小説とシナリオの違い、書き方について カテ違いだったようで、改めて質問します。 普段は趣……

初めまして、文庫化とはずるい……私もたまたま運悪く一歩手前で文庫化を逃した人間ですｗ いいな、いいなー、私だってすぐに書店に平積みされてやるんだから！

と前置きはこれくらいにして、ゲームのシナリオなんてものも書いています。と言っても１年ほど前からで、半年ほどしか活動していませんが。すべてフリーですが、これまでに５作ほど作りました（うち３つは個人）。すべてのシナリオを総合すると原稿用紙１２００枚ほどかな。
基本的な書き方は変わりませんが、大きく違うところはどういった効果を入れるかということ。

例えば画面暗転やどういった背景を表示させるか、ＢＧＭ、効果音、立ち絵、表情変化など。すでに素材があるのであれば、それを指定します。

ちょっと参考までに、

（音楽 夜、雨を連想させる曲）
（背景 雨の街）
（効果音、雨の音、徐々にフェードアウト）

どんよりと重たい雲はどこか、自分の心を映した鏡のようだと思った。うるさいほどの雨音の中、俺は傘も差さないで立っていた。

（背景 一枚絵 雨の中向き合う少年と青年）

夏も近いというのに雨は冷たくて、まるで心まで冷え切ってしまいそうな、そんな夜。街灯の明かりだけが弱々しく、アスファルトと目の前の少年を照らしていた。少年は地面にしっかりと足をついて、俺とおなじように傘も差さないで立っている。その大きな瞳をまっすぐ俺へと向けて、髪の毛からしたたる雨水が入るのもかまわず、記憶へと焼き付けているようだった。

こんな感じです。ほとんど小説の書き方と変わりません。あと必要なら台詞の前にキャラクターの名前を入れるくらいかな。

昔にゲーム制作の手順などを、サークルメンバーに教えるためＨＰを作ったので、参考になるか分からないけどリンクを張っておきます。

http://inferior.dousetsu.com/simpleVC_20100913200850.html