真・三国無双7シリーズはいくつも種類がありますが具体的にはどう違うのでしょうか？ 無双シリーズ…

『真・三國無双7』
一番最初に発売されたもの
ストーリーモード(魏伝、呉伝、蜀伝、普伝、他伝)とやり込み用のサブモードである将星モードが収録

『真・三國無双7猛将伝』
真・三國無双7の追加ディスク
ストーリーモード(呂布伝とアナザーIFシナリオ)と、様々なルールでスコアを競うチャレンジモード、上記と同じ将星モードが収録(将星モードには追加要素有り)
武将が5人追加され、全キャラにアクションも追加。他にもいろいろな調整が加えられている
ただし、上記の真・三國無双7に収録されていたストーリーは単独では遊べない
真・三國無双7のディスクを認証させることで真・三國無双7のストーリーが猛将伝でも遊べるようになる

『真・三國無双7with猛将伝』
上記の真・三國無双7と真・三國無双7猛将伝の両方の内容が一纏めになった物
今から買うのであればこれの一択
上記の猛将伝が真・三國無双7を持ってるユーザー向けの追加ディスクで、こちらは新規ユーザー向けの完全版

『真・三國無双7Empires』
かなり毛並みが違う作品
上記の作品に収録されていたモードは一切無い
メインモードの争覇モードはストーリーは全く無く
内政パートで自国を強化し、他国に侵攻して自分の国の領土を広げて、最終的に全領土を自国の支配下において天下統一を果たすのが目的となるゲーム
所謂、三國志シリーズや信長の野望シリーズといった国取り型のシミュレーションゲームのシミュレーションパートをかなり簡易的にして、戦闘パートを無双の戦闘に置き換えたものがEmpiresシリーズ

ストーリー要素は無い(シナリオは各年代ごとに各領地に配置されてる武将がその年代に即したものになるだけで、ストーリーがあるわけではない)ので、合わない人にはこの時点で合わない

真・三國無双7シリーズで唯一エディットモードがあるのがこの作品ですが、人を選ぶ作品なんでオススメはしづらい

一度争覇モードをクリアして、もう一度新たに争覇モードを開始すると武将のレベルはあた初期からスタートするので、アクションゲームで良くあるキャラのレベルを上げて育成を楽しむということはまず出来ません
毎度毎度、新しい争覇モード毎に違うシチュエーションで天下統一までの「過程」を楽しむゲームです

一応、争覇モード開始時に今まで獲得したことがある武器や秘計を最初から所持した状態でスタートできる設定があるんで、武器や秘計の収集のやり込み要素はある

戦闘も独特で、個人で無双するよりは仲間との共闘に重きをおいた内容になっている
戦闘マップには味方と敵の本陣があり、この本陣落とす(落とされる)ことで勝敗が決る
本陣以外にも各所に拠点が複数あり、両本陣と各拠点の間には兵站線と呼ばれる線で繋がっており、各地の拠点を制圧しながら自分の本陣から兵站線をどんどん伸ばしていく
そして、最終的に自軍の本陣―自軍の拠点と繋げていった兵站線が敵本陣まで繋がると敵本陣が落とせるようになる
拠点は的に奪われることもあるので、せっかく兵站線を敵本陣まで繋げたのに敵に間の拠点を奪われて本陣が落とせなくなる。なんてこともあるので、拠点を守る必要もある
そういう時に味方に指示を出して拠点を守らせたり、拠点に向けて進軍している敵を阻止させることもできる
一人で戦うのではなく、味方と協力しながら拠点の陣取り合戦を行うのがエンパの戦闘
また、火計や水計、自己強化や櫓の建築などの様々な効果を引き起こす秘計を使うこともできる
もちろん敵も秘計を使ってくるので、油断してると思わぬ所で逆転されてしまうことも……

ハマれば非常にハマる作品なんですけど、上記の通り人を選ぶゲームなんで人に気軽にはお勧めできません
ただ、エディットだけは無双シリーズトップクラスなのは間違いありませんが

初期はバグや細かな不満点が多かったため、今現在中古価格が安いので試しに購入してみるのも有りかも
もちろん、アップデートで致命的なバグは粗方修正され、不満点も大分解消されてるのでそこはご安心を