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高齢者の筋力低下と体調不良について。 どのような関連性がありますか? ~~~~~ 筋力低下と体…

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高齢者の筋力低下と体調不良について。
どのような関連性がありますか?
~~~~~
筋力低下と体調不良はどのような関連性がありますか?

以前、母親(70歳)の体調不良について質問させていただいたのですが、
その後、めまいなどの症状は治まり、食欲も戻ってきているようです。
不安感もなくなってきたということで、安定剤もやめたようです。

ただ、足が震える感覚があり、座っているのも気持ち悪いので、
サポーターやホッカイロで温めていたようです。
めまいではないが、肩から首が重くて気持ち悪い、
座っていたり横になったりしているのも落ち着かないなどのようです。

整骨院(接骨院?)に行ったところ、
筋肉が固まっているので、動かすようにと言われたらしく、
軽い体操(肩や首を回す等)や散歩をするようになりました。
父親も腰が悪いのですが、歩いたほうがいいとのことで、
最近は二人で一緒に歩いているようです。

母親は2年ほど前まで、パートで動く作業をしていたので、
1日1万歩は軽く歩いていたのですが、
やめてからは少なく、ふくらはぎを見てもかなりやせ細っています。

ちょっとした疑問なのですが、
筋力が落ちると、どのようなところに影響が出てくるのでしょうか。

食欲が戻ってきているとはいえ、
もとからお肉類はほとんど食べないし、
野菜中心で食べる量も少ないです。

最初の頃は30分くらいの散歩だったのですが、
昨日あたりはかなりの距離・時間を歩いたようです。
周りに同じような方々がたくさん歩いているらしく、
楽しんでいるようなのでいいのですが。

「筋力が落ちると具合が悪いのにつながるのはなぜなんだかね」
と母親が聞いてくるので、
わかりやすく伝えられたらいいなと思っているのですが、
もしご存じの方いらしたら教えてください。
よろしくお願いします。

  1. 匿名 より:

    筋力低下と体調不良は関連がありません。

    体重減にて、抵抗能力や恒常性保持機能の低下はありますが

    筋力とは関係ありません。

    参考資料です。

    機能的老化と疾病
    身体機能は加齢とともに低下する。これは人間が生物である以上避けられない老化現象である。この老化のメカニズムについてはいくつかの学説1)があるが、未だ明確にされるに至っていない。この生体の老化現象に加えて、飛躍的に発展した文明社会の恩恵によって得られた生活の豊かさと便利さは、人々の身体活動の機会の抑制と減少を生みだし、さらなる身体機能の低下に拍車をかけているといっても過言ではない。
    健康で豊かな日常生活を営むことのできる健康寿命を延伸するためには、可能な限り身体機能の老化を抑制し、生活環境に適応することのできる身体能力を維持することが必要である。
    表1.主な老化学説

    Ⅰ.筋の加齢変化
    身体機能は加齢とともに低下するが、その低下の程度は個人差があるとともに身体の部位によっても異なる。様々な身体機能の加齢変化に影響を及ぼす因子としては、筋の加齢変化が密接な関係にあると考えられる。

    Ⅰ-1 筋力の低下
    ここでは、骨格筋が発揮する張力を筋力として解説する。筋力は、ほぼ30歳代をピークとして暫時低下傾向を示す。その低下の割合は50歳代から高くなる傾向が顕著にみられる。80歳代では30歳代の筋力の約30~40%低下することが知られている。この筋力低下の要因の一つとしては、筋の単位断面積あたりの筋力は20歳代でも70歳代でも差がないと報告されていることから、加齢による筋力低下は筋量の減少が要因であると考えられている。
    また、筋力の低下には運動単位の減少も関連していると考えられている。運動単位とは、一つの運動ニューロンとこれによって支配されている筋繊維群を総称するものである。すなわち、筋活動が不活性になるとその部位の運動ニューロンは消滅し、その結果運動単位が減少する。運動単位の減少は筋活動単位の減少につながるため、発揮される最大筋力は低下することになる。運動単位には、S型(TypeⅠ)、FR型(TypeⅡB)、FF型(TypeⅡA)があるが、老化にともない減少する運動単位は、主にFR型とFF型であり、S型の機能はほとんど維持されることが知られている。

    Ⅰ-2 筋量の低下
    身体の全身筋量は加齢とともに減少傾向を示す。対して全身の脂肪量は加齢とともに増加する傾向にある。身体を動かす働きを担う筋量が減少するにもかかわらず、その動かす重量、すなわち体重が増加することは、身体の動きを抑制することになる。
    高齢者の健康寿命を延伸するためには、この筋量の減少を最小限にとどめ、過剰な体脂肪の蓄積を防ぐことが大切であるといっても過言ではない。
    筋量の加齢変化による筋量の減少は、主に体重を支える抗重力筋で起きるとされている。その顕著な例を大腿部にみることができる。下図は40歳代から89歳までの成人女性の大腿伸筋群と大腿屈筋群の筋横断面積の加齢変化を、40歳代を100%とした場合の各年代の40歳代に対する筋横断面積の割合を示したものである。このように大腿屈筋群、すなわち大腿後部の筋群では40歳代から80歳代までほぼ同等の筋量であるが、大腿伸筋群、すなわち大腿前部の筋群では、80歳代では40歳代に比べ約4割も筋量が減少している。このことは後にも詳説するが、高齢者の姿勢や歩行能力にも大きく関与する現象である。
    筋量が減少する要因は、筋繊維の萎縮と筋繊維数の減少によるものと考えられている。筋繊維はその機能から大きく分類するとTypeⅠとTypeⅡに分けられるが、加齢にともなう筋繊維の萎縮ではTypeⅡの選択的萎縮がTypeⅠの萎縮より速い傾向がみられる。さらに萎縮が進むと、TypeⅠの大径化が起こるとともに、TypeⅡでは小径化が進み、さらには崩壊が起こり消失する。高齢者が素早い動きができなくなることは、このTypeⅡ繊維の小径化あるいは減少が原因であると考えられている。

    【補足】整骨院で言われた「筋肉がかたくなっている・・・・」の意味が不明です。

    筋肉の柔軟性・弾力が低下しているなら理解出来るのですが・・・・筋肉が固くなるのは医学的に有り得ないおで・・・

    筋肉の柔軟性・弾力の低下であれば、体調不良の原因もあります。

    筋肉がポンプ作用があり、血液循環に大きく影響します。

    弾力がなくなるとポンプ作用も低下するので、下肢の浮腫・ダルさの原因になります。

    柔軟性がなくなると、骨・関節・靱帯に負荷が掛かりやすく、変形の速度が早くなります。

    また姿勢の保持が難しくなり、前かがみの姿勢で腹部を圧迫し、腸の蠕動運動の低下=便秘。

    心肺機能低下・消化器系統の圧迫による逆流性食道炎。

    皮下脂肪がなくなると、恒常性の低下でカゼを引きやすくなります。

    専門用語でロコモティブ(ロコモ)と言い、ロコモン体操が有効です。

    転倒防止にはレッドコード・エクササイズが有効です。

  2. 匿名 より:

    おっしゃるとおり柔軟性・弾力の低下のことだと思います。母にわかりやすく言ってくれたのだと思います。補足へのわかりやすいご回答、ご丁寧にありがとうございました。



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