍や、携帯式の音楽用プレイヤーや、パソコン等も、標準化された技術規格が使われるようになって行きます。

[ポータブルゲーム機やゲーム専用機の今後]

クラウドコンピューティングにより、標準化されたプログラムが公開されて行くようになると、スマートフォンや電子書籍等が活発化して行きます。
しかし、スマートフォンや電子書籍等だけでは無く、ポータブルゲーム機も変わって行きます。
すなわち、クラウドのゲーム機能を利用するための端末機として、ポータブルゲーム機が生まれ変わります。
ポータブルゲーム機が変われば、ゲーム専用機も変わって行きます。
なお、今までの話しで、マイクロソフトは、なぜ2002年に（アメリカでは、2001年に）、Xbox と言うゲーム機で、ゲーム業界に参入したのか、その理由がわかります。
すなわち、Xbox は、本来のゲーム機の目的だけでは無く、IT次世代のサーバーシステムを利用するための端末機としての役目があります。

ちなみに、ポータブルゲーム機では、パナソニックのクラウド企業が、ゲーム機「Ｔｈｅ Ｊｕｎｇｌｅ」を発売することを発表しています。
最初からクラウド系ゲーム機として登場するか、否かはわかりませんが、いずれはクラウド対応が目的のようです。

[切り替わりのタイミング]

本来は、マイクロソフト系スマートフォン「Windows Phone」が世に出て、今頃、IT次世代への火付け役になっていたのかも知れません。
しかし、米国販売はされましたが、日本販売は、まだです。
なお、Windows Phoneの出だしが、うまく行かなかったのは、本来マイクロソフトがやろうとしていた事を、Google が先を越して進めたためです。
なお、ライセンス料として、Android端末1台につき5ドル（約403円）をマイクロソフトに支払われています。
よって、Android端末はWindows Phoneの5倍の収益をMicrosoftにもたらしているそうです。

逆に言えば、本来の計画者であるマイクロソフトが、本腰を入れるのはこれからであるので、それによって、今後の動向が見えてきます。
なお、本来の計画は、スマートフォンだけでは無いです。
サーバー系は、技術面で、IBM、オラクル、富士通等の大手が手を組んでいます。
IBM は、ビジネス系で確実に成功の道を歩んでいます。
マイクロソフトも、ビジネス系では、クラウドは順調に進んでいます。

なお、スマートフォンにおいても、 KDDIと沖縄セルラー電話は2011年9月以降に、日本マイクロソフトの提供するOS「Windows Phone 7.5」を搭載したスマートフォン「Windows Phone IS12T」（富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製）を発売する予定だそうです。
その他も含めて、来年（2012）の夏からか、来年の末に、Windows Phoneの本格的な販売が開始される予定のようです。

2015年に「Windows Phone」2位か
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/118/9d999c8e90e0edee410ff68a018d2115.html
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201106131046.html

なお、次期Windows での仮称 Windows8 では、ダブレッド系で仕掛けてくる予定なので、IT次世代が始まる可能性は、十分に高いです。

よって、今後の２、３年の期間が、本当にIT次世代が来るのか、来ないのかが わかる、山場の期間となります。
どの大手IT企業も、クラウドへの参入を進めていますので、IT次世代が来る可能性のほうが高いと思います。
しかし、2002年の時のように、まだ時期では無いと判断されることも有りうるので、どうなるかは わかりません。

[まとめ]

今までは、ゲーム系は、C言語やC++が主流でしたが、IT次世代が来れば、C# や Java が主役に切り替わって行きます。
過渡期で今後が不明なことは、質問者さんにとって不幸なことでは、あります。
しかし、逆にうまく波に乗れれば、大きなチャンスとも言えます。