低視聴率で打ち切りされるドラマ 主役やテレビ局の代償は大きい

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1クールもたず低視聴率が理由で打ち切りされるドラマは、今や珍しくはありません。低視聴率の理由はテレビ離れがあるにしろ、やはり面白くない、配役ミスマッチなど昔と変わらず。ただそのドラマの主役は「低視聴率」のレッテルを貼られ、立ち直るまでかなりの時間がかかるなど代償は大きいようです。

■視聴率ひと桁!大爆死中の「民衆の敵」早くも打ち切りか

10月30日に放送された篠原涼子主演の連続ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』の第2話は、平均視聴率が初回の9.0%からさらに落ち込んで7.1%だった。

同ドラマは新米性市議が市政や社会の悪と対決していくというストーリー。夫と子供の3人家族で平凡な家庭を営んでいた佐藤智子(篠原)はある日、夫婦同時に失業という憂き目に遭ってしまう。就職先を探している際に知った市議の高額報酬を目当てに出馬し、当選。政治一家のエリートである藤堂誠(高橋一生)らひと癖もふた癖もある同僚議員たちと、さまざまな社会問題に対峙する。初回で繰り上げ当選を果たした智子が、市議会での“戦い”を始めるのが第2話の内容だった。

「2話目では市議会での仕組みを説明するのに、新人議員役の前田敦子がカメラ目線で解説していましたが、物語の半分くらいは市議会の仕事が何であるか説明しているようなトーンでした。はっきり言って政治に興味がない人は、全く食いつかない内容です」(テレビ雑誌ライター)

SNSでも《市議会議員になるためのマニュアルビデオか?》、《小さな町の政治状況などどうでもいい》などなど、ストーリー展開に不満を訴える書き込みが拡散している。

「智子が居眠りをしている議員を叩いて起こしたシーンは爽快でした。議会のドンと呼ばれる男の側近で、智子は謝罪を迫られますが、視聴者が見たいのはああいった勧善懲悪のシーンなのです。市民からのリクエストに四苦八苦して応えようとする新米議員の姿を見るのは、視聴者が望む展開ではないでしょう」(同・ライター)

この民衆の敵の放送が始まる前には、高い視聴率を誇った『コード・ブルー』が同じ時間帯に放送されていた。そのため、2話の放送を終えていまだにふた桁視聴率に届いていない民衆の敵には、期待外れだという声がフジテレビ内に蔓延しているという。

「驚くような大物ゲストを登場させる展開にシナリオをてこ入れしていかないと、ドラマの存続が危ういでしょう。このドラマだけならばいいのですが、せっかくコード・ブルーが作った“月9”存続の上げ潮ムードも崩壊しかねない状況です。篠原も分かっているので現場では気が立っています」(同・ライター)

この2話目では、ゲスト出演者に水川あさみが登場した。

「水川は子供たちが遊ぶ公園が取り壊しになりそうになり、それを阻止するために立ち上がる役で、優しくも味があるママをうまく演じていました。キャストは篠原や高橋、石田ゆり子や古田新太に田中圭と、いい役者をそろえているのです。それでいて、なぜ視聴率が取れないのか。スポンサーから早くも『どうにか数字を整えよ』というオーダーが入り始めたそうですし、このままでは途中で打ち切りになってしまいます」(同・ライター)

伝統の月9が再び大ピンチだ。

■真木よう子主演 フジ「セシルのもくろみ」第9話で終了 視聴率苦戦

優の真木よう子(34)が主演を務めるフジテレビの連続ドラマ「セシルのもくろみ」(木曜後10・00)が9月7日放送の第9話で最終回を迎えることが31日、分かった。真木がツイッター(既にアカウント削除)を開設し、精力的に宣伝したものの、視聴率で苦戦していた。

 番組平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、初回5・1%とスタートから低迷。第2話=4・5%、第3話=4・8%、第4話=4・4%、第5話=3・8%、第6話=3・7%、第7話=4・4%と推移。一時は3%台に落ち込んだ。第8話は31日に放送される。

■低空飛行の向井理&木村文乃ドラマ 打ち切りや映画化計画白紙も

7月スタートのTBS系ドラマで「最高視聴率を取るのでは」と期待された向井理(34)主演の「神の舌を持つ男」(曜午後10時)が初回、第2話とも低視聴率となり、打ち切りと映画化計画白紙を同局が検討しているという。

ドラマは向井と木村文乃(28)、佐藤二朗(47)の3人が、謎の芸者を探して温泉地を旅するギャグ満載の“コミックミステリードラマ”。演出は「TRICK」(テレビ朝日系)や「SPEC」(TBS系)を手掛けた堤幸彦監督。脚本はヒットドラマ「ATARU」(TBS系)の櫻井武晴氏の最強コンビと前評判は高かった。

「主演は人気の向井と木村でこのスタッフですから、7月期ドラマでトップが取れ、その勢いで映画化も連動するという計画だった。ところが、初回視聴率は6・4%、2話目も6・2%。このままでは5%を割る可能性すらある。映画化どころか、打ち切りの声さえ上がってます」(ドラマ関係者)

内容については様々な声が視聴者から聞かれる。

「『ギャグが寒すぎる』『向井が舌を出すのが気持ち悪い』『ふんどし姿に幻滅した』『木村の演技が寒すぎ。コスプレが痛い』などです」(関係者)

 他局のドラマ関係者は、向井人気の下降、木村の汚点になりかねないドラマとこう危惧する。

「向井は一昨年末に国仲涼子と結婚し、人気に陰りが出ているのは否めない。一方の木村は、シリアスな演技や透明感のある清純派として評価が高かった。『TRICK』の仲間由紀恵のように、真逆のイメージで視聴者を驚かせようとしたのだろうが、ただやかましいだけで終わっている」

■「OUR HOUSE」最終回の強引な結末に「芦田愛菜は野島伸司と決別するべき!」の声

これほどヒドい最終回がかつてあっただろうか。あまりの不人気ぶりに第9話で切り上げになったドラマ「OUR HOUSE」(フジテレビ系)に視聴者からのクレームが集まっている。

 従来の爆死ドラマでは主演俳優がやり玉に挙げられていたものだが、『OUR HOUSE』では芦田愛菜の演技が評価されるなど、出演者は悪くないともっぱらの評判だ。一方でシリーズ最低視聴率の3.3%に終わった最終回では、視聴者から「脚本家、出てこい!」との罵声すら飛んでいる。テレビ誌のライターはこう語る。

「最終回の脚本は明らかに破たんしていました。夫役の山本耕史が亡妻と瓜二つの従妹とキスし、外国人妻のシャーロット・ケイト・フォックスは異国の地で見捨てられたも同然。それなのに4人兄弟の母親になろうと決心するシーンでは、頭の中に『?』が渦巻きましたね。ハッピーエンドで良かったという声もありますが、客観的に見てシャーロットが幸せな理由が見つからないんですよ」

あまりの低視聴率に芦田サイドはフジテレビに絶縁状を叩きつけたという話もあるが、本当に叩きつけるべき相手は別にいるのではないか。テレビ誌のライターが続ける。

「芦田はもう、脚本家の野島伸司と決別すべきでしょう。彼にとって初の連ドラ主演となった『明日、ママがいない』(日本テレビ系)も野島脚本でしたが、内容が養子への差別や偏見を助長するとして養護施設協会からクレームがつくなど評判は散々。スポンサーも降板し、せっかくの連ドラデビューに泥を塗られました。そして今回がこれですから、もはや野島脚本のドラマは鬼門扱いでしょうね」

 内容が批判されつつも「明日、ママがいない」は平均視聴率12.8%と善戦し、さすがは社会派ドラマの野島と言われたもの。だが「OUR HOUSE」ではコメディかシリアスなのかわからないという批判も多く、視聴率も撃沈した。もはや野島の神通力も通用しなくなってきたのかもしれない。

■「OUR HOUSE」最終話でワースト3・3% 全局最低…テレ東と2勝7敗

12日に最終回を迎えたフジテレビ系ドラマ「OUR HOUSE」(日曜、午後9・00)最終話の視聴率が、関東地区で同作ワーストとなる3・3%だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。12日を含め全9話中の7回が、同時間帯の全局最低数字に終わった。

「OUR-」はフジテレビが3年ぶりに日曜午後9時枠でドラマ放送を復活させたことでも注目され、人気子役・芦田愛菜(11)と米優シャーロット・ケイト・フォックス(30)がW主演を務めたが、視聴率低迷に苦しんだ。

 4月17日の初回を4・8%でスタート。第4話で3・8%まで降下した。第6話では子役からイケメン少年に成長した加藤清史郎、濱田龍臣の共演がネット上で話題になったこともあってか6・1%まで回復したが、その後は再び下降。12日の第9話で最終回を迎えることになったが、作品ワーストの数字だった。

 12日は同時間帯のテレビ東京「日曜ビッグバラエティ」(3・6%)を下回り、全局最低の数字。「OUR-」は放送期間中、テレビ東京の裏番組と2勝7敗の結果だった。

■福士蒼汰『お迎えデス。』、打ち切り決定!? 6%台連発で「連ドラ主演はもう望めない」の声

芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックスW主演『OUR HOUSE』(フジテレビ系)が最低3.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録、また福山雅治主演『ラヴソング』(同)が、月9史上単話最低視聴率6.8%を叩きだすなど、大爆死が相次ぐ4月クールの連続ドラマだが、福士蒼汰が主演する土曜9時の『お迎えデス。』(日本テレビ系)の打ち切りが決定したという。当初は全10話の予定で制作されていたものの、熊本地震の緊急報道特番のため、初回が1週間延期となったが、日程は変わらず18日放送をもって第9話を最終回とすることになってしまったようだ。

 原作は人気マンガ、また、主演に福士、ヒロインに土屋太鳳と若者に人気の出演陣を揃え、視聴者から期待されていた『お迎えデス。』だが、視聴率は常に伸び悩んでいた。初回は10.3%、第2話は9.3%、第3話は6.9%、第4話は7.9%、第5話は6.7%、第6話は6.9%、最新の第7話は8.2%と推移、2ケタを達成したのは初回のみだった。

「昨今では、他ドラマでも見られる低水準ではあるものの、同ドラマの放送時間帯は日テレの看板枠。6%台連発は、完全に想定外だったことでしょう。昨年7月期の『ど根性ガエル』以来の低視聴率となってしまいましたが、そちらと比べても評判や話題性も乏しいということで、打ち切りとなってしまったようです」(テレビ局関係者)

 福士といえば、昨年主演した『恋仲』(フジテレビ系)も同様に、全話平均10.8%と、月9としては低空飛行のまま最終話を迎えている。

「主演ドラマが爆死しても、一度は見逃されますが、2作連続となると、業界内での俳優の評価は変わってきます。業界の慣例で、『数字を持っていない俳優』との烙印を押されてしまうでしょうし、福士は今後、連ドラの主演オファーは望めないかもしれません。それ以前に、所属事務所の研音が、これ以上傷口を広げないために、メインどころのオファーを避けるのでは」(同)

なお、『お迎えデス。』最終回は2時間のスペシャル版で放送されることになるという。

「バブル期は、放送時間が2倍になると、ギャラも2倍近くになっていたものですが、この不景気だけに1.5倍にでもなれば御の字といったところ。ちなみに、最終回ゲストは観月ありさが予定されているそうですが、正直、数字を持っている優とは言いがたい。ラストでの起死回生もかなわないでしょうね」(芸能プロ関係者)

 昨年は若手イケメン俳優の代名詞的存在だった福士も、すっかりと“爆死俳優”になりつつある。5月に行われたファンイベントでは、グッズとしてサイン入りチェキや生写真が封入された“ガチャガチャ”を販売するなど、アイドルさながらの商法を展開していたが、果たしてゴールデン連ドラの主役の座を守ることはできるのだろうか?

■急な打ち切りに公式サイトも混乱!「OUR HOUSE」最終回がとんでもないカオスに?

第8話の放送前に、6月12日放送の第9話が最終回だとバレてしまったドラマ「OUR HOUSE」(フジテレビ系)の現場が混乱を極めている。

 公式ツイッターでは第8話の放送後に「来週、最終回の予告動画」とツイート。だが同アカウントの名義は未だに「【公式】OUR HOUSE 8話は5日」のままで、名前の変更を忘れているようだ。また、公式サイトのストーリー紹介ページでは技術的なエラーが発生しており、芦田愛菜をはじめ登場人物の紹介文が途中で切れてしまう始末。よほど慌てて書き換えた様子がありありと伝わってくる。

「そのストーリー紹介では、2話分を無理やりまとめたのか、文章が不自然なんです。とくに出だしが異様に長く、何度か読み返さないと意味が把握できないほど。そして最後は『物語は、誰も予想しなかった驚愕のフィナーレへ』という、やっつけ感あふれる締めになっています」(テレビ誌のライター)

■「OUR HOUSE」12日第9話で終了 巻き返しなるか

フジテレビが3年ぶりに日曜午後9時枠でドラマ放送を復活させて注目された、人気子役・芦田愛菜(11)と米優シャーロット・ケイト・フォックス(30)がW主演するドラマ「OUR HOUSE」(日曜、午後9・00)が、6月12日の第9話で終了することが分かった。現在発売中のテレビ雑誌の番組欄で「終」「9/全9話」の表記で告知されている。

「OUR-」は4月17日の初回を4・8%でスタート。第4話では3%台(3・8%)に降下した。裏番組のテレビ東京番組の数字も下回ることが続いた。

 5月22日の第6話では子役からイケメン少年に成長した、加藤清史郎、濱田龍臣の共演がネット上で話題になったこともあってか、視聴率が6・1%まで回復。初めてテレビ東京の裏番組を上回ったが、続く第7話は4・2%に急落。再び全局最低に戻った。

 5月29日放送の第7話では、ことごとく対立してきたシャーロット演じるアリスと義娘・桜子がようやく心を通わせるストーリーで、ほっとした視聴者も多かった。6月5日放送の第8話では、亡くなった母親そっくりの性が伴家に突然現れる-という波乱の展開が告知されている。

■フジ「OUR HOUSE」ついに打ち切りか 視聴率は“ボーダー”3%台に突入

もはや打ち切りは免れないか。フジテレビ系連続ドラマ「OUR HOUSE」(日曜、午後9時)が、打ち切りボーダーと言われる3%台に突入した。
 初回から4・8%とつまずき、8日の第4話ではついに3・8%まで数字は落ち込んだ。

「打ち切りボーダーと言われる視聴率は3%台。いまフジ局内には『OUR HOUSE』をもじり『泡ハウス』と言った自虐ギャグが流行している。泡のように消えてしまうドラマという意味です。このままじゃテレビ史に記録されかねない低視聴率を取るかもしれないとヒヤヒヤです」(民放関係者)

 ちなみに、民放の連続ドラマで最低視聴率というと2013年に川口春奈(21)が主演した「夫のカノジョ」(TBS系)の平均視聴率3・87%だが、それをも更新しかねない。

「現場の雰囲気は超最悪です。出演しているシャーロット・ケイト・フォックス、芦田愛菜らは収録現場でひと言も話さないとか。早くもメディアなどで戦犯が誰かと話題になり始めたが、出演者はみな、自分は関係ないと主張したいようです。やる気も活気もゼロ。泡沫ドラマと言われてもおかしくない状況だ」(事情通)

 現場を仕切る局プロデューサーらは早くも更迭覚悟だという。

「何でも赤字額は相当なものになるんじゃないかと言われている。それに、この失態は次の作品にも響くでしょう。出演している山本耕史やシャーロット、芦田もしばらくはフジのドラマには出てこないとも言われている。あのドラマで得をした人間は誰もいないんじゃないですか」(関係者)

■嵐・松本潤圧勝!芦田愛菜「OUR HOUSE」爆死でフジテレビはスポンサーに謝罪!?

4月17日にスタートした嵐の松本潤が主演するドラマ「99.9─刑事専門弁護士─」(TBS系)の平均視聴率が15.5%と好発進。一方、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスがW主演している裏番組の「OUR HOUSE」(フジテレビ系)は4.8%と大惨敗した。

「『OUR~』は芦田、加藤清史郎、寺田心と新旧の人気子役に加え、新婚の山本耕史、フォックスの民放初連ドラで話題になると踏んだのでしょうが大失敗。多くの視聴者が『脚本も演技指導も古臭い。愛菜ちゃん、本当はもっと自然な演技出来るんじゃないの?』と感じています。しかも、ステップファミリーについては先進国である米国から来たアリスが、まるで昔の“継子いじめ”のようなセリフで“いつの時代の話?”かと思いました」(芸能記者)

また、テレビ誌のライターによると、この時間帯は「隠れドラマ激戦区」だという。

「『99.9~』、『OUR~』が放送される日曜夜9時は、NHK BSがこれまでも人気韓国ドラマを放送。今はチョン・ユミ主演の『イニョプの道』が始まりました。さらに、BSのDlifeでは、アメリカの人気ドラマ『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』が放送されて、何をオンタイムで観て何を録画するか悩ましいところなんです。さらに17日はテレビ朝日の『科捜研の女SP』がありましたからね。そこにフジが参戦したわけですが、この結果です。この時間帯で視聴率4.8%はスポンサーに謝罪するレベル。このままでは早々の打ち切りも考えられます」

 ドラマだけでなくバラエティやニュースでも爆死のフジ。負のトルネードはまだまだ続きそうだ。

■AKIRA主演「HEAT」 映画化白紙…関テレ社長「視聴率が予想以上に悪かった」

今年7月期に関西テレビ・フジテレビ系で映画化前提で放送された、EXILE・AKIRA(34)主演のドラマ「HEAT」が、視聴率低迷の影響で、映画化プランが白紙に戻されたことが13日、分かった。ドラマを制作した関西テレビの福井澄郎社長が、同日に開いた定例会見で明らかにした。

 福井社長は「HEATの映画化は、もう一度、やり直しです。考え直しています」と述べた。

 ドラマ放送開始前から映画化が決定していたことも話題を集め、7月7日の初回は2時間スペシャルで放送されるなど、大きなスケールでスタートした「HEAT」(火曜22時枠)。しかし、第6話で2・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と記録的な低視聴率を記録し、9話で終了。全話平均視聴率は4・1%と大苦戦した。

福井社長は「映画化の方針はあったが、視聴率が予想以上に伸びず、悪かったので、映画化の話をどうしようかという話が始まった」と説明。現在、映画化に向けた動きは一旦、ストップしているといい、今後、映画化を断念する可能性については「いま検討中です。トータルで一回、見直すということでご理解ください」と話した。

 最終的な判断時期については「企画の段階でも各所への調整がたくさんあり、いつまでとは明言できない」と、全てが白紙に戻った状況を説明した。

■西島秀俊主演「無痛」が1桁視聴率と不調で打ち切り説が浮上

俳優の西島秀俊が27日、東京・六本木で行われた主演映画『劇場版 MOZU』のワールドプレミアに登場。「素晴らしいキャストの皆さんが文字通り命懸けの撮影をしたものすごいアクション大作になっています」と映画をPRした。自身の知名度を上げるきっかけとなった映画『Dolls』の監督で、この映画で共演するビートたけしに対しては「恩人で心の師匠」と、感謝の言葉を口にするなど、ごキゲンな様子に見えたのだが……。

「西島からすれば、必死かもしれません。現在放送中の主演ドラマ『無痛~診える眼~』(フジテレビ系)の視聴率がかんばしくなく、『打ち切り』の声もささやかれ始めています。初回こそ11.9%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)を記録したものの、2話は7.1%と一気に下落し、3話も8.4%と、すっかり1ケタ視聴率が板についてきました。“またしても”ドラマで結果を残せなかった西島としては、この『MOZU』だけは成功させたいという気持ちでは?」(芸能記者)

 今期の「低視聴率ドラマ」といえば、久々の主演を張る香里菜の『結婚式の前日に』(TBS系)と、篠原涼子主演の『オトナ子』(フジテレビ系)ばかりがクローズアップされているが、実は西島の『無痛』も同レベルに危ない状況というわけだ。話題にすらならないあたり、最も深刻な作品かもしれない。

 そして、記者が西島に関し“またしても”と口にするのは、彼のこれまでの主演ドラマが軒並み「イマイチ」な点にある。

「2011年に主演した『僕とスターの99日』(フジテレビ系)は全話平均で9.4%、14年のドラマ版『MOZU』は、大々的な宣伝をしたにもかかわらず平均はギリギリ2ケタを超えた程度。今年放送され、豪華キャストを迎えた『流星ワゴン』(TBS系)も平均10.3%と、いずれも期待通りの結果にはなりませんでした。西島が好評を博したドラマは、おもに主人公の参謀や仲間などの『バイプレーヤー』が中心。色男ですが、主演としては“アク”がなさすぎるのかもしれません。映画『MOZU』はドラマ版の個性的なメンバーに加え、伊勢谷友介や松坂桃李などで強化を図った上、ビートたけしという『最終兵器』も投入しました。これである程度の興行は見込めるかと思いますが、これだけ濃い面子だと、主演であるはずの西島の影がどんどん薄くなりそうで不安です」(同)

“超”がつくほどの豪華メンバーで作り上げられた映画『MOZU』。ドラマ版の視聴率が振るわなかった分、なんとか取り返そうという、制作側の意気込みがキャストから伝わってはくる。西島としても、映画までコケたら今後の仕事に影響することは必至だ。

■向井理ドラマの低視聴率は“なすりつけ”!? 放送前から言い訳三昧のテレビ局とは

俳優の向井理がここ最近出演したドラマが、軒並み低視聴率であることが話題となっている。2月に特別ドラマ『永遠の0』(テレビ東京系)が3話にわたって放送され、9.0%、7.5%、9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区 以下同)と低空飛行。9月に放送されたスペシャルドラマ『磁石男2015』(日本テレビ系)も8.7%と、確かに成功とは言いがたい結果となってしまっている。

 大手マスコミの見解としては「向井の人気低迷」を理由に挙げている人間が多いとのこと。昨年末に優の国仲涼子と結婚し、9月末には国仲が第一子を出産。家庭を持ったことで性ファンが離れてしまったというのだ。

向井に責任がないとは言わない。もともと彼の演技力には疑問符がついており、東出昌大、福士蒼汰とともに「朝ドラ大根三銃士」とあだ名されるほど。好評だったドラマの映画版『S-最後の警官-』が予想を裏切る大コケをしたことからも、「客を呼べない」側面はあるのかもしれない。だが、ドラマの視聴率に関しては、全てを向井一人に押し付けるのは苦しくはないだろうか。

「さすがに安直すぎますよね(笑)。2月の『永遠の0』はテレビ東京系な上、原作者の百田尚樹氏の政治や戦争に関する発言や“パクリ疑惑”などで、印象が決してよくない中での放送でした。『磁石男2015』もシリーズ第2弾。第1弾の視聴率が12%程度ですので、下降するのはさして珍しいことではありません。何より、ネット上では『企画がダメ』『役者じゃなくてストーリーがつまらないから見ない』など、ドラマそのものに商品価値がないという見解が多く、放送局や制作陣の怠慢が糾弾されていますよ」(芸能記者)

民放ドラマ全体の質の低下が叫ばれて久しい昨今、役者の人気だけに責任を負わせる“言い訳”は通用しないということか。

「22日にスタートする『遺産争族』(テレビ朝日系)で向井は主演を務めますが、テレ朝の幹部は最近の向井出演ドラマの低迷に頭を抱えているとか。しかし、共演には映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』がヒット中の榮倉奈々をはじめ、岸部一徳、余貴美子、室井滋、伊東四朗などキャストも悪くなく、時間も米倉涼子主演で大ヒットした『ドクターX』(同)の枠です。むしろ自信をもってお届けしてほしいんですがね。開始前からコケた時の言い訳に走るあたり、視聴者やネットユーザーの指摘は正しいのでしょう」(同)

 果たして『遺産争族』は高視聴率を獲得することができるのか。もし“爆死”したとすれば、それは向井だけが原因でないことはすでに明らかだ。

■“最低視聴率ドラマ”AKIRA主演の「HEAT」 全話平均ではワースト記録更新を回避

皮肉なことに、視聴率がすこぶる低いため、注目を集める形になったAKIRA主演の連続ドラマ「HEAT」(フジテレビ/火曜午後10時~)の最終回(第9話)が9月1日に放送され、視聴率は3.9%(数字は以下、すべて関東地区)だった。

 最終回は「ワールドカップバレーボール2015女子 日本×セルビア」の中継が1時間5分延長されたため、午後11時5分からと深い時間での放送となった。それがかえって、裏番組との兼ね合いで功を奏したのか? はたまた、前番組のバレーボール中継が16.4%の好視聴率をマークし、チャンネルを替えなかった視聴者が少なくなかったからか? 数字は低いながらも、第4話以降では最高の視聴率となった。

 全9話の平均視聴率は4.1%で、今世紀に民放のプライム帯(午後7時~11時)で放送された連続ドラマ(テレビ東京を除く)のなかで、最低だった「夫のカノジョ」(川口春奈主演/TBS/13年10月期)の平均3.87%は上回り、ワースト記録(全話平均)更新は回避した。

「HEAT」は初回2時間スペシャルでスタートしたが、のっけから6.6%とつまずき、第2話で3.9%と急降下。以降、第3話=4.2%、第4話=3.4%、第5話=3.4%と推移。第6話では2.8%を記録し、「夫のカノジョ」第5話の3.0%を下回り、今世紀に民放のプライム帯で放送された連続ドラマ(テレビ東京を除く)のなかで、ワースト視聴率を更新。その後も、第7話=3.1%、第8話=3.3%と低迷した。

 共演者は、ヒロインの栗山千明を始め、稲垣吾郎(SMAP)、佐藤隆太、田中圭、菜々緒、工藤阿須加らで、なかなかの豪華キャストだったが、それを生かすことはできず、視聴率にはつながらなかった。

 東京消防庁、総務省消防庁の全面協力のもと、放送開始前から映画化が決まっていた「HEAT」。フジテレビでは公表していないが、全10話予定が9話で打ち切られたとのウワサが、まことしやかにささやかれている。ドラマは打ち切るほどの不振だったのに、映画化の企画は強行せざるを得ないとなると、なんとも矛盾で、フジにとっては頭の痛い話だ。

■実質打ち切り?のHEAT 映画化で主役は「稲垣で」の声

8月26日放送のドラマ『HEAT』(フジテレビ系)第8話の視聴率が3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったと発表された。同ドラマは第1話こそ6.6%だったものの、第2話3.9%、第3話4.2%、第4話・第5話3.4%と低空飛行を続け、11日の第6話では2.8%と、テレビ東京以外の民放プライムタイム(19~23時)放送の連続ドラマ史上最低記録を更新。その後も第7話3.1%と3%あたりをウロウロしている。

番組表によると9月1日(第9話)が最終回予定。当初は全10話といわれていたことを考えると、つまり「打ち切り」である。だが、「大爆死」「悲惨」などネガティブな評判ばかり聞こえてくる同ドラマにあって、唯一評価を上げているのが稲垣吾郎だ。

稲垣は、主役のAKIRA演じるエリートビジネスマンが勤務する不動産会社の社長役。丁寧な物腰で、社長室でバラを育てるというエレガントさを見せる一方、結果を残せない人はバッサリ切り捨てる冷徹さも併せ持つらつ腕経営者という役どころだ。

これまでにもツイッターには、

「見ようと思ったいちばんの決め手はゴローさん。ブラックゴローさんいいよねー」
「ゴロー社長のSADISTIC SMILEがたまらなくセクシー
男でも惚れちゃいますよ♪」

「吾郎社長はバリッバリのやり手経営者の雰囲気ちゃんと出てんのに、そこに属する社員たちがちっともやり手に見えない」
「今日もまたよくわからないという安定の展開だったけど吾郎の絶妙な演技と美麗さが際立っていて見応えあったな」

など、ドラマの中でみせる一際目立つ演技力を評価する声は多数。さらには、

「吾郎ちゃん美しいですね。でもドラマがダメダメだし、悪人が悪人面するドラマっていうのもベタすぎてついていけない。やっぱり吾郎ちゃんの役を主役にして欲しかったよ…」
「HEAT観てるけど、なんで稲垣吾郎主役のドラマにしなかったんだろ!! 実力も華も圧倒的に違うし、ドラマの中心になれる人だと思う。演技力があるから悪役もできるけど、あまりにも勿体ない使い方」

「HEATでの吾郎さんの素晴らしい演技を見ると、時には日比野社長のような悪が主役のドラマがあってもいいんじゃないかと思ってしまう。というか観たい」

など、「稲垣を主役にすべき」との意見も少なくない。同ドラマは放送前から映画化が決まっていたことで波紋を広げているが、

「HEATやばいねwてか映画化決まってたのw 稲垣社長メインなら絶対見るのにw」
「ドラマ『HEAT』の映画化は、スピンオフ作品にしたら良いと思うの。相棒の六角さんとかのスピンオフや、踊る大捜査線のユースケさんのスピンオフみたいに、稲垣吾郎社長のスピンオフを推奨。これはこれでアリなんじゃないかな~?」

なんてアイデアも出るほど。もう映画では稲垣主役にするしかない!?

■「恋仲」視聴率がワースト更新!放送短縮でもフジが「打ち切り」と言えない理由

8月24日に放送されたドラマ「恋仲」(フジテレビ系)第6話の視聴率が、これまでの最低記録となる9.5%だったことがわかった。

 先日、フジテレビは9月21日に人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の実写ドラマ版を放映すると発表。その前週で「恋仲」が終了するとなると、放送は全9回となり、通常1クール10回の放送から1話削られた形となる。ところが、これに対し、フジテレビは“放送短縮”を否定している。

「打ち切り疑惑に関するニュースが出て以降、ツイッター上では『考え直して!』といったファンからの書き込みが数千単位で殺到。この騒動を受け、出演者である野村周平は自身のツイッターで『打ち切りじゃないよ』とつづり、さらにフジテレビの否定記事はヤフーニュースのトップを飾るなど、『月9』初の打ち切りという話題は、世間の関心が非常に高かった」(テレビ誌記者)

フジテレビによると、「恋仲」は当初から9話を予定しており、打ち切りではないとのことだが、仮に放送が短縮されていたのだとしても、公にはできない事情があるという。

「数年前までは、放送前に全何話と公表するのが当たり前でした。例えばフジテレビなら、2012年のドラマ『家族のうた』も当初は全11話と発表していましたが、低視聴率のため8話で打ち切り。しかしその結果、打ち切られたというイメージが大々的に世間へ広まり、主演のオダギリジョーの経歴に傷を付けてしまった。そのため近年のドラマは、出演者や事務所との兼ね合いもあり、全何話ということを予め公表せず、視聴率によって放送短縮し調整しているのです」(前出・テレビ誌記者)

 通常、連ドラでは1クール10話完結が多いため、それ以下となると打ち切りが噂される。そのような指摘を避けるためにも、テレビ局は“保険”をかけずに予め放送回数を発表してほしいものだ。

■月9史上初の打ち切り確定!?福士&本田熱烈キスも「恋仲」は黒歴史扱いへ

8月17日に放送されたテレビドラマ「恋仲」(フジテレビ系)第5話の視聴率が11.8%だったことがわかった。同ドラマは初回9.8%と厳しいスタートを切っていたが、3話以降は2桁視聴率をキープしている。

「第5話は今まですれ違ってきた主人公の福士蒼汰と、ヒロインの本田翼が、お互いの気持ちを打ち明け、海辺でキスをするという展開でした。この甘酸っぱいシーンに、ツイッターなどでは『キュンキュンした!』と中高生を中心に称賛ツイートが相次ぎ、視聴率も現在放映中のフジドラマの中で、唯一2桁台を記録しています」(テレビ誌記者)

 そんな今回の月9は、原点回帰として王道の恋愛ドラマを目指し制作された。しかし、すでに「恋仲」は打ち切りが決定した可能性があるという。

「先日、人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の実写ドラマ版の放映日が9月21日だと発表されました。つまりその前週で『恋仲』が終了するとなると、放送は全9回となり、通常1クール10回の放送から1話削られた形となる。同ドラマは3話以降、視聴率を2桁に盛り返したものの、初回は月9史上ワースト記録。またその翌週も1桁という厳しい数字だったため、その時点でフジは打ち切りを決断したのかもしれません」(前出・テレビ誌記者)

 フジの看板枠であり、今まで数々の名作ドラマを生み出してきた月9。しかし最初につまずいた「恋仲」はこのまま打ち切られ、黒歴史扱いとなってしまうのだろうか。

■戸田恵梨香に不安 激ヤセに加え「リスクの神様」が打ち切り水準に

堤真一(51)主演の連続ドラマ『リスクの神様』(フジテレビ系)のファン感謝イベントが8月17日に行われた。ヒロイン役の戸田恵梨香(27)とともに軽快なトークを繰り広げていたと伝えられているが、ネット上ではこの日の戸田の外見について「痩せ過ぎでガイコツみたい!」といった悲鳴が飛び交っている。

 同作は堤が8年ぶりにフジドラマで主演を務める話題作。危機管理専門家の活躍を描く社会派ドラマで、戸田は堤演じる危機対策室長の部下役を担当している。

堤はイベントで「敵に回すとやっかいな出演者」を問われると、すぐに戸田の名前を挙げて「この人が機嫌悪くなると現場が進まないんじゃないかと思うくらい。色んな意味で恵梨香」と回答。この堤の発言におかんむりだったという戸田の“エリカ様”ぶりが、各メディアでは伝えられていた。

 ところが、ネット上では戸田の外見について

「戸田恵梨香、げっそりしちゃったね」
「凄いな…断食でもしてるの?」
「最近は痩せすぎで大丈夫か?と思う」
「元から痩せてはいたけど、最近病気かってくらい痩せてるよね」
「(爆笑問題の)太田(光)の奥さんかと思った」

出典戸田恵梨香に不安 激ヤセに加え「リスクの神様」が打ち切り水準に – ライブドアニュース

など、激痩せぶりが相次いで指摘される事態に。戸田といえば、交際相手とされる俳優・勝地涼(28)が7月7日放送の『踊る!さんま御殿』(日本テレビ系)で「ガリッガリの人がいい。おっぱいとかもなくていいです」と発言したことも話題になっていた。しかし、近頃の戸田のルックスに関しては「痩せてキレイではなく、細過ぎるけど大丈夫? と心配になってしまう見た目」と、引き気味の声も多く出ているようだ。

「さらに不安を煽らせているのが、『リスクの神様』の低視聴率ぶりです。初回から7.0%と低空スタートでしたが、ヒト桁連発の有り様に堤本人も焦りを見せていると一部で伝えられたほどです。さらに12日の最新回の視聴率は4.8%と、もはや打ち切り水準です。テレビ離れが進み、視聴率の合格ラインは7~8%と以前よりも下がっていますが、打ち切りラインは昔から5%以下と変わっていない。戸田の激痩せ以上に、テレビ局や堤にとっては洒落にならない事態です」(スポーツ紙記者)

■EXILE・AKIRA主演ドラマでワースト視聴率に「打ち切りやむなし」の声

EXILEのAKIRA(33)が主演を務めるドラマ『HEAT』(フジテレビ系)第6話が8月11日に放送され、平均視聴率が2.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)だったことが明らかになった。7月7日の第1話から6.6%と低空飛行でのスタートだったが、2桁に届かないどころか「今世紀ワースト更新」の非常事態に、打ち切りもやむなしとの声が大きくなっている。

そもそもこのドラマは放送前から不安視されていた。その大きな不安因子はAKIRAの“演技力”だ。2006年に舞台で俳優デビューしたAKIRAは、同年から正式にEXILEに加入すると、その後もドラマや映画に多く出演。2012年には『GTO』(フジ系)で初の連続ドラマ主演を務めるなど、役者として活躍する機会は多かった。

「しかし、数をこなしているにも関わらずネットの評判は『大根役者』『棒読み』など散々なもの。それでも多くの作品に出演し、今回の『HEAT』でも主演に抜擢されたため、『なんでAKIRAとかエグザイルってドラマ業界でゴリ押しされてるの?』と反感も買っています」(芸能ライター)

スタートから躓いた『HEAT』だったが、第2話で3.9%とさらに急落。第3話で4.2%と僅かに持ち直したかのように見えたが、第4、5話はどちらも3.4%で自己ワーストと瀕死の状態に。1月に同枠で放送されていたAKB48・渡辺麻友(21)と優・稲森いずみ(43)主演の『書店ガール』も、初回6.2%発進から最低では3.3%まで落ち込んだ程の大コケっぷりだったが、『HEAT』はそれ以下の水準となってしまっている。

「ゴールデン・プライム枠(午後7~11時)のテレ東を除く民放ドラマだと、およそ4%台で打ち切り水準と言われています。これが3%台にもなると、スポンサーの撤退など責任問題にまで発展する事態となり、2013年10月期の『夫のカノジョ』(TBS系)の第5話が3.0%を記録した際には大ニュースになりました。“21世紀最低視聴率”を記録して打ち切りになった同作ですが、今回の『HEAT』はそれすらも下回る歴史的記録を更新してしまった。フジテレビはドラマの放送前から映画化も発表していますが、打ち切り作品の映画化とあって、負けが見えている勝負という他ありません」(テレビ局関係者)

低視聴率ぶりは、ネットに溢れる書き込みからも察することができる。第6話までのネットコメントを見ても、

「アキラなんて脇役でも見たくない演技」
「下手すぎて…見ていて痛々しい」
「ドラマですらこの結果なのに、一体誰がお出して劇場に行ってまで見るのよ」
「フジ順調に破滅していってるね」

 と批判と呆れ声で溢れかえっているのだ。

 先日の27時間では「本気」を掲げ、再生への決意を声高に叫んだフジテレビ。しかしながら、早くもワースト記録の更新と、情勢はかなり厳しいと言わざるをえない。ドラマ打ち切りに踏み切ったところで、フジテレビは今後も悲惨な展開が待っているようだ。

■AKIRAも茨の道? “低視聴率”“打ち切り”ドラマ主役のその後

ドラマ不調の流れがここまで来たか――。AKIRA主演の連続ドラマ「HEAT」(フジテレビ系)の低視聴率が注目の的である。11日の視聴率2.8%はテレ東を除く民放のゴールデン・プライムの今世紀最低。これまで低視聴率とか打ち切りで騒ぎになった連ドラの主役はその後どうかというと、悲惨な状況に追い込まれている。

 まず03年に放送された真中瞳主演の「メッセージ」(日本テレビ系)。当時はまだドラマが人気で、1ケタになっただけで打ち切りが囁かれた時代だが、「メッセージ」は6話で3.1%を記録。平均でも4%台で10回の予定が8回に短縮された。真中はこれで立ち直れず、民放での主役はなく、06年には所属事務所も辞め、09年に東風万智子と名前を変えて、2時間ドラマや連ドラのチョイ役で出演している。

出典ticket.st

 

04年放送の「愛情イッポン!」(日テレ系)は人気絶頂だった松浦亜弥(29)の初主演ドラマだが、2話から1ケタにダウン。5話で4.5%になり、平均でも7%超と低迷。以後、優路線から離脱していった。「HEAT」の2.8%の前にワーストだった13年の「夫のカノジョ」は川口春奈(20)の初主演作だが、5話に3.0%を記録し、8回で打ち切りになった。

「それでも若い川口はくじけず、放送中の『探偵の探偵』に2番手で出演しています。かつては上戸彩が03年の『ひと夏のパパへ』(TBS系)で3.6%を記録してダメ優の烙印を押されましたが、その後もめげずに出続け、最近は高視聴率を叩き出している。川口には上戸を目標にしてほしいですね」(ドラマウオッチャー)

一方、男優で叩きのめされたのは12年放送、オダギリジョー主演の「家族のうた」(フジ系)である。平均で4%に届かず、4話には3.1%という屈辱の視聴率になり、8話で打ち切られた。その後のオダギリは民放のGP帯のドラマで主演はなく、個性的な脇役に徹している。

 06年放送、速水もこみち主演「レガッタ」(テレビ朝日系)は5%を切ることが4回もあり、9話で打ち切り。だが、もこみちは翌07年の「東京タワー」(フジ系)で巻き返し、得意の料理の腕前を生かし、情報番組でも活躍している。

 一度「低視聴率」のレッテルを貼られると、立ち直るまでかなりの時間がかかる。AKIRAにもこれから茨の道が待っている。

■『戦う!書店ガール』同枠史上初の9話打ち切り決定

AKB48の渡辺麻友と、優の稲森いずみがダブル主演を務める連続ドラマ『戦う!書店ガール』(関西テレビ制作・フジテレビ系/火曜22時~)が、6月9日放送の第9話で最終回を迎えることがわかった。

 先月の第3話で、すでに“打ち切り圏内”といわれる4%台にまで落ち込んでいた同作。さらに、最新話では平均視聴率3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同枠の各話平均視聴率において歴代ワーストを記録した。

「1996年4月の新設以降、反町隆史主演『GTO』や、SMAP・草なぎ剛主演『僕と彼と彼の生きる道』など、全話平均20%を超えるヒット作を生みだしてきた“火22”枠ですが、全10~12話が通常。9話で終了するのは、歴代初となります。ちなみに、メインキャストである木下ほうかの公式ブログには、いまだに<『戦う!書店ガール』全10話>の文字が物悲しく残っており、渡辺のファンからは『悲しすぎる……』と嘆く声も」(テレビ誌記者)

 現在、ネット上では「やっぱりね」「放送前から、ダメそうだった」「企画の時点で失敗してる」といった書き込みが目立つ。さらに、「まゆゆの人気は、所詮、アイドルファン止まり」「まゆゆの演技は悪くはないけど、主役はちゃんとした役者に演じてほしい」など、渡辺を起用した同局に疑問の声も。

「渡辺にとって、プライム帯での連ドラ主演はこれが初。演技への評価は決して悪くないものの、“優”として世間に認められるには、まだ時間がかかりそう。また、昨年の“シングル選抜総選挙”でセンターに輝いた影響で、ここ1年はピン仕事が増えていた渡辺ですが、同時に、彼の潜在視聴率の低さも露呈。次の総選挙で2連覇でもしない限り、今回のような大抜擢は当分なさそう」(同)

 同作については、「脚本が悪い」「誰が主役でもコケる」との意見も目立つが、放送前の制作発表で「脱・アイドル」を高らかに宣言した渡辺は、打ち切りに何を思うのだろうか……?

 

■「打ち切りドラマ」の影響で川口春奈は“視聴率恐怖症”に

2013年のゴールデン初主演ドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)は8話で打ち切られ、その平均視聴率は3.8%。同じく低視聴率により8話で打ち切られた2012年4月期放送のフジテレビ系「家族のうた」(オダギリジョー主演)の平均3.9%を下回り、テレビ東京を除く、今世紀以降のプライム帯(午後7~11時)で放送された民放の連続ドラマの最低を更新した。

「それ以前にも、『桜蘭高校ホスト部』(2011年/TBS系)は平均2.8%、『放課後はミステリーとともに』(2012年/TBS系)は1.5%、『天魔さんがゆく』(2013年/TBS系)は1.4%と出演したドラマは、深夜帯とはいえいずれも散々な結果でした」(テレビ誌ライター)

「夫のカノジョ」は39歳の主婦(鈴木砂羽)と20歳のOL(川口)が入れ替わるファンタジー・コメディ。「入れ替わりものは新鮮味に欠けるため、ドラマファンは食指を動かしません。ましてや裏番組は今季トップの視聴率を更新中の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)だったため、メディアに面白おかしく対比されてしまった。事務所は彼が数字を気にしないように『ネット閲覧禁止令』を出したようですが、本人は後に“視聴率恐怖症”に陥っていたことを告白しています」

■【TVドラマ】視聴率3%台の衝撃!ドラマが打ち切りになる背景

12年4月から放送中のフジテレビ系日曜9時の『家族のうた』、そして日本テレビ系水曜10時の『クレオパトラなたち』が打ち切りとなることが決定。テレビドラマが打ち切りとなる背景や、その要因を分析しました。

2話以降はほとんど見ている人も少ないだろうから、一応お伝えしておくと、このドラマにはちょっとだけ出てくるゲストが毎回いた。単に通りすぎるだけだったり、一言しゃべるだけだったりするのだが、それがやたら豪華で、2話以降は、東京スカパラダイスオーケストラ、木村充揮(憂歌団)、浅井健一、遠藤ミチロウ、NOKKOという面々だった。そして、最終回には仲井戸麗市の出演がすでに発表されている。最終回くらいはもう少し多くの人に見てもらえるといいんだけど……。

ところで、打ち切りドラマといっても、本当に打ち切りかどうかがハッキリとしない場合もある。それは、テレビ局が連ドラの放送回数を最初に発表しないケースもあるからだ。連ドラはもともと、視聴者の反応を見て、内容に修正を加えていくことは珍しくない。だから、放送回数が少ないと思っても、テレビ局側が想定内といえば、打ち切りではないということになってしまうのだ。

過去の打ち切りドラマとしては、2002年1月期に日本テレビ系で放送された『ギンザの恋』がかなり有名だろう。平均視聴率は5%で、全10話の予定が7話で終了した。今や売れっ子の福田雄一なども脚本協力として参加していて、個人的にはかなり面白く見ていたが、おそらくあの実験的なテイストを10時台に放送するには時期が早すぎたんだと思う。ちなみに、『ギンザの恋』の主役は、今回打ち切りとなった『家族のうた』にも出演しているトータス松本。どちらもトータス松本のせいではないが、2度も強烈な打ち切りにあってしまうとは、可哀想としかいえない。

2003年1月期に、同じ日本テレビ系の月曜10時枠で放送された『メッセージ~言葉が裏切っていく~』も、有名な打ち切りドラマだ。平均視聴率は4.4%で、3%台も3回記録。全10話の予定が8話で終了した。主演は『進ぬ!電波少年』でブレイクした真中瞳(現・東風万智子)だったが、人気と実力に差がある時期で、これはさすがに見続けるのがつらかったと記憶している。

他にも、「レガる」という低視聴率をあらわす言葉まで生まれた2006年の『レガッタ~君といた永遠~』(平均視聴率5.4%)や、『ひと夏のパパへ』(同5.6%)、『下北サンデーズ』(同7.3%)、『鉄板少アカネ!!』(同8.8%)などが、最近では1話短縮で終了している。

ドラマが打ち切りになる理由は、視聴率だけが問題とは限らない

日本テレビ系水曜10時の『クレオパトラなたち』も、6月6日放送の第8話で終了することが決まっている。ただ、こちらはあくまでも編成上の理由で8話になったと、局側はコメントしている。

『クレオパトラなたち』は、美容形成外科クリニックを舞台にしたドラマで、脚本は大石静。佐藤隆太、稲森いずみ、北乃きい、余貴美子、綾野剛などが出演していて、7話までの平均視聴率は、7.7%となっている。自分は美容形成にまったく興味が無いが、それでも今期の連ドラの中では『リーガル・ハイ』に次いで楽しみにしていた作品だった。とにかく作りが丁寧で、きちんと人間を描いているところが好きだった。当初の予定より短縮されたのは明らかなので、このドラマの完全版が見られないというのは残念で仕方がない。

このドラマの場合、美容形成を扱っていることもあって、化粧品も出している筆頭スポンサーは最初から提供クレジットに社名を出していなかった。そういう意味では、最初からプレッシャーはかかっていたようだ。ちなみに、その会社は『家族のうた』の放送枠も一社提供していて、フジテレビの偏向報道騒ぎの時には、一緒にデモによる抗議も受けていた。まあ、要するに、今回の打ち切りには、いろいろと大人の事情も絡んでいそうってことだ。

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